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【後編】GENIC編集長 藤井利佳とフォトグラファー6151の「伊豆・伊東旅」produced by Izu Letters

伊豆の観光情報サイト「Izu Letters」が、公式LINEアカウント開設告知キャンペーンとしてこの春に実施する「Trip Rally Season1 in 伊東」(開催:2024年4⽉1⽇〜6⽉30⽇)。伊豆の魅力的なスポットを巡りながらポイントを獲得することでプレゼントに応募できる、ポイントラリーイベントです。
Season1でチェックポイントとなるのは、伊東市内のさまざまなスポット。6つの「ボーナスチェックポイント」も設定されていて、そこでは3倍ものポイントと、フォトグラファーの6151さん撮影による、イベント限定のオリジナルNFTがもらえます。
今回は、そのボーナスチェックポイントを、ちょっとお先にGENIC編集長の藤井利佳とNFTを撮影した6151さんが女子旅。藤井の旅エッセイ形式で、魅力をたっぷりとお届けします。
本記事は後半です。

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ボーナスチェックポイント4:小室山リッジウォーク“MISORA”

Photo:6151
「全然怖くないよ~、行っておいで!」とリフトの操作員に送りだされて出発。

前半の記事にも書いたとおり、本当にすごい快晴の日に当たった、ニッコリお天気旅。後半をお届けします。
4つ目のスポットは、標高321mの小室山の頂上にある「小室山リッジウォーク“MISORA”」。まずは約5分のリフト移動です。頼みの綱はリフトを支える1本の支柱のみというシンプルさですが、そのおかげで、景色を存分に楽しみながらの空中散歩は自由で爽快度満点。なんとワンちゃんとも一緒に乗れるそうで(5kg未満の小型犬のみ)、愛犬家からも大変人気のスポットです。地面までの高さはそんなにないので、高所恐怖症でも心配なし。それでもどうしてもバツ!の方は、徒歩約20分で登れるのでご安心を。

Photo:6151
リフトを降りて左手にあるベンチ前から、富士山を望む。

富士山!リフトの途中からもうずっと富士山!すごいです。伸びもしたくなるってもんです。が、今回は6151さんの指定ポーズでした。「上手にできました!」と褒めてもらいました、笑。

Photo:6151
同じくリフトを降りて左手。北側の景色と。

女子旅っぽさも1枚。光があるところには影もある、ですね。季節によってはここは緑色の芝生。雪化粧の富士山はやはり素敵ですが、一面グリーンのシーズンにも来てみたいな、と思いました。そうそう、下にある小室山公園は、4月中旬からツツジが見頃になるそうで、一面に広がる赤色の美しいグラデーションが全国的にも有名なんだとか。そうだ、「Trip Rally」も始まるし、また春に来よう。

「小室神社」でおみくじ

Photo:6151
地震・海難・火災・疫病から人々を守り、復興を見守る神として信仰されている。

山頂には、ちっちゃくて可愛い「小室神社」があります。梅が咲いていました。開運おみくじは100円。「吉」でした!やった!「旅立よろし」やったやった!

Photo:6151
リッジウォークは、山陵「リッジ」と、板張りの遊歩道「ボードウォーク」をかけた造語。

「小室山リッジウォーク“MISORA”」の見せ場。山頂をぐるっと1周できる遊歩道です。「MISORA」の意味は「海」と「空」ということで、このとおり。キラキラ光る相模灘とパステルがかった空のコンビネーションが最高です。

「Café・321」とガラスの展望ブリッジ

Photo:6151
全席オーシャン&スカイビューの「Café・321」。真ん中の「・」は地図記号の標高点。

ゆっくりくつろげる「Café・321」もあります。「321」は標高。ちなみに、リフト下にあるレストランは「Kitchen 218」。そちらは標高218mにあります。ガラスに映った富士山、気づきましたか? 見つけたときは、得した気分になりました。なんだかご褒美をもらった感じ!

Photo:6151
空中に突き出すように作られている。見晴らし最高。

小室山に来たら必ず立ち寄ってほしい、ガラスの展望ブリッジ。「Café・321」の奥にあり、カフェ利用客だけの特典スポットです。みんな写真を撮っていて、私もカップルに頼まれて撮りました。私に頼んで正解です!様々な角度で、10枚以上!

Photo:6151
店内からガラス越しの展望ブリッジ。

カフェに入って右端の席からは、ドリンクと展望ブリッジを、こんな構図で撮ることができます。
これは「地層カフェラテ」と名づけられた、チョコレート入りのカフェラテと、酸味が疲れを吹き飛ばす「ザクロビネガーソーダ」。ちなみに沼津のクラフトビールもメニューにあります。仕事じゃなけりゃ、飲んでた。

美味しいお土産

Photo:6151
私と6151さんが買った旅の思い出。

お土産は、リフト下の「Kitchen 218」に併設された「SOUVENIR SHOP」で。オレンジのコンポートと、4種類の野菜が入ったラウンドピクルス。これ、真似して作りたい! 製造は大阪の会社のものですが、全然いいのです。私はここで出会った、そのことを覚えているし、6151さんと2人で1つずつ、わいわいしながら選んだことも、旅のよき思い出だから。これはまさに「伊豆土産」なのです。

ボーナスチェックポイント5:伊豆シャボテン動物公園

Photo:6151
「元祖 カピバラの露天風呂」。みんなひっつきあってトロンとしている。

知ってましたか? カピバラって温泉に入るんですよ。寒がりなんですって。しかもここは「元祖」。伊豆シャボテン動物公園の飼育員さんが、カピバラがお風呂好きだってことを見つけたそう。この方たち、1時間も浸かったままのこともあるそうで、負けた…。さらに、ゆず湯どころか、いちごの湯とか、りんごの湯とか、桜の湯とか…時期に合わせてゴージャスな温泉に入っていらっしゃる。負け、負け、負けた。寒い時期だけなので、2024年は4月7日までです。時間は14時半までなのでお気を付けを(私たちは知らずに入口から走った)。エサやりもできます。ムシャムシャ食べてくれます。

Photo:6151
2019年にできたレッサーパンダ館も人気。

基本的に放し飼いだったりガラスがなかったり、かなり近くで動物を愛でられるのが、伊豆シャボテン動物公園の特徴。レッサーパンダも目の前をグールグル。

Photo:6151
広場でのびのびしているアヒル。アヒルの餌場にはゲストの鳩も。

公園のシンボルでもある、「高原竜」の股(?)をくぐって入る温室「メキシコ館」。左奥のまあるい山は「大室山」。山焼きされたばかりで黒い姿。手前にいるのはアヒルさんたち。正直めっちゃいます。CMを見過ぎているせいか、アヒルは日本語を話す生き物のような気がしてなりません。

Photo:6151
「オレにさわるとケガするぜ!」の立て看板が3か国語で至るところに。

世界中のサボテンや多肉植物に包まれます。なんとその数、約1500種類とか。隠れミッキーを探したくなる瞬間が何度も訪れます。ちなみになぜ「シャボテン」かというと、昔はサボテン、シャボテンはどちらも使われていた言葉で、開園したころは、どちらかと言うとシャボテンのほうがメジャーな呼び名だったそうです。

日本唯一の「シャボテン狩り」

Photo:6151
ひとつひとつ値段がついていて、自分の好きなだけ狩って購入ができる。

なんといっても私が楽しかったのは「シャボテン狩り」。サボテンって狩れるものだったのか、知らなかった!と思ったら、なんと日本で唯一だとか。その狩り方は箸でスポッです。たくさん種類があって迷いながら、目が合った子を連れて帰ると決めて。

Photo:6151
私が狩ったサボテン3種。

選んだサボテンは、これまた自分で選んだ容器に、お店の人が綺麗にセットしてくれます。揺れないようにしっかり固定して、ケーキ箱のようなスタイルで持ち帰れるようにしてくれるので、旅の途中に買っても安心。冬は3週間に1回くらいの水やりということで、私には合っていそうです。

ボーナスチェックポイント6:伊豆テディベア・ミュージアム

Photo:6151
伊豆と那須、2箇所にあるテディベア・ミュージアム。

テディベア ファン垂涎のレアものも並ぶ、「伊豆テディベア・ミュージアム」。テディベアには細かい定義はなく、その意味は「くまのぬいぐるみ」とのこと。ってことは、テディベアってば、子供を救ってきた世界の救世主なのではないだろうか。みんな一度はなぐさめてもらったことがあるでしょう?

Photo:6151
入口を入ったところに鎮座するテディベア。多分、館長。

館長(?)さんがお出迎えしてくれます。2階のファクトリーでは、テディベアを作れるワークショップもあって大変な人気。予約を忘れずに、訪れてください。

Photo:6151
お庭には木々もたくさんあって、いい撮影スポットだらけ。

みんな館内でどんな写真を撮っているのだろう?とSNSを見てみたら…ワークショップで作ったテディベアや、相棒をおうちから連れてきて撮影している! そこで、私たちも「ぬい撮り」にチャレンジ。もう、可愛いが止まりません。夕方の西日がまたエモなのです。

Photo:6151
ティールーム前の、天井に着きそうなほど大きなテディベア。

ティールームには、ケーキにスコーンにプリン、ブラウニーと魅力的なスイーツメニューが勢ぞろい。テディベアを象ったミニクッキーが付いていて、写真を撮りたくなっちゃう可愛さ。外にも席があって、これからの季節にぴったりです。
これにて、6つのボーナスチェックポイント紹介、完!

伊豆・伊東の6つのスポットを巡って

旅することは非日常か?と聞かれたら、私にとっては日常です、と答えます。非日常ならなくても生きていけるかもしれないけれど、私には毎日を暮らしていくために旅は必須だからです。何度も言ってきていることですが、旅の始まりは「計画」。これをしなければスタートを切れません。その計画は大きなものじゃなくてもいい。今週末はお天気がよさそうだな、とか、朝起きて、体が出かけたがってるな、なんていうちょっとしたきっかけを使ってその場で考えてもいいんです。そんなとき、その計画を助けてくれるのが、行きたい場所のストックリスト。コツは、日々のなかでインプットしたスポットを、「ひとつのメモ」に残しておくことです。いろいろなところに保存するとわからなくなってしまうので、今、スマホのメモなどを開いて、「行ってみたい未来の旅先リスト」とまずタイトルを打ち込んで、この記事のURLを保存し「伊豆・伊東」と書いてください。これでもうあとはいつもここに追加していけば大丈夫。旅の計画を簡単にしてくれる自分だけのリストができていきます。今日、いま、すぐに作りましょう!

「Trip Rally Season1 in Ito」は、2024年4⽉1⽇〜6⽉30⽇の開催です。この期間に小室山はツツジに彩られ、大室山ではラベンダーが咲き誇ります。東京からたった1時間半、カメラを持って美しい季節にぜひ出会いに行ってください。

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Trip Rally Season1 in 伊東詳細はこちら

各スポットの詳細はIzu Lettersの記事で!

【小室山リッジウォークMISORA】海と空が広がるフォトジェニックな小室山
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