山田杏奈
2001年1月8日生まれ、埼玉県出身。近年の主な出演作に映画「ジオラマボーイ・パノラマガール」(2020年)、「哀愁しんでれら」(2021年)、ドラマ「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」(2021年)など。今後も多数の公開待機作が控えている。
酒井貴弘(Photographer)
長野県生まれ。ポートレート・スナップを中心に、広告やファッションの分野で活動。雑誌掲載やWEBメディアでの執筆などSNSを中心に写真文化向上のための活動も精力的に行っている。
愛用カメラ:Nikon Z 6/RICOH GR Ⅱ
煌めきに出会えた瞬間
Interview Photographer
Q. この写真はどのような設定、どのような想いで撮られた作品でしょうか?
山田さんのふとした表情が美しく、そこに迫って撮影をしたいと思い接写を試みた瞬間、そこに美しい光を見つけました。ファインダーの中に広がるその光は山田さんを優しく包み込み、美しい表情と相まって幻想的な表現になりました。山田さんの持つ澄んだ心の煌めきみたいなものに少し触れられた気がして、個人的にもとても好きな写真です。
Q. なぜ山田杏奈さんを撮りたかったのですか?
山田さんの写真集を見つけたとき、可憐さの中に力強く意志の宿ったその瞳の魅力に引き込まれて撮ってみたいと思うようになりました。映画や映像作品のときと写真に写っているときの見え方が全然違っていたり、作品ごとに醸し出す雰囲気が変化したりしていて、女優として表現の才能に溢れた人なのだろうと思っています。
Q. 今回の撮影コンセプトと撮影舞台設定について教えてください。
四万温泉という街を舞台にした、「山田杏奈さん自身が主役で主演の台本のない物語」をコンセプトに撮影を企画しました。普段誰かを役として演じる女優さんが、自分自身を自由に演じ表現したらどんな物語が綴られるのか、それを見てみたいと思いこのコンセプトにしました。
Q. 写真のあがりを見たときの感想を教えてください。
まず女優としての力を一番感じたのが、目で表現をする力でした。
シチュエーションによって微妙な表情の変化を目で表現していて、それによって引き込まれる世界が作られているのを感じてさすがだなと思わされました。
Q. 自分だからこそ撮れる写真とはどのようなものだと思いますか?
自分だからこそ撮れる写真はこれだという確信はまだ持てていませんが、写真を撮ることでその人が持つ魅力を肯定し、その魅力が誰かにも伝わる写真を撮っていきたいと今回の写真展を通じて強く思うようになりました。
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