あてのない散歩の合間に見えてくる、写真家のユニークな視点を楽しんで
「歩いて、いい被写体を見つけ、そして写真を撮る」という流れは、プロアマを問わず、カメラを手にした人なら必ずしていることではないでしょうか?
私もその内の1人であり続けています。もともと旅が好きで、旅のさなかでは常に歩き倒して思わぬ被写体に出くわしたり、今まで見慣れたものが突然新鮮に見えたりということを繰り返しながら、スナップしています。このYouTubeチャンネルでは、そんな私の散歩している姿と撮影をしている様子を、TV番組のブラタモリ的な感じで、ゆるゆると見れます。プロの写真家がどんな風に被写体を見つけ、切り取っているのかのサンプルとして楽しんでいただけたら嬉しいです。
藤代冥砂
「ほほう、散歩」で公開している動画をご紹介
動画は、藤代冥砂が様々な街を散歩しつつ撮影。
ゆるっとしたテンポで切り取っていく風景には、写真家ならではのユニークな視点が散りばめられています。
素人ムービーカメラマンの節子(本業は敏腕編集者)のカメラワーク&トークにも注目。
毎週土曜日21:00に更新予定です。
藤代冥砂 プロフィール
フォトグラファー 1967年生まれ、千葉県出身。女性、聖地、旅、自然をメインにエンターテインメントとアートを横断した作品を発表。写真集に『ライドライドライド』(スイッチ・パブリッシング)、妻の田辺あゆみを撮った『もう、家に帰ろう』(ロッキング・オン)など多数。2022年7月、北海道から沖縄まで全国を巡って産前産後の家族の姿を撮影した『NOW & THEN』(光文社)を発売。「新潮ムック月刊シリーズ」で第34回講談社出版文化賞写真賞受賞。小説家として『誰も死なない恋愛小説』『ドライブ』なども発表し、近年は詩作にも取り組んでいる。