最後の皇帝メフメト6世が退去するまで、オスマン帝国の王宮として利用されていた「ドルマバフチェ宮殿」。現在は迎賓館として使われていて、観光客も見学ができます。
バロック様式とオスマン様式を折衷させた白亜の宮殿は、ボスポラス海峡に張り出した埋立地に建っていて、宮殿から直接、船でイスタンブールの街との行き来が可能です。
285の部屋、46のホール、6の浴場(ハマム)、68のトイレがあり、それぞれの部屋が趣の異なる内装です。
“吹き抜けの儀式の間” の天井から 吊るされた、高さ36メートル、重さ4.5トンのシャンデリアは、特注のバカラ製というゴージャスさですが、残念ながら宮殿内は撮影禁止。
上の写真は、船着き場にある繊細な装飾が施された門。
白い門と、青い海とのコントラストが美しく人気があるフォトスポットです。
観光客向けの入り口の横にある、バロック様式のサルタナト門も人気があります。
宮殿の入り口にある皇帝の門は、撮影するには人が多過ぎますが、運がよければ、オスマントルコ時代にタイムスリップしたかのような衣装をまとった、メフテル(軍楽隊)の演奏を聴くことができます。
チケット購入の列に並ばずに入場できるMUSEUM PASSを使えば、トルコ・イスタンブールの宮殿や博物館などの主要スポットをお得に観光できておすすめです。
ドルマバフチェ宮殿(Dolmabahçe Palace)/イスタンブール<トルコ>
Vişnezade, Dolmabahçe Cd., 34357 Beşiktaş/İstanbul, トルコ
9:00〜18:30
定休日:月曜日
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