【旅するように暮らすデュアルライフ&移住ライフ #5】国分真央

世の中の変化とともに、暮らし方も選べる時代に。旅先を決めるように、住む場所だって自由に決めたい。2つの拠点を行き来するデュアルライフ、さらに多拠点生活や新たな土地への移住など、自分らしく生きる場所を見つけた6人をクローズアップ。
#5では、写真家の国分真央さんのデュアルライフ&移住ライフを紹介します。

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国分真央

写真家/1990年生まれ、東京都出身。昨年の2月まで平日は都内のIT企業で営業事務として働きながら週末は撮影活動をし、Instagramを中心に活躍。昨年の春、山梨に移住して写真家としての活動に専念。「光の中に暗がりがある写真」にファンが多い。
愛用カメラ:Leica M8/Nikon FM3A/minolta SR-T101/Konica BiGmini

10年の遠恋を経て、移住を決意

「近所のコスモス畑は、毎秋楽しみにしている場所」。

都会の真ん中から、20歳で出会った彼が住む土地へ

東京都港区が実家という生粋の都会育ちの国分さんは、昨年の春から山梨県甲府市近郊へ移住。
「10年お付き合いしている方と結婚を見据えて、彼が住む山梨へ。美しい自然や、東京からアクセスが近いこと、作品を撮る環境に適している点などを総合的に考えて決めました」。

「きれいな夕日に出会い、思わず車を止めて撮影。雲の交差具合やシルエットがお気に入り」。

感情に素直になって状況を受け入れれば、旅も移住も楽しめる

「遮るものがないため空が広く夕焼けのグラデーションがきれいなこと、湖が多く美しい水辺の風景が撮れること、部屋のベランダから富士山が見えること…。30年間東京の真ん中で育った私には、些細なことが魅力的です。そして、10年通っても知らない場所がまだまだあることに気がつきました。
私にとって山梨は、これからもっと深く知っていく場所。自分の感情に素直になって環境に溶け込むことで、さらに新しい発見や体験ができると思っています」。

Q.移住して変わったことは?

A.心に余裕ができ、感受性が豊かになった

「東京では、平日はIT企業に勤めながら写真家としても活動していたのでとても忙しく、生き急いでいるような感じでした。移住後は、ゆっくり過ごすことで自分のことを丁寧に見つめ直すことができています。心に余裕ができて考えが少し丸くなり、時間の流れを大切に思うようになりました。また、自然が身近にあると季節に対して敏感になるなど、感受性が豊かになった気がします」。

Q.山梨の魅力は?

A.空が広い

「とにかく空が広いので、夕暮れのグラデーションを存分に感じられます。ときには、絵の具のパレットのような色の日も。また、富士山然り、盆地からは遠くの山々まで見渡せて季節の移り変わりをより感じられます」。

「絵の具のパレットのようなグラデーションに感動」。

Q.移住先に適応するには?

A.その地に溶け込むのを楽しむ

「旅と同じで、自分の感情に素直になってその地に溶け込むのを楽しむのが大切。環境や自分の状況を素直に受け入れれば、大体の人は移住もできるし、いろいろな旅もできる。見ているものや見てきたものを受け入れられる人は、きっと心に経験を留めることができると思います」。

「雨上がりの夕暮れ。虹がかかっていつつ、雲のオレンジ色と空の青色が混在。最近は柔らかな暖色も現像で取り入れるようになってきたのですが、バランス良く着地できた納得の一枚」。

Q.住む場所で大切な点は?

A.自然の色に囲まれること

「写真を撮ることが好きなので、自然の色に囲まれることが理想であり必要です。山梨にはお気に入りの撮影スポットがたくさんあり、季節ごとに好きな風景を撮りにいきます。とはいえ移住となると、東京育ちの私には山奥はハードルが高いので、程よく利便性も備えた今の場所に満足しています」。

「曇天の山中湖。晴れよりも、曇りや霧がかかった湖が好き」。

国文真央 Instagram
国分真央 Twitter

GENIC VOL.57 【旅するように暮らすデュアルライフ&移住ライフ】
Edit:Satoko Takeda

GENIC VOL.57

テーマは「100人の旅という表現」。
表現者たちのオンリーワンな旅スタイルや、撮欲も満たすひとり旅、旅するように暮らす多拠点生活など、様々な旅する人とその想いに迫ります。

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