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プロフィール
山口えり花
映像監督 CMやMVを中心に活動。第2回GRAPHGATEグランプリ受賞。他にもYoung Cannes Lions日本選シルバー、JAC AWARDメダリス、BOVAなど受賞多数。オーストラリア出身。電通クリエーティブキューブを経てVillageに所属。可愛くカラフルな世界観や、シュールなユーモアを得意とする。振付師としても活動。
現実世界の皆さーん。
楽しいですか、現実は?
ワクワクしますか、歳をとるのは?
興奮しますか、義務や責任を果たすのは?
正義は必ず勝ちますか?
夢を抱いてしまっても笑えますか?
…楽しいですよ、現実は。
怖いことばかりだけど、
愛しいですよ、人生は。
映像監督 山口えり花のラブリー・ワールドで
皮肉的で喜劇的な人生観を描いた、映像・写真作品を複数展示します。
ぜひお越しください。
展示予定作品の一部と解説
本展は、2024年にキヤノンマーケティングジャパンが開催した第2回写真・映像作家発掘オーディション GRAPHGATE(グラフゲート)においてグランプリを受賞した映像監督の山口えり花氏による作品展です。
山口氏は、自ら感じた疑問や内省的で目に見えない事象などを、作家ならではのポップかつダークな技法で表現し、鑑賞者に問いかけたことが評価されました。
グランプリ受賞の副賞として開催する本個展は、20代から30代の狭間を生きている山口氏の生身の人生観を映し出した新作「Couldn’t be happier」、「Ladidadidance」、「死んだ私に花束を」の3テーマを展示します。
「Couldn’t be happier」では、失敗や後悔を重ねながら、幸せの定義を何度も書き換えて自分なりの幸せを追求していく様子をギリシャ神話の登場人物にのせて描いた写真作品を展示します。「Ladidadidance」では、人生は皮肉屋で時は冷酷であるという現実の中、頭と心と言動をぶつけ合いながら踊り生きる様子を、レトロ・ロマンチックなダンス作品で描いた映像作品を展示します。「死んだ私に花束を」では、氏自身の喪失から感じた「死者と会えなくなるのは悲しいことだけど、死ぬこと自体は、悲しいことではない。」という死の捉え方を表現します。
また、その他過去に氏が手掛けてきた監督作品も6作品展示します。
── 山口えり花 作品展「狂喜的ラブリー」 プレスリリースより
※展示する写真作品はすべて、キヤノンのプリンター「imagePROGRAF PROシリーズ」でプリントし展示されます。
※本展には一部刺激の強い表現・描写が含まれます。
GRAPHGATE(グラフゲート)とは
“GRAPHGATE(グラフゲート)”は、作品作りに強い意思を持つ、新しい可能性や才能と出会うことを目的として、2023年に始まった、キヤノンマーケティングジャパンが開催する写真・映像作家のオーディションです。
グランプリを受賞した作家はキヤノンギャラリー Sにて、優秀賞を受賞した作家はキヤノンギャラリー銀座・大阪にて、個展が開催されます。各作家は、GRAPHGATEでの受賞決定後、さらにテーマを追及して新たな作品制作にも取り組み、それぞれがGRAPHGATEの舞台で語ってきた、これまで何を思いどのような創作活動を行ってきたのか、これから何を目的に何を表現していきたいか、その想いの一つの通過点として作品を発表します。
第3回は、2025年11月29日(土)に行われる公開選考会にてグランプリが決定予定。
GRAPHGATE企画展 山口えり花 作品展「狂喜的ラブリー」情報
開催日時
2025年11月14日(金)~12月16日(火) 10:00~17:30
休館日:日曜、祝日
入場料
無料
会場
- キヤノンギャラリー S
- WEB
- 〒108-8011 東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
JR山手線・東海道線・京浜東北線他「品川駅」直結、港南口から徒歩で約8分
京浜急行「品川駅」から徒歩で約10分