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【DEAR MY PEOPLE 愛する人を撮る #6】高木慎平

「大切な人をカメラに収めたい」。写真を愛するクリエイターにとって、それはとても自然な感情。かけがえのない時間を切り取りたい、愛しい気持ちを写真で表現したい、その人が生きた証を残したい…。
「愛する人」をとらえたクリエイターたちの写真には、それぞれの深い愛が込められています。
#6は、現実と非現実の間の妻を撮る、フォトグラファーの高木慎平さんです。

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高木慎平

フォトグラファー 1985年生まれ、岐阜県出身。アパレルブランドや雑誌、広告などで人物撮影を中心に活動。iPhoneで撮影した写真をおしゃれな色味に編集できるフィルターを販売中。
愛用カメラ:Canon EOS 5D Mark Ⅳ、iPhone12Pro
愛用レンズ:Canon EF40mm F2.8、SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM/24-70mm F2.8 DG

現実と非現実の間の妻

写真の中は現実逃避できる世界にしたい

「ありのままの妻を撮るのではなく、一枚の作品となることをいつも意識しています」。

僕の考えを理解し、僕でも思いつかないポーズをしてくれる

「プールの直線を生かしたスタイリッシュな構図と対比するように、水の色は柔らかく仕上げました」。

2人の思い出を写真という形で日記帳のように綴っている

妻・優衣さんを撮る高木さんの写真は、透明感のある独特な世界観が印象的。
「結婚して4年になる妻は、僕が今まで会った中で一番面白い人。出会った当時はイケイケなギャルであまり相手にされなかったのですが、僕のアプローチで付き合うことになりました。もともとカメラが趣味で、初めてのデートでも写真ばかり撮っていた僕のことを、最初は気持ち悪いと思っていたみたいです(笑)。結婚後は僕の仕事が忙しくてあまり2人でゆっくり過ごせないので、月に一度は旅行に行くようにしています。その旅先で撮影することが多いですね。妻のやんちゃな部分やキュートさを入れながら、”現実と非現実の間”のような写真を心がけています。リアリティのある世界は毎日見ているので、写真の中だけは現実逃避できる世界にしたいためです。とはいえ、あまりに非現実的よりも、少し現実的に。そのバランスを意識しています」。

「寒いのが嫌いで、南国風の異国情緒ある場所が好き。鮮やかで温かみのある色合いに仕上げることが多いです」。

「おいしい朝食は、旅先での楽しみのひとつ。何かを食べてる姿って、可愛いなって思います」。

「いつ見ても可愛いなぁ」と思いながら、シャッターを切る

「僕にとっての面白い写真= ”少しズレた表現が入っている写真”にこだわっています。普通の人はやらないようなポーズとか、ひとクセある服装やメイクなど、”優衣らしい”ポーズや表情を細かく指示しますが、妻も僕の考える”可愛い”を理解してうまく対応してくれます。こんなことを言うのは恥ずかしいですが、いつ見ても可愛いなぁと思いながら、その日のことを自分の言葉で残す日記帳のような感覚で妻を撮っています」。

「海辺のバーにて。酔っ払った表情と、柔らかい光がお気に入り」。

妻らしいキュートさを意識したひとクセある一枚に

「踊りの絵がユニークだったので、雰囲気に合うポーズを提案」。

「僕の誕生日にどこに行きたいか聞かれて、お花畑に連れていってもらいました」。

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GENIC VOL.59 【DEAR MY PEOPLE 愛する人を撮る】
Edit: Satoko Takeda

GENIC VOL.59

特集は「だから、人を撮る」。
最も身近にして最も難しい、変化する被写体「人」。撮り手と被写体の化学反応が、思ってもないシーンを生み出し、二度と撮れないそのときだけの一枚になる。かけがえのない一瞬を切り取るからこそ、“人"を撮った写真には、たくさんの想いが詰まっています。泣けて、笑えて、共感できる、たくさんの物語に出会ってください。普段、人を撮らない人も必ず人を撮りたくなる、人を撮る魅力に気づく、そんな特集を32ページ増でお届けします。

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