多少荷物が重くなったとしても自分のテンションが上がるものをセレクト
「旅荷物はカメラリュック+スーツケースが基本。機材はどんどん増えてしまうので、他の荷物はできるだけ軽くしたいのですが、私は見た目を重視したくて、いつもとても重くなってしまいます(笑)。実用性はもちろんですが、多少かさばっても気分が上がるものを選びたいんです。なのでバッグ類はなるべく軽量なものに。また、撮影旅をする方には、AirTagなどの追跡ツールをあちこちに入れておくのを、おすすめしたいです!」。
【旅に持って行くメインカメラ×レンズ】
Nikon Z 6 × NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
1.「三脚」
なくてはならない必須アイテム!誰かと一緒のときは分担することも。屋外撮影も多いので、ある程度の重さがあるものをチョイス。
2.「マルチタップ」
カメラ、ドローン、PCなど、充電する機材が多いのでスーツケースに常備。ホテルに到着したらまず電源まわりの環境を整えます。
3.「帽子」
日除け対策はもちろん、風が強くて髪が乱れてしまうとき、小物として映り込ませたいときなどに。2~3種類は持っていきます。
4.「nahrinのハーブオイル」
機内でのリフレッシュに、頭痛や肩凝りのほか、ちょっとした虫除けにもなる万能オイル。
5.「サングラス」
日差し対策以外に、早朝の撮影など、まだメイクが仕上がっていないときにも重宝します。
6.「羽織りもの」
南国に行くことが多いので、室内で少し寒いとき、水着の上にさっと羽織りたいときなどに使える薄手のシャツを数枚持っていきます。手洗いができ、すぐ乾くものが便利です。
7.「ステンレスボトル」
お水をよく飲むので、持っていないと不安になってしまうレベルの必需品。海外の空港ではウォーターサーバーがあるところが多いので、搭乗前にたっぷり入れて持ち込みます。
AYANCE
トラベルフォトグラファー 長野県出身。カメラ歴は7年。Instagramで趣味の旅行を投稿していたことをきっかけに、写真や動画を通して旅の発信をすることが仕事に。観光局や自治体などの撮影取材を行うほか、コスメやアパレルなどの商品撮影も行う。
GENIC vol.68【トラベルシューティングの必需品】
Edit:Izumi Hashimoto
GENIC vol.68
10月号の特集は「旅と写真と」。まだ見ぬ光景を求めて、新しい出逢いに期待して、私たちは旅に出ます。どんな時も旅することを諦めず、その想いを持ち続けてきました。ふたたび動き出した時計を止めずに、「いつか」という言葉を捨てて。写真は旅する原動力。今すぐカメラを持って、日本へ、世界へ。約2年ぶりの旅写真特集。写真家、表現者たちそれぞれの「旅のフレーム」をたっぷりとお届けします。