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【好きよローカル #2】櫻井千尋(プロトラベラー)×福岡

大好きな眺め、懐かしい景色、大切な場所…慣れ親しんだ地元を自分らしく写し出す、ローカル愛に溢れたクリエーターをクローズアップ。地元の魅力や自然の素晴らしさを写し出した作品とともに、その地だからこそ輝くこだわりの表現方法に迫りました!旅する人へ、地元目線でのオススメもご紹介。
#2は、プロトラベラー 櫻井千尋の「福岡」をお届けします。

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櫻井千尋(Chihiro Sakurai)

プロトラベラー 1991年生まれ、福岡県出身、在住歴29年。モデルとして活動後、アパレル関連の仕事をしながら、モデル事務所でマネージメントなどに携わる。2017年、プロトラベラーに就任。街並みを散策しながら、かわいいモノ・ヒト、文化に触れる旅行スタイルが好きで、カフェ巡りとチルライフを愛する。
愛用カメラ:LUMIX G100

MY HOME TOWN IS 福岡

ただいまとおかえりがある私の居場所。福岡の居心地のよさを上回る場所はない

「私にとって福岡はどこにいても落ち着けるアットホームな街。海や公園も街中から30分もあれば行ける近さで、のんびりできる場所です。街中に行けばすぐ大好きな人たちに会えるし、飲食店も知り合いばかりで気兼ねなく食事できるし、温かくて、地元愛がある人は多いと思います。飲みニケーションの街なので、夜は元気な人が多い(笑)。他県から来た人もウェルカムで、みんなでわいわいするのが大好きです」。

都会と自然のバランスのいいコンパクトシティ my home 福岡

そんな福岡の魅力は、すべてがちょうどいいこと。
「コンパクトシティなので交通の便がよく、電車で市内から空港まで10分で行けるし、繁華街も集中していてショッピングしやすい。ある程度の都会もあるし、少し離れれば田舎もあって、観光というより”住む”のに最適な街だと思います。福岡以外に住んだことがないのですが、不便さを感じたことがないので、離れる理由が見つからない。どこへ旅しても、福岡の居心地のよさを上回る場所はないですね。唯一私の居場所(テリトリー)があって、ただいまとおかえりがある場所です。 以前はアジアの玄関口として海外の人も多く、賑わっていたので、今は少し寂しいですが、また活気溢れる福岡を感じられるといいなと思います」。

地元で思い出深い場所といえば、福岡県の最西部・糸島市。
「昔も今もよく行くスポット。高校時代は学校帰りに海を見たり、姉に夜ドライブに連れて行ってもらったり、今ではすっかり人気の観光地となりましたが、私は友達と一緒にボーッと波の音を聞いているのが好きです。ここで開催される大好きなフェス『Sunsetlive』にも毎年必ず行きます」。

福岡市内にはお気に入りのカフェやショップがたくさん。
「上の写真はsositeというセレクトショップで、ブランドの選びが私の好みです」。

観光地に電車でサクッと行けるのも、福岡のメリット。
「太宰府天満宮や柳川まで電車で30分~1時間で行けますし、日帰りで違う県にも行きやすいので、熊本の街中や阿蘇、大分の温泉など、県をまたいで遊ぶのもオススメです」。

地元へ帰るバスで見る 高速道路からの眺めは私の一番好きな景色

福岡らしいと思うのは、海と街の近さを感じる風景。
「特に好きな情景は夕暮れ時、天神(街の中心地)からバスで地元方面に帰る途中。高速道路から福岡タワーや福岡ドーム、天神の街並みや海も見られて、福岡を一気に感じられるのが好きです。日が沈む景色がきれいで、感動して泣いてしまうことも。

観光のオススメスポットは最近リニューアルした都会のオアシス、天神中央公園。街の中心地にあって、園内に人気のコーヒーショップやパン屋さんなどがあり、ピクニック気分でのんびりできます。あとは夕日もきれいな大濠公園。近くでコーヒーと本を買って、読書したり、春は花見したり、大きな池を眺めながらゆっくり過ごすことが多いです」。

旅する人へ向けて…Welcome to 福岡

「食べ歩きツアーは1泊2日でも楽しめます。私のお気に入りはREC COFFEE(夜中までオープンしているカフェ)、百式(炉端焼きで有名)、ひるとよる(居酒屋感覚のラーメン店)、はなもこし(鳥だしと魚介のWスープが美味しいラーメン店)、真(お昼限定の焼きサバ定食が絶品)、二〇加屋長介(一品メニューとうどんの居酒屋)、岩井屋(福岡の景色を一望できる甘味処)、珈琲いわくま(住宅街の中にある珈琲店)、manucoffee大名店(人気チェーン)など」。

櫻井千尋 Instagram

GENIC VOL.57 【地方の町の素晴らしさは地元の人が知っている 好きよローカル】
Edit:Yuka Higuchi

GENIC VOL.57

テーマは「100人の旅という表現」。
表現者たちのオンリーワンな旅スタイルや、撮欲も満たすひとり旅、旅するように暮らす多拠点生活など、様々な旅する人とその想いに迫ります。

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