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AYUMIが出会ったモダンなシンガポール“Nikon Creators meets Singapore”ひとり旅編

とても治安が良く安全な国として知られるシンガポールは、カメラを持ってゆっくりと写真を楽しむのにぴったりの旅先。中国系(中国からの移民)の人たちをはじめ、マレー系、インド系、ユーラシア系などのさまざまなルーツの人々が暮らしているので、ひとつの国で多彩な文化に触れることができるのも特徴です。今回はそんなシンガポールに、Nikon Creatorsの4組が旅へ。伝統的なシンガポールの姿から、こんなことができるの?という最新の体験まで、Nikonのミラーレスカメラ、Zシリーズとともに出かけたシンガポールの旅をたっぷりとお届けします。1回目は、Z7IIを愛用し、国内外さまざまな場所へ旅をし続けているAYUMIのひとり旅。おしゃれなトレンド目線を持つAYUMIだからこそ見つけられた、「ひとり旅でも楽しめる」、「洗練されたモノ・コト」、「さまざまな文化に触れる」をキーワードに “今のシンガポール”を紹介していきます。
また、3泊5日シンガポールの旅、その他豪華賞品プレゼントのお知らせがあります。ぜひご応募ください。

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目次
3泊5日シンガポールの旅、その他豪華賞品プレゼント!キャンペーン応募はこちら

プロフィール

AYUMI

トラベラー
大阪府出身。初めてのひとり旅は世界一周。会社員として働きながら旅先の写真をSNSで発信し続けていたところ、旅行関係の仕事の依頼が増え、フリーランスに。訪れた場所の良さを最大限に伝えることを大切にしながら、写真や動画で旅の魅力を発信している。 SNSの総フォロワー数は15万人以上。

シンガポールってこんなところ

日本から飛行機で7時間ほど。時差も1時間なのでジェットラグを感じず、着いてから思いっきり旅を楽しむことができる常夏の国。国土面積は東京都23区より一回り大きいくらいという小さい国ながら、多民族国家ならではのさまざまなカルチャーが共存しており、公用語は英語に中国語、マレー語、タミル語のなんと4か国語!世界の中でも日本と並ぶほど治安が良く、地震をはじめ自然災害リスクがとても低いので斬新な建築が立ち並び、街も清潔で美しく、多国籍なグルメも楽しめるとあって、初めてのひとり旅にも、友達との旅にも、夫婦旅にも、おすすめの旅先です。

ひとり旅だからこそゆっくり撮れる魅力的なお散歩スポット

色とりどりのペールカラーが乙女心をくすぐるKatongの「ショップハウス」

ピンクやブルー、エメラルドグリーンなどのペールカラーが可愛い通称プラナカン・ショップハウス。1階がお店で2階が住居という伝統的なプラナカン様式のショップハウスと呼ばれる造りで、現在も現役で使われている場所があります。プラナカンとはマレーシア半島を渡りシンガポールへ辿り着いた主に中国系の子孫のこと。彼らがここシンガポールで特有の文化を築き、プラナカンの洋服や料理、インテリアや建築などが誕生したのだそう。そしてここ「Katong(カトン)」エリアのショップハウスは、道路を挟んで両側にカラフルなショップハウスが立ち並ぶ、観光地として超人気のスポット。どの色のショップハウスを撮るのか考えたり、画角に悩んだりするのも楽しい時間です。着ている洋服の色に合わせて決めるのもおすすめ。通りすがりの地元の人が「写真上手く撮れた?」と笑顔で話しかけてくれたり、ニコッと笑ってくれたりと、観光客を受け入れてくれる優しさにほっこり。9時30分頃になると交通量が増えてくるので、写真を撮りたい人は朝の早い時間を狙うのがポイントです。

ショップハウスのタイルにも注目。さまざまな柄があるので、自分の好みのタイルを探しながら散歩するのも楽しみ方のひとつです。床にもタイルが使用されているので、足元のタイルも忘れずにチェックして。

Katongのショップハウス 基本データ

<住所>1 Koon Seng Rd

行き方・アクセス

<電車>Marine Parade駅から徒歩で約12分
<バス>Aft Koon Seng Rdから徒歩で約2分

「Kim Choo Kueh Chang」のギャラリーでプラナカンに思いを馳せる

カトンエリアのビジターセンター兼ギャラリー「Kim Choo Kueh Chang(キム チュー クエ チャン)」。2階のギャラリースペースでは、プラナカンの家具や雑貨が置かれていて、まるでショップハウスにおじゃましたような気分が味わえます。もともとはオーナーさんが住んでいたお家なんだとか。ビーズの刺繍などがとても繊細で見惚れてしまいます。1階のショップで伝統的なプラナカンのおやつKueh(クエ)も購入できます。

Kim Choo Kueh Chang 基本データ

<住所>109/111 East Coast Rd
<TEL>+65 6741 2125
<営業時間>9:00~21:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Marina Parade駅から徒歩で約8分
<バス>Opposite Roxy Squareから徒歩で約3分

文化遺産保護地区に指定された「Blair Plain conservation area」のショップハウス

Katongエリアまで行く時間がないという場合は、中心地から近い、チャイナタウン近郊の「Blair Plain conservation area (ブレアプレーン保護区)」へ。ここでもプラナカン様式のショップハウスに出会うことができます。とても閑静な住宅街で、サボテンを置いている家や提灯を吊るしている家など、それぞれ雰囲気が異なっているのが印象的。人々が生活している雰囲気が感じられます。ここでも、三脚を立てて写真を撮っていると、車を運転している人が窓越しにGoodのポーズをしてきてくれたり、通り過ぎた人もニコッと笑顔で微笑んでくれたり、シンガポールの人たちの温かさに触れてとても嬉しい気持ちに。

Blair Plain conservation areaのショップハウス 基本データ

<住所>3 to 57 Blair Rd

行き方・アクセス

<電車>Paya Lebar駅から徒歩で約25分
<バス>Before Kampong Bahru terraceから徒歩で約3分

街歩きをしているだけで癒しのパワーを感じられるCity in Nature

シンガポールの中心地を歩いていると、視界に自ずとと緑が入ってくるほど、自然と建物が融合しているのに気づきます。近未来的なデザインの建物や高層階のビルが多いシンガポールですが、自然が多いせいか圧迫感がなくとても心地良い。散歩中に見かけた「PARKROYAL COLLECTION Pickering(パークロイヤル コレクション ピッカリング)」というホテルは、建物から植物が生えていてあふれ出てくるように見えるほど、緑に覆われたデザイン。どんな発想をすると、こんなジャングルなホテルができあがるのだろうと思わされ、日本では見ることができない、まるで自然の中に街がある、といった体験ができます。

PARKROYAL COLLECTION Pickering 基本データ

<住所>3 Upper Pickering St.

行き方・アクセス

<電車>Chinatown駅から徒歩で約5分
<バス>Opposite One Upper Pickering周辺

「Gardens by the Bay」の空中散歩で幻想的なシンガポールの夜を堪能

「OCBC skyway(空中散歩)」は、「Gardens by the Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)」のスーパーツリーの間を渡ることができる人気のアクティビティ。なんといっても、夜はシンガポールの夜景が楽しめるのが最大の魅力!橋が揺れてちょっぴりスリリングな体験ですが、高さ22メートルの橋を歩くので、スーパーツリーの上部や近くの有名ホテル、Marina Bay Sands(マリーナ ベイ サンズ)との距離も近くなり、夜景がより美しく見えます。

夕暮れの時間帯に訪れてみると、待ち時間は50分ほど。待ち時間中には光と音楽のショーも楽しめます。
空の色が夕暮れ時のオレンジ色からだんだんと移り変わっていく様子もゆっくり見ることができるので、日没の15分ほど前から訪れるのがおすすめ。日没は、一年を通して19時頃。

タイミングが良ければスーパーツリーの上から、光と音楽のショーを見ることができます。
※光と音楽のショーは毎晩19:45と20:45に開催

Gardens by the Bay OCBC skyway基本データ

<住所>18 Marina Gardens Dr
<営業時間>9:00~21:00
<休業日>無休
<料金>S$14(屋外庭園などの無料エリアあり)

行き方・アクセス

<電車>Gardens by the bay駅から徒歩で約11分
<バス>Bayfront station Exit Bから徒歩で約10分

洗練されたモノ・コトに触れるおしゃれな体験

ワクワクが止まらないライフスタイル雑貨の宝庫「Crane Living Joo Chiat」

Katongエリアのプラナカンハウスの並びにある「Crane living(クレイン リビング)」は、シンガポール人のオーナーが島内に6店舗展開している、今とっても勢いのある雑貨屋さん。店内に入ると、カラフルな花瓶やカップ、キャンドルスタンド、陶器やカトラリーなど、目新しいライフスタイル雑貨がずらり。デザイン性があるものが多く、ディスプレイの仕方も可愛いので、見ているだけで楽しく、どれも欲しくなってしまいます。

購入したのは、取手の部分が3の形をした透明のマグカップ(S$35)。お店のスタッフさんいわく、最近入荷したばかりだそう。熱い飲み物も入れることができる耐熱マグというのも購入の決め手です。商品を入れる袋はお店のショッパーではなく、寄付された他店のショップ袋。エシカルな取り組みに、感銘を受けます。

Crane Living Joo Chiat 基本データ

<住所>280 Joo Chiat Rd
<TEL>+65 8803 7857
<営業時間>
月~木 11:00~18:00
金~日 10:00~19:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Marine Parade駅から徒歩で約14分
<バス>Aft Koon Seng Rdから徒歩で約3分

シンガポールが誇るローカルブランド「GINLEE」でワークショップ体験

日本人にも人気のショッピングモール、グレートワールドシティ内にある「GINLEE Studio(ジンリー スタジオ)」は、2011年に誕生したシンガポールを代表するファッションブランド。ローカルからだけでなく、シンガポール在住の日本人たちの間でも人気です。ブランドのシグネチャーでもあるプリーツのオリジナルバッグを作成できるワークショップも行われています。

バッグの色、プリーツのデザイン、紐の色、金具の色など、全て自分で選んで作ることができる、とっても楽しい体験。組み合わせのパターンがたくさんあるので、迷ってしまいます。インストラクターの方がとてもフレンドリーで、笑顔で丁寧に教えてくれるので、初めての人でも安心してできます。

約20分間、スチームマシーンに入れて、プリーツが完成。元のカラーが同じでも、紐やプリーツの入れ方で印象が変わりオリジナル性がたっぷり。ただ買うのではなく、旅先で作ることによって思い出にもなり、バッグへの愛着もより増します。シンガポールに来るたびに、またそのときの気分で色を選んでバッグを作ってみたくなります。

GINLEE Great World 基本データ

<住所>1 Kim Seng Promenade, #01-145 Great World City Mall
<TEL>+65 8949 4154
<営業時間>10:00~21:30
<休業日>無休
<料金>S$175(2名分)

行き方・アクセス

<電車>Great World駅直結
<バス>Opp Great World City目の前

ルーフトップのプールからシンガポールの夜景を一望できる「Naumi Hotel Singapore」

スタイリッシュなデザインの「Naumi Hotel Singapore(ナウミ ホテル シンガポール)」は、アートをテーマにしているおしゃれなホテル。最寄りのバス停まで徒歩1分と近く、移動の拠点として◎の立地です。お部屋にあるキングサイズのベッドは広々としていて、快適。ベッドの横にテーブルと椅子があるので、パソコンでの作業もしやすく、ワーケーションにも最適です。

屋上にあるインフィニティープールも最高!プールの水面にビルの夜景が反射してキラキラしていて、とても綺麗。宿泊者専用のプールのため、騒がしくなく、夜景を独り占め気分で楽しむことができます。プールは夜の22時まで開いているので、最終日の夜にゆっくりとプールに浮かび、夜景を眺めながら旅の思い出を振り返るという過ごし方も​​素敵です。

Naumi Hotel Singapore 基本データ

<住所>41 Shah St
<TEL>+65 6403 6000

行き方・アクセス

<電車>City Hall駅から徒歩で約9分
Bugis駅から徒歩で約9分
<バス>After Raffles Hotelから徒歩で約1分

Marina Bay Sandsを眺めながら「Lantern」のシンガポールスリングに舌鼓

「The Fullerton Bay Hotel(ザ フラートン ベイ ホテル)」の屋上にある、「Lantern(ランタン)」は、屋根はあるけれど、窓のないオープンエアーな空間。シンガポールの象徴ともいえる「Marina Bay Sands」を中心に、目の前に煌びやかな夜景が広がります。
ホテルのルーフトップバーなので、女性ひとりでも行きやすいナイトスポットです。

Marina Bay Sandsが見える席をレセプションでリクエスト。そんな特等席でオーダーしたのはシンガポールの代表的なドリンク、シンガポールスリング(FULLERTON SLING S$32)です。見た目も可愛いよとスタッフさんからもおすすめが。ひとりで夜景を見ながらドリンクを飲んでいると「楽しんでる?」とときどき声をかけにきてくれるなど、スタッフの方たちのホスピタリティも良く、ひとり旅でも楽しめます。

20時ごろになるとほぼ満席に。日没の19時頃は、そこまで混んでいなかったので早めに訪れるのがおすすめ。ノリが良いミュージックが流れていて、おしゃれな格好をしている人が多いので、おめかしして行くのはマスト!シンガポールの活気ある夜を楽しむことができます。

Lantern Rooftop Bar 基本データ

<住所>80 Collyer Quay
<TEL>+65 3129 8229
<営業時間>
日~木 15:00~翌1:00
金、土 15:00~翌2:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Raffles place駅から徒歩で約7分
<バス>OUE Bayfront, Collyer Quayから徒歩で約2分

ひとつの国でさまざまな文化に触れられる“シンガポールの今”を散策する

本場のインドをほんのり体験できるディープな街「Little India」でお土産探し

マーライオン公園からはバスで約20分、タクシーで約10分と、中心地からもそう遠くない場所に位置する「Little India(リトル インディア)」。街に降り立つと、カラフルな建物が並んでいて、歩いているとスパイスの香りがしたり、ゴールドが売られていたり、サリーを着ている人が歩いていたり。活気に満ちあふれていて、実際のインドっぽさが至る所にあり、初めて訪れる人にはとてもディープに感じるかもしれません。

お土産用のお目当てのインド綿のランチョンマットやクッションカバー、テーブルランナーなどは、Little India Arcade(リトル インディア アーケード)内にあるお店で。たくさん積み重なっている中から自分好みの柄や色味のインド綿を探すのは、まるで宝探しのようで楽しいひとときです。最終的に、下の方に埋もれていたランチョンマットを発見。日本の旅先で見つけたご当地のてぬぐいを集めることが趣味なので、てぬぐいとして使えそうなインド綿のハンカチも一緒に購入し、ホクホク気分です。

Little India 基本データ

<住所>Serangoon Rd

行き方・アクセス

<電車>Little India駅から徒歩で約4分
<バス>Tekka Centre目の前

黄金の巨大モスクに圧倒される「Arab Street」を散策

シンガポールの中で異国を感じられるエキゾチックな場所といえばここ。シンガポール最大のサルタン・モスクが中心に位置する「Arab Street(アラブ ストリート)」です。絨毯や食器、エジプトの香水瓶やトルコ雑貨など、アラブ系のお店が集まっています。シンガポールに滞在しながらも違う国に来たような雰囲気に包まれ、なんとも不思議体験。

トルコのランプが売っているお店に入ると、トルコ生まれのスタッフの人がGood luckと言ってくれて、トルコのお守りを無料でプレゼントしてくれました。シンガポールで出会う人はみんなとても優しくて、心が温まります。

Arab Street 基本データ

<住所>Bussorah St(Kampong Glam)、Arab Street

行き方・アクセス

<電車>Bugis駅から徒歩で約10分
<バス>Opp Plaza Parkroyalから徒歩で約3分
Bef Sultan Mosqueから徒歩で約6分

香水の老舗店「Jamal Kazura Aromatics」で旅の思い出の香りを選ぶ

クラシカルで高級感がある、老舗のフレグランス店「Jamal Kazura Aromatics(ジャマル カズラ アロマティクス)」。ムスリム(イスラム教の人々)向けのアルコールフリーな香水は肌に優しいのも嬉しいポイント。エジプトで作られたハンドメイドの香水瓶もたくさん並んでいて、自分好みの香水瓶を選ぶのが楽しい。香水瓶は全て違う柄で、色やサイズもたくさんあるので、選ぶのにとっても迷います。日本人や韓国人などのアジア人の観光客が多く、安心して買い物ができる雰囲気で、お値段もS$12~と、お土産にもピッタリです。自分のお土産には、最初にビビッときたピンク色のシンプルな柄のエジプトガラスの香水瓶をセレクト。旅先で見つけた思い出の香りを持ち帰るのも良いものです。

Jamal Kazura Aromatics 基本データ

<住所>21 Bussorah St
<TEL>+65 6293 3320
<営業時間>9:30~18:30
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Bugis駅から徒歩で約10分
<バス>Opposite Plaza Parkroyalから徒歩で約3分
Before Sultan Mosqueから徒歩で約3分

ひとりでも気軽に味わえるシンガポールの美味グルメ

朝食に狙いたい「Simple Café」の自家製カヤトースト

Arab StreetのはずれにあるHDBといわれる公団住宅の1階にひっそりとお店を構える「Simple Café(シンプル カフェ)」。Saltan Mosqueからそう遠くない場所にこんなお店があるなんて予想外。白とウッドを基調とした内装が可愛らしく、落ち着ける空間です。オープン時間に訪れればとても静か。パンは全てお店で手作りされているとのことで、気になったアーモンドクロワッサンと、シンプルにパンを味わえるシンガポール名物のカヤトーストをオーダー。ナイフとフォークでカヤトーストを切ると、パリッというほどのトースト具合で、自家製のカヤジャムはほんのりとした心地よい甘さ。一緒に注文した、金木犀ラテは、ラテアートの横にドライフラワーが載っていたのに驚き!見た目も可愛く、ほっと一息つける美味しさです。

Simple Café 基本データ

<住所>462A Crawford Ln, #01-73
<TEL>+65 9618 1572
<営業時間>
火 9:00~17:00
水~日 9:00~17:30
<休業日>月

行き方・アクセス

<電車>Lavender駅から徒歩で約5分
<バス>Block461目の前

定食スタイルでプラナカン料理を堪能「TingKat PeraMakan」

シンガポール名物のひとつ、プラナカン料理が楽しめるお店「TingKat PeraMakan(ティンカット ペラマカン)」の Owen Road店へ。プラナカンの女性をニョニャといい、女性が作るということからニョニャ料理ともいわれています。大皿で出てくるのが一般的ですが、このお店はひとりでも食べられる定食スタイル。なかでもAyam Buah Keluakはプラナカン料理で外せない、ナッツと鶏肉の伝統的な煮込み料理です。見た目はビーフシチューのように見えながら、スパイスの辛さやココナッツの甘さが入り混じった、日本ではなかなか味わえないテイスト。バタフライピーでブルーに色付けされたライスもプラナカン料理の特徴です。プラナカンたちはどんな暮らしをしていたのだろうと、ついつい想像してしまいます。

店内は、薄いピンク色の壁にパステルカラーで描かれたお花の絵が飾られていたり、床にタイルの絵柄があったりと、プラナカン文化が存分に感じられる空間です。

TingKat PeraMakan Owen Road店 基本データ

<住所>119 Owen Rd
<TEL>+65 9099 4141
<営業時間>
11:30~15:00、17:00~21:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Farrer Park駅から徒歩で約7分
<バス>Kentish Lodgeから徒歩で約5分

地元のジェラート屋「Monarchs & Milkweed」でクールダウン

Sultan Mosque(サルタン モスク)から歩いて3分の所にお店を構える、シンガポールの若者ふたりが立ち上げたジェラート屋さん「Monarchs & Milkweed(モナークス&ミルクウィード)」。ターコイズブルーの可愛いタイルの壁が目を引きます。奥まで進むと広いイートインスペースが続き、テーブル席なども多くあるのでゆったりとジェラートを楽しめます。日本ではあまり馴染みのないフレーバーが多いなか、Ispahan と Raspberry Chocolate Sorbetを注文。Ispahanはライチのほのかな甘さがあり、ラズベリーの果実と合わさっても甘すぎないので、飽きずにペロリ。Raspberry Chocolate Sorbetも、チョコレートがザクザクと入っていて、食感も楽しめました。暑い旅先では、ジェラートで一休みするのがピッタリです。

Monarchs & Milkweed 基本データ

<住所>802 North Bridge Rd, #01-01
<TEL>+65 9665 7534
<営業時間>火~日12:00~22:00
<休業日>月
<料金>Single Scoop S$4.90、Doble Scoop S$8.00

行き方・アクセス

<電車>Bugis駅から徒歩で約11分
<バス>Before Sultan Mosqueから徒歩で約1分

日本人に馴染み深いお茶文化を「ANTEA SOCIAL」で体験

シンガポールではホテルやレストランでお手軽に楽しめるハイティーやアフタヌーンティーが人気ですが、今回は少し異なるお茶文化を楽しみにANTEA SOCIAL(アンティー ソーシャル)へ。“大切な人たちと淹れたてのお茶を楽しむ”というライフスタイルを体験したオーナーさんが、台湾から直接取り寄せた新鮮なお茶をいただけます。店内に入るとすぐ、大きな丸いライトがお出迎え。とにかく天井が高くて開放感があり、自然光が入って明るく気持ちの良い空間です。

お茶の種類がたくさんあるので、スタッフさんにおすすめを聞いてライチウーロンを注文。7種類ほどある茶器から、自分で好みのものをセレクトできるというのも特別感があって嬉しい!お茶を淹れるとライチの香りがふわ〜っとしてきて、幸せな気持ちになります。思わず「いい香り!」と店員さんにいってしまうほど。ほっと一息つきたいときに、ぜひ足を運んでほしいです。

ANTEA SOCIAL 基本データ

<住所>9 Tyrwhitt Rd,
<TEL>+65 6493 0120
<営業時間>
火~金、日 11:30~19:00
土 11:30~22:00
<休業日>月

行き方・アクセス

<電車>Farrer Park駅から徒歩で約10分
<バス>Before Tai Hoe hotelから徒歩で約2分
After Allenby Roodから徒歩で約3分

Joo Chiatで「PRAIRIE by Craftsmen」

可愛いカフェが立ち並ぶKatongエリアのJoo Chiat(ジョー チャット)通りを散策したときに、外観が可愛くて思わず入ってしまったPRAIRIE by Craftsmen(プレーリー バイ クラフツメン)。お昼の時間帯には、コーヒーを楽しみにくる地元の人でにぎわいます。お目当てのカヤトーストが売り切れていたので、アサイーボウル(S$18)とペールカラーのパープルが可愛いタロラテ(S$7)を注文。アサイーボウルは、一般的なアサイーボウルと違って中にピーナッツバターが入っていたので栄養もたっぷり、ピーナッツの食感も楽しめます。暑いシンガポールの旅中の休憩にピッタリのひんやりスイーツです。

PRAIRIE by Craftsmen (Joo Chiat) 基本データ

<住所>462 Joo Chiat Rd
<TEL>+65 6951 3796
<営業時間>
日~木 7:30~20:00
金、土 7:30~21:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Marina Parade駅から徒歩で約7分
<バス>Opposite Roxy Squareから徒歩で約4分

映画のロケ地としても知られる「NEWTON Food Center」で手軽に名物チリクラブを堪能

映画「クレイジー・リッチ!」のロケ地として観光客だけでなくローカルからも人気の、ホーカー(屋台)センター「NEWTON Food Center(ニュートン フード センター)」。入口から中へ入ると空が開けているとても開放感のある気持ちのいい場所で、ディナータイムに行けば、夜風にあたりながらローカルフードを楽しむことができます。

レストランと比べものにならないくらいお手頃な値段でチリクラブを楽しめると聞いて、ストール31番(店の住所的番号)の「HENG HENG BBQ(ヘン ヘン バーベキュー)」へ。カニの値段は時価で、訪れた日はS$50。グレイビーソースをつけて食べると美味しいと教えてもらった揚げパンと、中国料理でよく使われる野菜、Baby Kai Lanの炒め物を一緒にオーダー。

チリクラブは身がぎゅっと詰まっていて、手掴みで殻を割りながらワイルドに食べます。透明の手袋も付いてきますが、素手でベトベトになりながら食べるのも、チリクラブらしくて楽しい!ピリッとした辛さが効いたソースの味付けも濃厚で絶品で、揚げパンも思いのほか油っこくないので、パクパクと食べられてしまいます。
ホーカーは政府主導で衛生管理がされているため、トイレもとても清潔でトイレットペーパーも完備。ハンドドライヤーはなんとダイソン!クリーンなトイレに行けるのは、旅中の嬉しいポイントです。

NEWTON Food Center基本データ

<住所>500 Clemenceau Ave N
<営業時間>24時間営業
<休業日>ストアによって異なる

行き方・アクセス

<電車>Newton駅から徒歩で約5分
<バス>Newton Food Centar目の前

ヨーロピアン×アジアン料理のネオビストロ「Kee's」でひとり贅沢時間

ナイトスポットとして有名なクラークキーから歩いて5分ほどの場所にある、ビストロ「Kee‘s(キーズ)」は、2024年にオープンしたばかりの、ヨーロッパのクラシカルな料理とアジアのローカルフードを融合させたビストロ&バー。少し暗めの照明にホテルライクな内装は、大人なムードが漂い雰囲気◎。女性ひとりで訪れても安心&ゆっくりと滞在することができます。

シンガポール名物のラクサは、バターでソテーされた肉厚のホタテとプリプリなエビが入っていて、贅沢な美味しさ。辛すぎず、万人受けしそうな味付けです。スモールサイズというのもひとり旅には大事なポイント。シンガポールのビストロでは定番ともなりつつあるマグロタルタルは、店員さんのおすすめ。見た目が色鮮やかで美しく、酸味のあるソースでさっぱりいただけます。氷の上にベリーが載っていて可愛いらしいROSE SPRITZとの相性も抜群です。一番気に入ったのはマッシュルームコロッケ。時間が経ってもサクサクで絶品です。

Kee's 基本データ

<住所>21 Carpenter St
<TEL>+65 6373 6985
<営業時間>7:00~24:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Clarke Quay駅から徒歩で約4分
<バス>Clarke Quay Station Exit Eから徒歩で約3分

金融街のど真ん中に鎮座する国内最古のホーカーセンター「Lau Pa Sat」

NEWTON Food Centerと並ぶ人気を誇る、シンガポールの金融街の中心部にあるホーカーセンター「Lau Pa Sat(ラォ パ サ)」の歴史は、なんと今年で130年。ランチタイムにはオフィスワーカーたちの憩いの場でありながら、観光客もたくさん訪れており、年中賑わっています。屋内にあるので、突然雨に降られても大丈夫。シンガポールのシンボル、マーライオンから徒歩で行けるアクセスの良さも◎です。

人気の店「PRAWN NOODLE(プローン ヌードル)」では、FRIED HOKKIEN NOODLE(ホッケンミー)のスモールサイズをいただきます。一番並んでいる人が多い店ですが、回転が良く10分ほどで注文完了。オーダーが入ってから作ってくれるので、アッツアツで渡されるホッケンミーは、エビやイカなどが入ったあんかけ焼きそばのようなローカルフードで、魚介の出汁が効いていてそれはもう絶品!日本人の口にも合うお味で、一度は試してもらいたい一品です。ドリンクは、「KOPI KIOSK(コピ キオスク)」というお店で注文。ホーカーの料理店では、飲み物が販売されていないのが通常なので、ドリンク専門店で購入します。 Lau Pa Satにある店のほとんどがクレジットカードで支払いができるので、とても便利です。

Lau Pa Sat基本データ

<住所>18 Raffles Quay
<営業時間>24時間営業
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Telok Ayer駅から徒歩で約3分
<バス>Lau Pa Sat, Raffles Quay目の前

「FOOD FOLKS@Lau Pa Sat」でシンガポールの粋なお土産探し

ふらりと立ち寄った「FOOD FOLKS(フード フォークス)」で、シンガポール発のクラフトチョコレートブランド「Fossa Chocolate」を購入。チョコレートの種類がたくさんありますが、店員さんのおすすめJASMINE GREENを購入。デザインも可愛いので、お土産にもピッタリ。そしてもうひとつ手にしたのが美味しくて有名な紅茶。3種類の紅茶がセットになって、木箱に入っているところがお気に入り。

FOOD FOLKS@Lau Pa Sat 基本データ

<住所>18 Raffles Quay (Lau Pa Sat内)
<営業時間>10:00~22:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Telok Ayer駅から徒歩で約3分
<バス>Lau Pa Sat, Raffles Quay目の前

治安が◎。女性ひとり旅にもおすすめのシンガポール

AYUMI’s Voice「1回目は姉妹旅、2回目は女子旅、そして今回はひとり旅という3回目のシンガポールでしたが、新しい観光スポットが続々と出来ているので、何度訪れても変化を楽しむことができる旅先だと感じました。そしてなにより大きなポイントは、夜道を女性ひとりで歩いていても、過剰に不安を感じさせない治安の良さ。日本よりも治安がいいのでは?と思うほどでした。今までいろんな国を旅してきましたが、治安が悪くてカメラを出せない場所もちらほら…。その点、安心してカメラを出して撮影できるのも良かったです(もちろんどこにいても、注意深くいることは重要です)。この旅で一番印象に残ったスポットは、夜景を楽しみに訪れたOCBC skyway(空中散歩)。ド迫力の夜景の写真を撮るのも楽しくて、ひとりで夢中になって撮っていたのですが、そこでも、夜に女性ひとりで歩けることの良さを感じました。
シンガポールはコンパクトでスポットを巡る移動時間も少なく済むので、短い滞在日数でも満喫できる国。シンガポールに住む人は優しい人が多く、目が合うとニコッと微笑んでくれることもしばしば。また、街はゴミがほとんどなく清潔感が溢れているので、初めての海外旅行やひとり旅に挑戦する人にはぜひおすすめしたい旅先です」。

シンガポール政府観光局
シンガポール政府観光局 Instagram

AYUMIが使ったNikon Zシリーズ

・Z7II
・NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
・NIKKOR Z 35mm f/1.4

Nikon WEB

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