目次
プロフィール

櫻子
フォトグラファー 1996年生まれ、埼玉県出身。早稲田大学文化構想学部卒業。IT企業に4年勤務した後、学生時代から趣味にしていたカメラを仕事にしたいという想いから、フリーランスに転身。透明感のある、儚い世界観を表現することを得意とし、撮影ジャンルはポートレートや風景、テーブルフォト、多重露光作品など多岐にわたる。自治体や企業とのタイアップを手がける他、写真教室の開催も行う。令和6年度埼玉県広報アンバサダー。
「光そのものをアートへと昇華してくれる」Kenko RAINBOW HALO
「写真とは、体全体で表現する芸術だと思っています」と櫻子さん。写真を本格的に始める前、櫻子さんは楽器や演劇に打ち込んでいた時期がありました。当時から“形のないものを体全体で表現すること”に生きがいを感じていた、という櫻子さんの写真活動の根底にあるものは、“表現をしていきたい”という想い。
「写真は、ファインダーを覗いて、目と頭を使って撮るものだと思われがちですが、私はあまりその意識を持ったことがありません。それよりも、そのとき感じた匂いや温度・湿度などを体全体で感じ取ることで、写真表現は厚みのあるものになると感じています。その上で、何年も写真を撮り続けるなかで新たに気づいたのが、私にとって写真とは、“日常をより豊かに彩る存在”ということでした。もしカメラを手にしていなければ、季節の移ろいや日常に潜む小さな変化に、これほど目を向けることはなかったかもしれません」。

シャッターボタンを押すのは、シンプルに「いいな」と感じた瞬間。映像制作の経験があるため、木の葉が揺れる瞬間や、水面に浮かぶ光の玉など、動きのある被写体にとくに惹かれるそう。そんな櫻子さんの、欠かせない撮影アイテムがレンズフィルターです。
「よく一緒に撮影に行く友人が、クロスフィルターを使っていて、貸してくれたのがきっかけでした。クロスフィルターを使ってイルミネーションを撮影してみると、小さな光が星のような形に変わり、より幻想的でドラマチックな写真になったことに強く感動したのを今でも覚えています。それ以来、レンズフィルターを使う最大のメリットは、肉眼では捉えられない、新たな光の表情を発掘できることだと感じています」。

レンズフィルターの表現に惚れ込んだ櫻子さんは、使っていくほどにますますその魅力にはまっていきます。
「レンズフィルターをずらしたり、少しレンズから離したりするなど、撮影方法を工夫することで描写が変化することにも気づき、どんどんレンズフィルターの魅力にのめり込んでいきました。たった1枚のフィルターで多彩な表現が可能になるのは本当に魅力的で、光を自在に操れる楽しさも大きなポイントだと思います」。

「レンズフィルターは、私にとって光そのものをアートへと昇華してくれる存在。写真表現の可能性を広げてくれる、大切なアイテムだと思っています」とも話す櫻子さん。今回使用したレンズフィルター「RAINBOW HALO」は、被写体を包み込むように渦巻状のボケを発生させ、光源の入れ方によって、虹色のリングや弧を出すこともできるフィルターです。
「まず驚いた」と櫻子さんが話すのがその見た目でした。クロスフィルターをはじめ、これまでのレンズフィルターはフラットな形状なのに対して、RAINBOW HALOはダイヤモンドカットのような見た目をしています。その形状によって、これまで存在しなかったような効果を写真にもたらしてくれるのがRAINBOW HALOなのです。
「私は撮影を通して、弱めの光やごくわずかな光源があるシーンに、とくに向いていると感じました。強い光だと光線が太く出ることがありますが、何かに反射した光や、光が雲の中に入った瞬間、夜の街灯のような人工的な光など、控えめな光の中だと細めの線となって繊細ながらも際立ち、美しい描写を生み出してくれました」。

フィルター撮影のBefore/After
1. 反射光が唯一無二の表現に


「西日のきれいな午後、アスファルトに照らされる美しい木漏れ日を背景に、手に持った落ち葉を写しました。RAINBOW HALOを使って写真をたくさん撮った帰りの道端だったのですが、それまで太陽光ばかりに注目していたのが、『反射光の方が面白い光が出る!』と気づいた瞬間でした。RAINBOW HALOによって被写体がより際立ち、中心から外に向かって広がるような立体感のある写真になったと思います。また、よりふんわりとした描写になったことに加え、レンズフィルターの効果で現れたリングに赤や黄色などさまざまな色が入り混じっているところもとても気に入っています」。
2. そのとき感じた空気感や風をも表現


「逆光のふんわりした雰囲気のなかで、人物がまるで光に包まれているような様子に惹かれ撮影しました。秋らしい人物写真を撮ることができたら、と思いRAINBOW HALOをかけて撮影したところ、虹色の光が広がり、さらにフィルターを左半分までずらして撮影すると変則的なサークルが出て、思わず『すごい!』と声をあげていました。フィルターの効果によってよりやわらかく曖昧な描写になり、その世界感のなかでリングが風に揺れるように写し出されているところにも感動。まるでパレットで描いたかのような、絵画のような作風に仕上がり、RAINBOW HALOの魅力を思い知るような、印象に残る1枚となりました」。
使って実感するKenko RAINBOW HALOの魅力

RAINBOW HALOは中心に配置した被写体を包むように、渦巻き状のボケを発生させ、被写体を際立たせます。焦点距離が短いほど渦巻き効果の部分は多くなり、白い点光源や強い反射光を中心部に取り入れると、虹色のリングが現れることもあります。どんなシーンでも虹色のリングが出るわけではなく、工夫次第でさまざまな表現を楽しむことができるレンズフィルターです。
「RAINBOW HALOは、光の強さや角度、F値によって、効果として得られる描写やサークルの幅、色が変化し、写真にさまざまな表情を与えてくれました。アングルを変えて光の向きを工夫すると思いもよらない被写体の色が弧に反映されたり、フィルターをレンズから離して撮影するとサークルを半円として取り組むことができたり、撮影するほど新しい発見があり、本当に楽しかったです」。
Kenko RAINBOW HALOを2名様にプレゼント(※終了しました)
今回ご紹介したRAINBOW HALOを、抽選で2名様にプレゼントいたします。
Instagram、Xから応募ください。両方からの応募も大歓迎です!
応募方法
その1)Instagramアカウントで応募
Instagramで、GENIC @GENIC_mag とKenko公式 @kenkofilters.jp をフォローし、「Kenko RAINBOW HALO」プレゼントの投稿に"いいね"してください。
その2)Xアカウントで応募
Xアカウントで、GENIC @GENIC_web と Kenko公式 @KenkoTokina_JP をフォローし、「Kenko RAINBOW HALO」プレゼントの投稿をリポストしてください。
連載)ずっと知りたかった「あの写真の秘密」
— GENIC (@genic_web) January 17, 2025
第4回:櫻子 https://t.co/YL8XDwHsgB
12月に発売されたばかりの、 渦巻き状のボケを発生させ、被写体を際立たせる、Kenko レンズフィルター RAINBOW HALOを2名様に #プレゼント
① @KenkoTokina_JP と @genic_web をフォロー
② この投稿をリポスト pic.twitter.com/k6MCtwWc2J
応募締切とご注意
・締切:2025年1月26日(日)23時59分
・当選した方にはインスタグラム @GENIC_mag またはX @genic_webからDMで連絡を差し上げます。 インスタグラム @GENIC_mag、X @genic_web 以外のアカウントから連絡を差し上げることはございません。偽アカウント、フィッシング詐欺のアカウントにご注意ください。
・当選は公開アカウントに限ります。
・賞品の発送は日本国内に限ります。
・応募された方はキャンペーン規約へ同意いただいたとみなします。
・賞品引換、発送時点まで該当のアカウントをフォローされている状態が保持されていない場合、応募が無効となります。
プレゼントキャンペーンのお問い合わせ先
「撮影体験に、さらなる喜びを」
カメラ用光学フィルターの専門ブランドである「Kenko Filters」。60年以上の歴史を持つ光学設計のノウハウを結集した、ブラックミストシリーズなどの高品質な光学フィルターは、写真や映像に豊かな表現力を与え、クリエイティブな可能性を広げます。
”共鳴” | Kenko Filters