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【写真家が撮る 愛しの我が子:2】花盛友里

写真を撮ることを生業とする写真家が、もっとも近くにいる存在である「我が子」にカメラを向ける時。どんな衝動にかられ、どんな想いでシャッターを切るのか?まさに撮らずにはいられなかったその瞬間の写真を、7名の写真家に見せていただきました。
第2回は、フォトグラファーの花盛友里さんです。

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花盛友里

フォトグラファー 1983年生まれ、大阪府出身。中学時代から写真の楽しさに目覚め、2009年よりフリーランスとして活動開始。
女性誌や音楽誌、広告などで主にポートレートの撮影を手掛ける。 
愛用カメラ:Nikon Z 7II
愛用レンズ:NIKKOR 50mm f/1.8G

大人にはない発想の持ち主

「夏。ほとんど廊下やん!ってところで寝てる長男。完全に廊下で寝てる時もあります。とにかく寝てる姿が可愛すぎる。冬は数時間ごとにちゃんと布団かぶってるかな?って心配で起きちゃうのが辛いけど、夏は好きなだけ動き回ってどこで寝ていても大丈夫なので安心!(笑)」。

「なぜ子供は段ボールが好きなのか……。荷物が届くたび『この段ボール頂戴!』と制作活動に勤しんだり、船ごっこをしたり。こうしてかぶった状態でガンダムで遊び、さらにご飯も食べるという難技をやってみせる長男。愛しき日常」。 

「長男と次男が一緒にお風呂に入っている図。たまーに長男の気分がのってる時は次男を洗ってくれます。そして、それはそんな日の一枚。『かーちゃーん!』って呼ばれて行ってみたらこんなでした。変な髪型にされてケタケタ笑ってる次男の声が聞こえてきます」。

子供のおかげで日常に楽しい場面が溢れてる

「段ボールをかぶってみたり、廊下で寝ていたり……大人がやらないことをいっぱいやってくるし、どこからそんな発想が!?っていうことを突然やっていたりします。一番近くにいるモデルなのでカメラを向けたくなる存在です。子供のおかげで日常に楽しい場面が溢れてます」。

花盛友里 Instagram

GENIC vol.66【写真家が撮る 愛しの我が子】
Edit:Megumi Toyosawa

GENIC vol.66

GENIC4月号のテーマは「撮らずにはいられない」。
撮らずにはいられないものがある。なぜ? 答えはきっと単純。それが好きで好きで好きだから。“好き”という気持ちは、あたたかくて、美しくて、力強い。だからその写真は、誰かのことも前向きにできるパワーを持っています。こぼれる愛を大切に、自分らしい表現を。

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