Snapshot
yuki
「写真友達と出かけた先で美しい湖面を背景に、春の日差しを浴びる友達の姿がまるで青に溶けゆくようで、『なんて綺麗なんだろう』と思わずシャッターを切りました。夏に撮る青も好きですが、春に撮る青もまた特別だと思った1枚です」。
Yuki Shuan
「神戸で夕暮れどきに。自分の写真の原点であるストリートフォトグラフィーで培ったバランス感覚と、ポートレートを融合した1枚」。
shunji otake
「高校3年生の彼女たち。文化祭も体育祭も最後の大会も、全部全部無くなって。会いたい人に会えなくなって。それでも時間は待ってくれない。立ち止まってはいられない。最後まで皆で一緒に駆け抜ける。いつかまた笑顔で会えるように。そんな思いを込めてシャッターを切りました」。
Re!na
「喫茶店に友人と足を運んだときに、お店の外に出て窓越しに撮影した写真です。意図的ではなく、シャッターを切ってから、目元の部分だけくっきりと見えていることに気づきました」。
駒澤 樹
「2年ぶりに帰省してのドライブ中、友人が車から降りたとき。地元が好きになりきれない理由として雨が多いというのがあり、この時も雨が。でも仲のよい友達がいて、地元は特別でやはり切り離せない場所だなと感じながら撮影した1枚」。
Snapshot of a lover
加藤岬
「夏の終わり、恋人と近所の焼き鳥屋で一杯ひっかけて、コンビニでアイスを買って食べながら帰った時の写真です。半年も経つとすっかり忘れて二度と思い出せなくなってしまうような日にこそ、シャッターを切るようにしています」。
nitahara
「広い公園にて、妻を撮影。素敵に撮りたいな、という想いでシャッターを切りました」。
辻奈々世
「大学終わりに寄ったマックで恋人を撮影。この写真には彼の好きなところがたくさん写っています。下を向くと目立つ長いまつ毛、長くて細くて綺麗な指。写真って本当に関係性が出るんだなと思いました」。
KOUTA
「ツツジ祭りに行った際に、秘密のルートを見つけてはしゃいでいる、5年付き合っている婚約者です。こうやって小さな幸せも心から楽しんでいる姿に、好きになってよかったなと思いながら、シャッターを切りました」。
aoi
「夜に散歩中、明かりが少ない道路沿いで、お付き合いをしている彼女の何気ない瞬間を撮影しました。細かい指示は出さずその場の雰囲気で。自然体の方が、彼女の良さを写すことができます!」。
GENIC vol.65 私たちの人物写真
GENIC vol.65
GENIC1月号のテーマは「だから、もっと人を撮る」。
なぜ人を撮るのか?それは、人に心を動かされるから。そばにいる大切な人に、ときどき顔を合わせる馴染みの人に、離れたところに暮らす大好きな人に、出会ったばかりのはじめましての人に。感情が動くから、カメラを向け、シャッターを切る。vol.59以来のポートレート特集、最新版です。