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プロフィール

マックス・ヴァドゥクル
写真家 インドにルーツがありアフリカ生まれ。独自の白黒写真で知られる。『ニューヨーカー』誌が過去に雇った2人目の契約写真家であり、リチャード・アヴェドンが最初に担った地位を引き継いだ経歴を持つ。フランス版やイタリア版『ヴォーグ』の表紙を飾り、ファッションフォトグラファーとしての地位を確立。1999春夏コレクションから2001-2002秋冬コレクションまで、6シーズンにわたりY'sを撮影し、アイコニックなイメージを創り出した。

中村アン
俳優 1987年生まれ、東京都出身。
Y’s MAX VADUKUL TOKYO

「マックス・ヴァドゥクル」を代表する白黒写真。その中に強く存在するY'sの服。服・人・街、Y'sがヴァドゥクルの視点で捉えられ、象徴的な存在として、中村アンが創造の物語を完成させています。

Y's、ヴァドゥクル、中村アン。表現の対話で生まれた写真イメージが、Y's表参道の1階に拡がります。旗艦店であり、表参道地区の中心に位置するY's表参道は、ウィンドウがフレームになり街に対してもその空間を1枚絵のようにプレゼンテーションします。


地下1階に座する、ヴァドゥクルがレンズを通して見る東京の風景と、人、服(Y's)。同様にアイコニックな存在の4名のモデルが、ヴァドゥクルの目の中にある東京の街に漂います。



ワイズとマックス・ヴァドゥクル
1999春夏コレクションから2001-2002秋冬コレクションまで、6シーズンにわたりY'sを撮影し、アイコニックなイメージを創り出したヴァドゥクル。Y'sのイメージ創作において重要なパートを担ったフォトグラファーであり、継続した互いの大きな敬意と特別な関係性が、深い解釈を携え、Y'sを表現する「写真」を創出する。
ヴァドゥクルとヨウジヤマモトの交流は1980年代はじめに始まり、2024年、出会いから40年を迎えた。1984年当時、アートディレクターであるマーク・アスコリによる手引きで、ヴァドクルはヨウジヤマモト 1984-85秋冬コレクションの写真をニューヨークで撮影し、街路で、あるいは屋根の上で「服を街に侵入させる」撮影を実行した。その後、1999春夏コレクションでY'sに迎えられたヴァドクル。
インドにルーツがありアフリカ生まれの写真家であるヴァドゥクルは、『ニューヨーカー』誌が過去に雇った2人目の契約写真家であり、リチャード・アヴェドンが最初に担った地位を引き継いだ経歴を持つ。フランス版やイタリア版『ヴォーグ』の表紙を飾り、ファッションフォトグラファーとして積み重ねられた経歴は、特有なY'sのイメージ創出に大きく力を与えている。
「活動的」「唯一」「勇壮な精神」「前向きな遊び心」「都会的」。目的を持ち、毅然と、(彼女の)街を歩く──Y'sの像が、ヴァドゥクルにより切り取られ、写真に要約される。エネルギーに満ちた白黒の物語。ヴァドゥクルが街に連れ出した服。その服と、それを着た人のイメージは、紛れもなくY'sを表す写真スタイルの1つだ。
日常に存在するY'sの服。Y'sの在り方が、ヴァドゥクルにより捉えられ、写真の上に確かに存在する。
──プレスリリースより
The Book──特別なブック
2024-2025秋冬の活力に満ちた写真は、2023-2024秋冬、2024春夏に続き、クリエイティブディレクターのクラウディオ・デロリオ(Claudio Dell’olio)により、特別なブックにデザインされました。白黒写真に差し込まれた、オレンジや青の閃光。エネルギーをそのままに綴じられたもう一つの創作物です。
※ブックは条件付配布、限定数のため無くなり次第終了
「Y's MAX VADUKUL TOKYO」フォトインスタレーション 情報
開催日時
2024年10月4日(金)~11月初旬終了予定 11:00~20:00
入場料
無料
会場

Y's表参道
- 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目12-10 表参道ヒルズ1F・B1F
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」A2出口から徒歩で5分
東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」5番出口から徒歩で5分
JR山手線「原宿駅」から徒歩で10分