目次
- プロフィール
- 琴線に触れる自然の景色を見つけたい
- OM SYSTEM PENに後押しされた「寄り道」が、思わぬ出会いを生んだ
- 旅の情緒を深める——。OM SYSTEM PENだからできた表現
- 吊るされた青い風鈴を、打ち寄せる海の波のように
- 風や夏の暑さ、その場所に流れる空気感まで写し出す
- 夏の日差しを浴びたザクロの生命力を爽やかに表現
- 今にも動きだしそうな木々の、生命力と神秘性を表現
- 森から迷い出てきたような、物語性のある一枚に
- 印象的な空の色と構図で、自然の広大さや物語性を感じさせる
- 旅の終わり、木々の隙間から覗く星空の美しさをそのままに
- 旅のまとめ。「また旅に出たい」と思わせてくれるOM SYSTEM PENというカメラ
- この旅の相棒 ——使って実感したOM SYSTEM PENの魅力
- 製品紹介
- OM SYSTEM PEN
- M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 III
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プロフィール
土居夏実
写真家 香川県出身。高校生のときに写真部に所属し、写真甲子園に出場。スタジオカメラマンを経て、地元である香川を拠点に活動中。星空や、海、植物が好きで、自然に溶け込んだような写真を撮影している。
琴線に触れる自然の景色を見つけたい
2018年に、ハーフカメラを探していてPEN-FTに出会いました。一度壊れてしまったときも、修理中にもう一台PEN-FTを買うほどハマっていたんです。今でも大切に使っています。そんな愛するPENから、新しいカメラが出ると聞いて、使えるのをとても楽しみにしていました。
そして、OM SYSTEM PENを実際に手にしたとき、その軽さと、防塵・防滴機能を信頼し、私の琴線に触れる自然の景色を見つけに行きたいと思いました。香川県に住んでいますが、今回計画したのは県内でのミニ旅。フェリーを使って、島にも渡ります。香川は海と山が近いので、両方の魅力を感じられる、とても素敵な旅先です。今回訪れるスポットは、白鳥神社、潮越公園、志度港防波堤灯台、長崎の鼻への道。そして男木島です。1日で巡るにはやや欲張りですが、携行するカメラがとっても軽いOM SYSTEM PENなら大丈夫なのではないかと期待して、旅してきました。
OM SYSTEM PENに後押しされた「寄り道」が、思わぬ出会いを生んだ
旅の醍醐味は偶然の出会いにあると思っています。そのため今回の旅では、素敵な景色や出会いを取りこぼさないよう、全ての工程で「歩く」ことを意識しました。結果、思いもしないところで絵になる灯台を見つけたり、可愛らしいザクロの実にシャッターを切る手が止まらなくなったり、長崎の鼻に向かう道が険しくてハラハラしたりしたのですが、木漏れ日が本当に綺麗で、気づけば撮影に夢中になっていたりと、素敵な出会いがありました。
たくさんの琴線に触れる景色と出会えたのは、やっぱり、手にしていたカメラがOM SYSTEM PENだったから。OM SYSTEM PENは本当に軽くて、持ち歩くことを苦に感じません。それだけ、もう少し歩いてみよう、もう少し先まで行ってみようと思わせてくれるカメラでした。たとえば男木島は、坂道が多く、暑い夏は島を回るのも一苦労です。それがOM SYSTEM PENとの島旅になると、軽量であることでカメラを持ち歩く負担がなく、いつもは行けない坂道や小道も覗いてみようと思えました。
また、いつもなら旅にはレンズ1本しか持って行かないところ、カメラが軽量なためレンズを複数持ち歩くことができ、残せる作品の幅も広がったと感じます。そして、OM SYSTEM PENの保護等級IPX1の防滴性能と防塵に配慮した設計は本当に心強いです。波打ち際での撮影など、カメラに気を使ってしまうような場面でも臆することなく挑戦できました。険しい道や水辺などは、撮影を諦めてしまいがちなシーンです。それが、OM SYSTEM PENなら楽しく撮影できる。OM SYSTEM PENは、私に挑戦を促すまさに「相棒」でした。
旅の情緒を深める——。OM SYSTEM PENだからできた表現
吊るされた青い風鈴を、打ち寄せる海の波のように
カラープロファイルコントロール/ハイライト&シャドウコントロール : Highlight +3, Midtone: -1, Shadow: -4
白鳥神社の風鈴。この日は風が吹いていて、とても綺麗な風鈴の音色が駐車場まで聞こえていました。音色に誘われるように歩いていくと、青色の風鈴が目に飛び込んできました。風に揺れるたび、風鈴の異なる2つの青色がまるで海の波が押し寄せるようでした。その光景に感動しながら撮影しました。
【PEN Tips】
風鈴の青を目立たせたかったので、カラープロファイルコントロールで、青色の彩度を上げて撮影しています。青を強めにすることで、静けさや落ち着いた雰囲気をも表現することができました。
風や夏の暑さ、その場所に流れる空気感まで写し出す
カラープロファイルコントロール/ハイライト&シャドウコントロール : Highlight +2, Midtone: +1, Shadow: -3
「次の目的地へ行くために車を駐車すると前に海があり、なんとなく眺めてみると、灯台がありました。朝から曇っていて晴れ間は諦めていたのですが、午後になると時折光が差すことがありました。このときも晴れ間が出て、灯台が束の間の晴れ間を照らしているように見えてうれしくなったのを覚えています」。
【PEN Tips】
水面の波や雲を取り入れることで、吹いている風や感じる暑さなど、その場所の空気感まで表現することを目指して撮影しました。赤色の灯台が目立ちすぎると波や空の模様に目線がいかなくなると思い、カラープロファイルコントロールで赤色の彩度を抑えるよう設定しました。灯台の大きさと海や空の写り具合が一番好みだったため、レンズはM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIを選びました。
夏の日差しを浴びたザクロの生命力を爽やかに表現
カラープロファイルコントロール/ハイライト&シャドウコントロール : Highlight +2, Midtone: +1, Shadow: -3
ザクロの実を普段あまり見ることがなく、珍しいなと目に留まりました。カメラを向けていると、逆光に照らされて透過した葉が美しく、色合いも爽やかで可愛らしいと感じました。夏の光に照らされたザクロの生命力を、爽やかに表現することを目指しました。
【PEN Tips】
カラープロファイルコントロールで緑色の彩度を少し上げて鮮やかさを出しました。また、トーンカーブでシャドウを少し明るく設定することでザクロがシルエットにならないようにし、同時に爽やかさを表現しています。美しい木漏れ日を玉ボケで表現できるよう、レンズはF値の小さいM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIを選びました。
今にも動きだしそうな木々の、生命力と神秘性を表現
カラープロファイルコントロール/ハイライト&シャドウコントロール : Highlight:+2, Midtone:+1, Shadow:-3
木々に覆われた道、木漏れ日に惹かれて撮影しました。風が吹くたび木漏れ日が揺れ、とても幻想的でした。木から出るたくさんの枝が、今にも飛び出してきて動き出しそうにうねっているのが少し怖かったことも覚えています。地面は砂で、歩くたびに風で砂埃が舞っていました。普段ならレンズ交換を躊躇してしまうところでしたが、「OM SYSTEM PENのセンサークリーニングは優秀」と聞いていたため、舞い上がった砂埃が落ち着くのを待ちつつ、安心して焦らずレンズ交換できました。防塵・防滴 対応であることも心強かったです。
【PEN Tips】
緑の鮮やかさとコントラストで生命力や神秘性を表現したいと思い、カラープロファイルコントロールで緑を強調するように設定しました。木々が生い茂っていて少し暗かったのと、奥行きを出すために、F値の小さいM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIを使いました。
森から迷い出てきたような、物語性のある一枚に
カラープロファイルコントロール/ハイライト&シャドウコントロール : Highlight:+2, Midtone:+1, Shadow:-3
展望台に続く道が木々のトンネルになっており、隙間から海が見える様が美しいと感じました。晴れていたらより美しいだろうなと思いながら撮影したのですが、生い茂る木々が醸し出す不気味さも面白いと思いました。人物を中心に置き、森から迷い出てきたような物語性のある表現を目指しました。
【PEN Tips】
海際で風が強く砂埃が舞っていましたが、耐環境性能の安心感により気にせず撮影することができました。カラープロファイルコントロールで緑と青を強めに表現することで、曇りでも空と海がつながらない描写ができました。少し暗かったため、レンズはF値の小さいM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIを選びました。
印象的な空の色と構図で、自然の広大さや物語性を感じさせる
カラープロファイルコントロール/ハイライト&シャドウコントロール : Highlight:+3, Midtone:+1, Shadow:+3
旅からの帰り道、大きな木に白い花が咲いているのが目に留まり、青い海と一緒に撮りたいと思いました。海を眺めながら木の側で休憩している様子を、人物をポツンと配置することで自然の広大さや物語性まで含めて表現しました。風になびくワンピースも気に入っています。
【PEN Tips】
レンズはM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IIIを使用。離れた位置に三脚をセットして、背景を整理しつつ木の全体を写し、人物をポツンと置ける焦点距離を探って撮影しました。カラープロファイルコントロールで緑寄りの青色を強調し、好みの空の色を表現しました。
旅の終わり、木々の隙間から覗く星空の美しさをそのままに
家に着くと、美しい星空が広がっていました。雨や曇りが続いていて夜に外へ出る機会がほぼなかったこともあり、久しぶりに見た綺麗な星空に感動してカメラを向けました。隣に夫がいたのですが、昔ふたりで寝転がって星空を見たときの思い出話をしながらの撮影でした。旅のいい締めくくりになりました。
【PEN Tips】
星空を撮るときは、いつもシャッタースピードとF値で明るさを調整し、試し撮りをしながら撮影しているのですが、このときは雲が迫ってきていたため、SCNモード(シーンモード)の星景撮影を使って撮影しました。星景撮影で、一発で綺麗な星空を撮影できたことに驚きました。また、木々も入れつつなるべく空を広く写したかったので、レンズはM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIをセレクト。F値が小さく、暗所での撮影にもありがたいレンズでした。
旅のまとめ。「また旅に出たい」と思わせてくれるOM SYSTEM PENというカメラ
土居夏実_OM SYSTEM
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II/M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
動画専用ピクチャーモード:「OM Cinema 1」使用
上の動画は、香川県の自然の美しさや、夏に吹く風や海の香りなど、私が旅で感じた空気感を表現したくて作成しました。坂を上っている途中で偶然出会った猫がお店に入って行くシーンは、島の方と猫との信頼関係が伝わる大好きな瞬間でした。動画を作りながら、「いい旅だったな」「また旅に出たいな」と思いました。PENによってたくさんの出会いがもたらされ、より一層そのように感じたのだと思います。また、全編を通して、映画っぽいフレームレートや色味が予め設定された動画専用ピクチャーモード「OM Cinema 1」を使って撮影しました。色味がとても好みで、1日の動画を繋ぎ合わせたときにも、簡単に色味を統一することができました。
この旅の相棒 ——使って実感したOM SYSTEM PENの魅力
カメラ内で細かく色の調整ができるカラープロファイルコントロールがすごく便利でした。操作が簡単なためすぐに使いことなすことができ、旅のシーンごとに素早く調整できるように。また、軽さに加えて、OM SYSTEM PENのレトロで可愛らしい見た目も大好きです。OM SYSTEM PENはまさに、ちょっとした散歩やたくさん歩くお出かけにも持って行きたいと思えるカメラ。カメラは重くて持ち歩くには気合いが必要だと感じている人に、ぜひ手にしてほしいです。カメラを持って出かけることへのハードルが、OM SYSTEM PENならぐっと下がるはずです。
製品紹介
OM SYSTEM PEN
「OM SYSTEM」ブランドを冠した初の「PEN」。往年のレンジファインダーカメラ調のデザインに電子ビューファインダーを搭載し、シリーズ初の防塵・防滴に対応※。フィルムライクな色合いを楽しめる「カラー/モノクロプロファイルコントロール」や、通常PCなどを必要とする表現をカメラ内で実現する「コンピュテーショナル フォトグラフィ」撮影機能を備え、旅や日常をいつでも気軽に持ち歩いて撮影できる、小型軽量のミラーレス一眼カメラです。カラーはシルバー/ブラックの2色。
※保護等級IPX1の防滴性能と防塵に配慮した設計。IPX1の防滴レンズと組み合わせたときに性能を発揮します。
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 III
35mm判換算28-84mm相当の広角から中望遠域をカバーする標準ズームレンズ。小型軽量ながら最大撮影倍率0.53倍相当(35mm判換算)の近接撮影能力を備え、防塵・防滴にも対応※。沈胴機構で収納時もコンパクトに持ち歩けます。
※保護等級IPX1の防滴性能と防塵に配慮した設計。防塵・防滴性能を有するカメラ装着時に性能を発揮します。カメラとレンズがIP53とIPX1との組み合わせの場合は、IPX1の性能となります。
