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写真家 公文健太郎の写真展「煙と水蒸気」が、神戸のTHE BOOK ENDで開催。父から譲り受けた「OLYMPUS PEN FT」で撮影した膨大な作品群と未発表新作から厳選

写真家 公文健太郎の写真展「煙と水蒸気」が、神戸のTHE BOOK ENDにて、2025年11月13日(木)〜12月8日(月)に開催。大学一年生の時に父から譲り受けた「OLYMPUS PEN FT」で、2023年の1年間をかけて撮影した膨大な写真に加え、未発表の新作から厳選した作品を展示、販売する。2024年に東京 飯田橋のRoll、2025年6月に東京 外苑前のLAGで発表した同名の展示とは異なる構成で展開。本展に併せ、同タイトルの写真集(在庫僅か)も販売されます。

  • 開催期間:2025.11.13 ~ 2025.12.8
目次

プロフィール

公文健太郎

写真家 1981年生まれ。ルポルタージュ、ポートレートを中心に雑誌、書籍、広告で幅広く活動。同時に「人と自然の接点」をテーマに主に一次産業の現場を取材。日本全国の農風景を撮影した『耕す人』、川と人のつながりを考える『暦川』、半島を旅し日本の風土と暮らしを撮った『光の地形』、瀬戸内の島に起こる過疎化をテーマにした『NEMURUSHIMA』などを発表。最新作として父との関係性を通して一年間をかけて撮影したスナップ写真集『煙と水蒸気』がある。2012年『ゴマの洋品店』で日本写真協会賞新人賞受賞。2024年日本写真協会賞作家賞受賞。

何十年も前に父が同じカメラのファインダー(窓)で切り抜いた風景と、僕が切り抜いた風景がどこか似通っていることが嬉しかった。まるでこの1年の写真は、父の目を借りて撮ってきたのか?と思えるほどであった

── 公文健太郎 写真集「煙と水蒸気」より一部抜粋

展示作品の一部と解説

大学一年生の時に父から譲り受けた「OLYMPUS PEN FT」は、望んでいたものとはまるで違う、ミラーをボンドでくっ付けるくらいの使い古されたオンボロカメラ。
父にカメラの使い方を教わりシャッターを押してみると、そんなカメラでも目の前の光景がしっかりと写真に写った。
「煙と水蒸気」と題した本展では、2023年の1年間をかけてこのカメラで撮影した膨大な写真に加え、未発表の新作から厳選した作品を展示、販売。
東京で発表した2024年のRoll(飯田橋)、2025年6月のLAG(外苑前)とは異なる構成となります。

初めてシャッターを切った日から25年。写真を生業にするきっかけとなったカメラで撮影した本作は、唯一の父と唯一のカメラの結託によって、彼と写真を未来に誘(いざな)った軌跡なのかもしれません。本展に併せ、同タイトルの写真集(在庫僅か)を販売します。

── 公文健太郎 写真展「煙と水蒸気」プレスリリースより

公文健太郎 写真展「煙と水蒸気」情報

開催日時

2025年11月13日(木)~12月8日(月)11:00~18:00
休廊日:火、水曜
※入場制限やアポイントメント制となる場合があります。

入場料

無料

会場

THE BOOK END

  • 〒650-0024 兵庫県神戸市北区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング 302
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
JR神戸線「元町駅」から徒歩で5分
神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」から徒歩で3分

公文健太郎 写真集「煙と水蒸気」情報

著者:公文健太郎
編集:藤木 洋介
翻訳:ロバート・ツェツシェ
デザイン:宮添浩司
発行:COO BOOKS
印刷・製本:LIVE ART BOOKS
本体価格:8,800円(税込。本体8,000円)※オリジナルプリント付

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