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写真家 河田美奈枝 作品展「TREMOLO」が、ソニーイメージングギャラリー 銀座で開催。舞台は、日本最古の飛行場が実在する、岐阜県各務原市

©Minae Kawada

写真家 河田美奈枝 作品展「TREMOLO」が、東京 銀座のソニーイメージングギャラリーで、2025年6月13日(金)~6月26日(木)に開催。本展では、先日刊行された同名の写真集の作品を中心に、未収録作や、作品の舞台である各務原で生産された、繊細な絵絹を用いた作品も展示。6月15日(日)、6月21日(土)には、ギャラリートークも開催されます。

  • 開催期間:2025.6.13 ~ 2025.6.26
目次

プロフィール

河田美奈枝

岐阜県各務原市に生まれる。子育ての終盤に写真家としての活動を始め国内外で発表。
2020年、夢を追い求める人々の心情を花火で描いた作品『Dreaming Planet』をソニーイメージングギャラリーにて発表。以来、作品制作に注力し、本作『TREMOLO』を制作。光と影、色彩と闇、現実と空想 、相反するもののあいだに生まれる揺らぎや美しさに惹かれ、視点を変えることで立ち現れる、もうひとつの世界を写真で探っている。

ステートメントと展示作品の一部をご紹介

©Minae Kawada

空を見上げても
姿は見えない
音だけかが響き渡り
私の身体に反響する

私が生まれ育った各務原市には、現存する日本最古の飛行場がある。2020年の冬、年老いた父に戦争の思い出をたずねると、「この家の下には30メートルくらいの大きな穴があった」と語った。思いがけない言葉が、私を遠い昔の戦争へと導いた。
各務原の中心部には、かつて各務野と呼ばれた台地が広がっている。手つかずの原野は砲兵演習場や飛行場となり、人々の集う町が形成された。太平洋戦争末期の1945年、この町に大型爆弾が投下され、戦後は米軍が進駐した。現在、台地には航空自衛隊岐阜基地や工場、住宅、木々豊かな公園が立ち並び、往時の面影はほとんど残っていない。
遺跡を探して出会った、生まれ故郷の美しい自然。人々との対話で感じた、それぞれの想いや人生。私はこれらを胸に刻んで、未来へつないでいこう。

©Minae Kawada

©Minae Kawada

©Minae Kawada

©Minae Kawada

©Minae Kawada

©Minae Kawada

※各務原市では、昭和20年(1945年)の各務原空襲で最も被害の大きかった6月22日が「平和の日」に定められています。

ギャラリートーク情報

開催日時

1回目:2025年6月15日(日)19:20〜20:20
ゲスト:吉野千枝子(写真集編集者)

2回目:2025年6月21日(土)19:20~20:20
ゲスト:八巻香澄(東京都現代美術館 学芸員)

参加費

無料

定員

各回15名
※要事前予約、先着順

会場

ソニーイメージングギャラリー 銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階

ギャラリートーク 事前予約

河田美奈枝 作品展「TREMOLO」情報

開催日時

2025年6月13日(金)~6月26日(木)11:00~19:00

入場料

無料

会場

ソニーイメージングギャラリー

  • 〒104-0061 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」8・9番出口から徒歩で約6分
JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」から徒歩で約8分

河田美奈枝 写真集「TREMOLO」情報

サイズ:240mm x 200mm
ページ数:104ページ
価格:4,950円(税込。本体4,500円)
出版社 :りぼん舎
編集:吉野千枝子
デザイン:石山さつき
英訳:大久保素子
印刷製本:日本写真印刷コミュニケーションズ(株)

Amazon:河田美奈枝 写真集「TREMOLO」

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