目次
- プロフィール
- 何気ないシーンでも繋ぐことで、一つの物語のように
- <全体ポイント>櫻子流|EOS R50 Vで描く、風景動画のつくり方
- 仕上がりイメージに合わせてEOS R50 Vの「カラーフィルター」を選択
- 撮影を始める前に:「主人公」を決める
- <詳細Tips>櫻子流|EOS R50 Vで描く、風景動画のつくり方
- TIPS 01:レンズを近づけて、柔らかな前ボケをつくる
- TIPS 02:F値を小さく設定し、背景をぼかす
- TIPS 03:安定した画で、人物の動きを捉える
- TIPS 04:画面タッチでピントの変化をつける
- 写真でも被写体の魅力を引き出すEOS R50 V
- EOS R50 Vで広がる、色づくりの楽しさ
- 【参加者募集】4月25日(土)に、櫻子さんとEOS R50 V(ホワイト)で動画スナップを楽しむフォトウォークイベントを開催!
- 撮影に使用したカメラ:EOS R50 V
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プロフィール
櫻子
写真家/フォトグラファー 1996年生まれ。埼玉県本庄市出身。透明感のある作風で、多重露光などの作品制作も得意としている。地元である埼玉北部周辺や旅した地域の魅力をSNSなどを通じて発信。埼玉県広報アンバサダーも務めている。
何気ないシーンでも繋ぐことで、一つの物語のように
GENICreel_櫻子
まるで絵本の中に登場するような、柔らかくて優しい春の旅をテーマにした作品です。人物と景色を組み合わせたカットと、風景だけのカットの両方を撮影して繋ぎました。その場にいる人の存在を加えることで、物語のワンシーンのようなストーリーが自然と生まれます。
透明感のある爽やかな雰囲気は、普段から大切にしているポイント。今回はそれを動画で表現できるよう、春らしい季節感がしっかり伝わる、桜と菜の花が広がる開放感のあるロケーションをセレクトしました。青空がきれいに映える、快晴の午前中から昼間にかけて撮影しています。
映画やドラマが好きで、日頃から日常の何気ない風景を少しドラマチックに切り取るような気持ちで撮影しています。風に揺れる木や、移ろう光。そんなふとした瞬間も、映像として残すことで、日常の景色に彩りを添えられる気がしています。ただ目の前の景色を映すだけでなく、音楽をつけたり、断片的なシーンを繋いだりすることで、一つの物語を創作できる。それが、動画ならではの面白さだと感じています。
<全体ポイント>櫻子流|EOS R50 Vで描く、風景動画のつくり方
全体がペールトーンの優しい色合いでまとまるように、彩度の高い色や余計な被写体を入れないことを意識しました。構図は青空の比率をやや多めにし、余白をつくることで、映像全体に軽やかさと透明感をプラスしています。
仕上がりイメージに合わせてEOS R50 Vの「カラーフィルター」を選択
EOS R50 Vには、カメラ内に「カラーフィルター」機能があり、思い描く色に簡単に近づけることができます。今回は柔らかいトーンの作品に仕上げたかったため、14種類のフィルターの中から「ClearLightBlue」を選択。コントラストを抑えつつ暗部を明るくし、全体に淡い青みを加えてくれるフィルターです。カラーフィルターは、撮影時にフィルター効果を確認しながら、直感的な操作で簡単に画づくりができるのも魅力です。
撮影を始める前に:「主人公」を決める
写真でも動画でも、撮影前に「主人公になるもの」を一つ決めておくことが大切。今回は人物を主人公に設定しましたが、風景の中で目を引くものや、印象的な形や色のものなど、その場で決めることもあります。主人公が決まると、それを軸に構図や映像の流れを組み立てやすくなります。
今回は、旅先で春の景色の中を歩きながら、その土地に静かに心が反応するような“旅情”も意識しました。白いワンピースにトランクと傘を合わせ、印象派の絵画のような雰囲気も演出しています。パステルカラーの景色に自然になじむコーディネートにしました。
<詳細Tips>櫻子流|EOS R50 Vで描く、風景動画のつくり方
TIPS 01:レンズを近づけて、柔らかな前ボケをつくる
動画素材_01_a
カメラ:EOS R50 V レンズ:RF35mm F1.8 MACRO IS STM fps:30 シャッタースピード:1/640秒 カラーフィルター:ClearLightBlue
レンズを菜の花にぐっと近づけて、前ボケをつくり、春らしい柔らかな空気感を表現。被写体にしっかり寄れる、最短撮影距離の短いレンズがおすすめです。フォーカスはマニュアルに設定し、手動でピントを合わせると、イメージ通りの前ボケをつくりやすくなります。
また、カットは短めのものをいくつか撮影しておくのもポイント。繋ぎ合わせることで、飽きのこないリズムのある映像に仕上がります。編集で長さは調整できますが、撮影の段階から流れをイメージしておくと、よりスムーズに仕上げることができます。
TIPS 02:F値を小さく設定し、背景をぼかす
動画素材_02
カメラ:EOS R50 V レンズ:RF35mm F1.8 MACRO IS STM fps:30 シャッタースピード:1/4000秒 カラーフィルター:ClearLightBlue
桜の花がきれいに咲いている場所を選び、桜が主役となるカットを撮影。F値を小さめ(F/1.8)に設定して背景をぼかすと、被写体をより印象的に見せることができます。桜との距離を変え、動きをつけました。
TIPS 03:安定した画で、人物の動きを捉える
動画素材_03
カメラ:EOS R50 V レンズ:RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM fps:30 シャッタースピード:1/640秒 カラーフィルター:ClearLightBlue
モデルに画面の左から右までゆっくり歩いてもらい、流れのあるカットを撮影します。背景の山がきれいに入るよう、やや広角の画角を意識しました。撮影時は一脚や三脚でしっかり固定することで、人物の動きを引き立てることができます。
TIPS 04:画面タッチでピントの変化をつける
動画素材_04
カメラ:EOS R50 V レンズ:RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM fps:30 シャッタースピード:1/640秒 カラーフィルター:ClearLightBlue
フォーカスはAFに設定。最初は被写体(鉄塔)にあえてピントが合っていない状態から撮影を始め、途中で画面をタッチして鉄塔にピントを合わせます。ピントの変化を取り入れることで、映像の中に自然な動きや奥行きが生まれます。
写真でも被写体の魅力を引き出すEOS R50 V
動画だけでなく、EOS R50 Vを使って写真もたくさん撮影しました。
青色の表現がとても美しく、やや紫がかったニュアンスのある色味も印象的です。
全体的な色調も見た目に近く、自然に再現されます。
ポートレートでは、肌が自然な色味でクリアに写るところも大きな魅力です。
被写体の魅力をそのまま引き出したいときに、頼れる一台だと感じています。
EOS R50 Vで広がる、色づくりの楽しさ
今回撮影に使用したEOS R50 Vはコンパクトなボディーですが、操作感はカラーフィルターやピクチャースタイル、ホワイトバランスなど複数のカラーモードが用意されており、組み合わせて色味を調整できる点に魅力を感じました。設定の選択肢が豊富で、試行錯誤しながら自分好みの色合いを見つけていけるのも面白いポイントです。
特にカラーフィルターの「ClearLightBlue」はお気に入りの一つ。全体がややハイキーで、寒色寄りの柔らかなトーンに仕上がるのが印象的でした。春の風景も、すっきりとした青の背景と、彩度を抑えた黄色やピンクの花の組み合わせで、自分好みの色に仕上げることができました。
「ClearLightBlue」は派手になりすぎずフィルムライクでエモーショナルな雰囲気に仕上がるので、ほかの季節でも試してみたいです。
【参加者募集】4月25日(土)に、櫻子さんとEOS R50 V(ホワイト)で動画スナップを楽しむフォトウォークイベントを開催!
2026年4月25日(土)に櫻子さんをゲストに迎えて、EOS R50 V(ホワイト)で撮影ができるイベントを開催します。スナップ動画撮影のポイントを直接教えてもらえるスペシャルな機会です。
また、イベント後より、ゴールデンウィークを挟んで16日間無料で新色の「EOS R50 V(ホワイト)」と、キットレンズ「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」、単焦点レンズ「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」、望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」をお貸し出しいたします。櫻子さんに動画撮影のコツを教えてほしい!という方、スマートフォンではなくカメラで動画を撮ってみたい方、R50 Vを体験してみたい方、ぜひご応募ください。選考の上、参加者にはGENIC編集部よりご連絡を差し上げます。また、体験期間中に撮影された動画は、後日GENIC WEBにて紹介いたします。
Message from 櫻子
「風景スナップ動画では、日常の中にある小さな瞬間を見つけることが大切です。風に揺れる花や光のきらめき、人物の動きなど、何気ない景色の中にも魅力的な瞬間がたくさんあります。また、人物や手元を取り入れたり、前ボケを加えたりと、少し演出を加えることで、映像にストーリー性が生まれます。身近な風景の中にある“動き”を見つけながら、お散歩するような感覚で気軽に撮影を楽しんでもらえたら嬉しいです。イベントでお会いできるのを楽しみにしています」。
撮影に使用したカメラ:EOS R50 V
被写体を美しく際立たせる大きなボケ表現や、スロー&ファストモーション動画、映画やドラマ、 MVなどで使用される雰囲気のある映像表現を手軽に撮影できる「シネマビュー」など、本格動画性能が詰め込まれたエントリー機。2か所の動画撮影ボタンや動画モードダイヤル、低速と高速のなめらかなズームレバー、ライブ配信ボタンなどの各種操作ボタンが配置され、快適な撮影の実現へと導きます。グリップや三脚穴の配置など縦位置の撮影もしやすく、縦フォーマットであるスマートフォンやSNSとの親和性が高いことも嬉しい点です。
また、キットレンズRF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZは、EOS R50 Vのために開発されたズームレンズで、RFレンズで初となる、なめらかな「パワーズーム」を搭載。画角は常用しやすい広角~標準域をカバー。レンズ単体で約181gという軽さを誇り、カメラとセットでも約551g(バッテリー、カードを含む)です。片手でもさっと構えて撮影でき、速く正確なAF機能もあいまって、撮りたい瞬間を逃しません。