目次
- プロフィール
- 子どもたちの成長を物語のようなVlogに
- EOS R50 Vで撮るパパ目線のVlogのつくり方
- TIPS 01:少し離れて、「見守るように」撮る
- TIPS 02:子どもと同じ視点の高さで撮影をする
- TIPS03:視聴者の視線を1箇所に固定する
- TIPS 04:“寄り”と“引き”でメリハリをつける
- TIPS05:ちょっとユニークな視点を入れてみる
- R50 Vなら動画はもちろん、写真も大事な瞬間を撮り逃さない
- 「あとで何度も見返したくなる」Vlogを
- 使って実感したR50 Vの魅力
- 【参加者募集】11/15(土)に、すなおさんとR50 VでVlog撮影を楽しむパパのための撮影イベントを開催!
- 撮影に使ったカメラEOS R50 V
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プロフィール

すなお
ショート動画ディレクター/インスタグラマー 1994年生まれ、北海道札幌市出身。地銀、教育業界を経験したのち2021年にSNS発信を始め、2024年に独立。ショート動画を中心に同世代に向けてWork、Life、Hobbyに関わるガジェットや家電を子どもたちとともに提案している。SNS総フォロワー数は7万人。ブランドのSNS用の動画ディレクターや教育業界のSNS運用支援事業などにも携わっている。
子どもたちの成長を物語のようなVlogに
EOS R50 V
今回のVlogは、「物語」と「子どもたちの成長」をテーマに撮影しました。子どもたちが手を繋いで歩く→本を探す→一緒に遊ぶ→アイスを食べて休憩→また手を繋いでどこかへ行く。という一連の流れで物語性を出すことで、この日「こんなことがあったなぁ」をすっと思い出せるような構成にしています。「子どもの成長」という観点で見ると、5歳の息子が好きな本を自分で探せる年齢になったことやお兄ちゃんとして1歳の妹の面倒を優しくみているところにキュンとしたので、そこにクローズアップしました。また、1歳の娘が、最近数歩1人で歩けるようになったこと、お兄ちゃんが大好きなところを表現したいと考え、2人が一緒にいるカットを多めに選んでいます。最後のシーンは2人で「バイバイ」をしていて、見返しながら泣きそうになりました(笑)。
EOS R50 Vで撮るパパ目線のVlogのつくり方

今回は屋内の撮影だったので、奥行きを感じる場所や、本棚越しに撮影をすることで、隠し撮りのような雰囲気を演出して子どもの素の表情を引き出しました。また、R50 Vのカラーフィルター「ClearAmber」を使用して撮影しています。カラーフィルターを使えば、サッと出してサッと動画を撮っても、世界観を保つことが可能です。今回の映像も書店とカフェの雰囲気に合わせた色味で撮影できたおかげで、映像への没入感や質感もグッと上がったんじゃないかなと思います。今回は撮影のために許可を取って撮影しています。子どもの撮影は思わず夢中になってしまいますが、公共の場での撮影はまわりへの配慮も忘れずに。
TIPS 01:少し離れて、「見守るように」撮る
EOS R50 V(編集済み) (2)
子どもたちはカメラを向けると、基本的にこちらへ向かってきます。だから、少し離れた位置からカメラを構えて、動かずに見守るように撮るだけで、勝手に動きのある動画になります。背景も映せるので「こういう場所にいる」という物語が生まれます。
冒頭のこのシーンも少し離れたところからカメラを構えて、よちよちとカメラ中心に2人が歩いてくる姿を狙い、これから2人の本屋さんの中での冒険が始まるワクワク感を表現しました。
TIPS 02:子どもと同じ視点の高さで撮影をする
基本的にしゃがんで撮るのがデフォルトです。そうすることで、子どもが見ている世界や、ナチュラルな表情を撮影することができます。また、子ども視点中心な中にあえて大人視点でのカットを入れることで、映像にもメリハリや物語性が生まれます。今回のVlogでは、全11カット中9カットが子ども視点と同じくらいの高さのカット、2カットが大人視点のカットになっています。
TIPS03:視聴者の視線を1箇所に固定する
今回はあえて、どのカットも主役を中心に置いて、視線を固定することで、カットがテンポよく変わっても、見るべきところは中心から変わらなくてよい状態を作りました。そうすることで視聴者の没入感が生まれ、「気づいたら見終わっていた」状態を演出することができます。逆に視線がバラバラになってしまう動画は見ていて疲れたり、途中離脱につながったりしやすいです。
TIPS 04:“寄り”と“引き”でメリハリをつける
EOS R50 V(編集済み)
画角に変化をつけると、映像に奥行きが生まれます。冒頭のシーンは引き、2カット目はかなり寄り、3カット目では冒頭よりもさらに引いて撮影をしています。そうすることで映像にメリハリが生まれたり、その空間に奥行きを感じたりと映像への没入感を演出することができます。
TIPS05:ちょっとユニークな視点を入れてみる
EOS R50 V(編集済み)
ただ子どもを撮影しているだけだと同じような絵づくりになりがち。そこで、本棚越しに撮影をしてみたり、子どもにカメラを持たせたり、歩いてる足元を撮ったりしました。そうすることでVlogが一辺倒にならず、楽しい思い出をさまざまな角度で残せます。
また、メインの映像と、メインの映像を補完するサブの映像を意識した撮影も重要です。おままごとのシーンでいうと、子どもたちがおままごとをしている映像がメインで、フライパンをアップにしたカットがサブ。スロー&ファスト機能を用いてフライパンを振るシーンをスローにし、1つ前の引きで撮影したおままごとのカットを補完する構成にしています。
固定観念にとらわれずに、いろんな画角を試すともっと撮影が楽しくなります。
R50 Vなら動画はもちろん、写真も大事な瞬間を撮り逃さない


R50 Vは動画のためのミラーレスとして打ち出されていますが、最大約2420万画素で撮影ができるので、写真も本当に綺麗です!AF性能も優秀だなと感じていて、動き回る子どもの撮影でもピントがしっかり合ってくれるので助かります。ショート動画を撮る身からすると、写真も動画も撮れるのは本当に嬉しいです。
「あとで何度も見返したくなる」Vlogを
動画を撮る時には、「あとで何回も見返したくなる」動画を心がけています。子どもや妻の自然な笑顔や何気ない仕草を残して、「あの時あんなことあったよね」「あれが楽しかったよね」と会話が生まれるような、そんな動画にしたいと思っています。そのために、撮影時には、いろんなアングル、画角で撮影することを意識しています。また、今回制作したVlogは短尺なので削りましたが、家族の思い出として残す時は「そのときの会話」を入れることも心がけています。そうすることで、いつでも「あの時」に戻れる、その瞬間が好きなんです。
使って実感したR50 Vの魅力

R50 Vのボディーデザインがすごく好きです。縦でも横でも成立する独特なラウンドフォルムがカッコよくもあり可愛くもあり、所有欲を満たしてくれる点がすごく良いですね。そしてやはり、R50 Vで撮影した映像は綺麗だなと思います。スマホでは出せない立体感や質感で、ただの日常を特別なものにしてくれます。特に感動したのが「機動力」です。子どもたちと出かける時の荷物の量はとんでもない量になるので、大きなカメラだと持ち出すのも億劫になりがちですが、質の良い写真や動画を撮りたいという思いはあります。その点、R50 Vはサッと出してサッと撮影することができますし、肩掛けしてても軽量なのでほとんど負担になりません。
またレンズ交換ができるので、単焦点レンズをつけて持ち出せばコンデジのような運用もできるし、ズームレンズをつければ運動会など、子どもの行事でも活躍します。子どもの写真も動画も綺麗に残したい、そんな僕と同じ欲張りさんにぜひおすすめしたいカメラです。
【参加者募集】11/15(土)に、すなおさんとR50 VでVlog撮影を楽しむパパのための撮影イベントを開催!
2025年11月15日(土)にすなおさんをゲストに迎えて、R50 Vで撮影ができるイベントを開催します。Vlog撮影のポイントを直接教えてもらえるスペシャルな機会です。
また、イベント後より15日間無料で「EOS R50 V」と、キットレンズ「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」、単焦点レンズ「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」をお貸し出しいたします。すなおさんにパパ目線のVlog撮影のコツを教えてほしい!という方、スマートフォンではなくカメラで動画を撮ってみたい方、R50 Vを体験してみたい方、ぜひご応募ください。選考の上、参加者にはGENIC編集部よりご連絡を差し上げます。また、体験期間中に撮影された動画は、後日GENIC WEBにて紹介いたします。
Messeage from すなお
「Vlogは、家族はもちろん親族にも共有することで、子どもたちの成長をみんなで実感し、何度も見届けることができます。僕が動画制作にハマったきかっけは、友人の送別会で披露する大作ムービーでした。それを見た友人が涙してくれた光景は今でも忘れられません。動画は人の心を動かせる魔法なんです。家族の思い出Vlogも同じです。つくっておくと、一緒に見る家族の笑顔を見ることができます。ぜひ大切な家族のためにVlogを一緒に残していきましょう!」
撮影に使ったカメラEOS R50 V

被写体を美しく際立たせる大きなボケ表現や、スロー&ファストモーション動画、映画やドラマ、 MVなどで使用される雰囲気のある映像表現を手軽に撮影できる「シネマビュー」など、本格動画性能が詰め込まれたエントリー機。2か所の動画撮影ボタンや動画モードダイヤル、低速と高速のなめらかなズームレバー、ライブ配信ボタンなどの各種操作ボタンが配置され、快適な撮影の実現へと導きます。グリップや三脚穴の配置など縦位置の撮影もしやすく、縦フォーマットであるスマートフォンやSNSとの親和性が高いこともうれしい点です。
また、キットレンズRF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZは、EOS R50 Vのために開発されたズームレンズで、RFレンズで初となる、なめらかな「パワーズーム」を搭載。画角は常用しやすい広角~標準域をカバー。レンズ単体で約181gという軽さを誇り、カメラとセットでも約551g(バッテリー、カードを含む)。片手でもさっと構えて撮影でき、速く正確なAF機能もあいまって、撮りたい瞬間を逃しません。