menu
  • Home
  • 写真展
  • 写真家 竹之内祐幸の作品展「SLEEPWALK」が東京 東麻布で開催。写真は撮影した時点で完成するものではなく、時間の経過とともに、選ばれるイメージや組み合わせは変化していく

写真家 竹之内祐幸の作品展「SLEEPWALK」が東京 東麻布で開催。写真は撮影した時点で完成するものではなく、時間の経過とともに、選ばれるイメージや組み合わせは変化していく

写真家 竹之内祐幸の作品展「SLEEPWALK」が、2026年9月25日(金)~11月13日(金)に、東京 東麻布のPGIで開催されます。都市の風景や草木、身近な日常、親しい人々との関わりを題材に、私たちが無意識のうちに受け入れている社会の規範や枠組みに目を向けてきた同氏。本展では、竹之内祐幸が日々撮り続けてきた写真を、現在の視点から選び直しています。異なる時期や場所で撮影された写真同士が呼応し、新たな関係性を結ぶことで、一つの構成として提示されます。会場では、アーカイバルピグメントプリント約50点が展示され、同名の写真集も刊行。また、10月17日(土)には、キュレーターで写真研究者の小髙美穂を迎え、トークイベントが開催されます。

Data

  • 開催期間:2026.9.25 ~ 2026.11.13
目次

プロフィール

竹之内祐幸

写真家 1982年、東京生まれ。2008年に日本大学芸術学部写真学科を卒業。同年第31回キヤノン写真新世紀佳作受賞。2009年、塩竈フォトフェスティバル特別賞受賞。2024年、第1回「夜明け前 | New Photography Award」ファイナリスト。
主な個展に『SEASONS』Foil Gallery(東京、2010年)、『鴉』P.G.I.(東京、2015年)、『Things will get better over time』Gallery Trax(山梨)/Studio Staff Only(東京、2017年)、『第四の壁』PGI(東京、2017年)、『距離と深さ』Studio Staff Only/PGI(東京、2020年)、『Warp and Woof』PGI(東京、2023年)、写真集に『Things will get better over time』(FUJITA 2017年)、『The Fourth Wall / 第四の壁』(T&M Projects 2017年)、『距離と深さ』(FUJITA 2020年)、『Warp and Woof』(FUJITA 2023年)、『SLEEPWALK』(FUJITA 2026年)がある。

ステートメントと解説、展示作品の一部をご紹介

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

「SLEEPWALK」

写真は撮影した時点で完成するものではなく、時間の経過とともに、選ばれるイメージや組み合わせは変化していく。このシリーズは、日々撮り続けている写真を現在地から選び直すことで構成されている。

異なる季節や場所で撮影した写真であっても、似たような被写体や構図が繰り返し現れることがある。一方で、以前は選ばなかった写真を自然と選ぶこともあり、そこに自分自身の変化が現れる。写真を選び直す行為は、過去の繰り返しではなく、現在地を通して記憶の外側にあるイメージと新たな関係を結ぶ試みでもある。

撮影の多くは、明確な目的地を設定せず、その日の気分や天気によって場所を選び、歩きながら行う。ぼんやりと撮りたいイメージが浮かぶ日もあれば、写真を撮るというより、ただ考え事をしたくて外へ出る日もある。そこで出会う風景は偶然でありながら、その偶然へと向かう道程は自分で選び取っている。その場所で出会えた風景を写真として残せた時、自分でも説明できない確かさを感じる。

その繰り返しが、自分の向かう方位を示している。

── 竹之内祐幸

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

©Hiroyuki Takenouchi, Courtesy of PGI

竹之内祐幸は2008年に日本大学芸術学部写真学科を卒業後、本格的に写真家として活動を開始しました。これまで『Liberty City』(P.G.I.)、『鴉』(P.G.I.)、『Things will get better over time』(Gallery Trax)、『第四の壁』(PGI)、『距離と深さ』(Studio Staff Only、PGI)、『Warp and Woof』(PGI)などを発表し、都市の風景や草木、身近な日常、親しい人々との関わりを題材に、私たちが無意識のうちに受け入れている社会の規範や枠組みに目を向けてきました。ありふれた日常の風景を丁寧に写し取ることで、その奥に潜む時間の痕跡や他者との距離、世界との関係性を浮かび上がらせています。
本展では、近作に限らず、竹之内が日々撮り続けてきた写真を、現在の視点から選び直しています。異なる時期や場所で撮影された写真同士が呼応し、新たな関係性を結ぶことで、一つの構成として提示されます。
展覧会タイトル「SLEEPWALK」は、夢遊や、無意識のうちに行われる行為を想起させる言葉です。明確な目的を定めずに歩き、撮影し、選ぶ。意識的な判断だけではなく、日々の反復や身体的な感覚の積み重ねを通して、作品の方向性が立ち現れてきます。
写真は撮影された瞬間に完結するものではなく、時間の経過とともに新たな意味を帯びます。写真を選び直す行為を通して、作品はその時々の視点により異なる見え方を示します。
アーカイバルピグメントプリント約50点を展示いたします。

── 竹之内祐幸 作品展「SLEEPWALK」プレスリリースより

竹之内祐幸 作品展「SLEEPWALK」情報

開催日時

2026年9月25日(金)~11月13日(金) 11:00~18:00
休館日:日・祝日

入場料

無料

会場

PGI

  • 〒106-0044 東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
都営地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩で約5分
都営地下鉄大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番駅」から徒歩で約8分
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から徒歩で約8分

竹之内祐幸 × 小髙美穂 トークイベント情報

キュレーターで写真研究者の小髙美穂を迎えて、トークイベントを開催。

開催日時

2026年10月17日(土) 17:00~

登壇者プロフィール

小髙美穂

キュレーター/写真研究者 神奈川県生まれ。上智大学英文学科卒業後、Falmouth University 写真学科修士課程修了(イギリス)。フォトエディターやギャラリー勤務を経て独立。写真を中心とする展覧会のキュレーションや、コーディネート、執筆を中心に、視覚表現にまつわる様々なフィールドで活動している。2015年「東京国際写真祭」、2017年上野公園で開催された初の屋外写真展「T3 Photo Festival Tokyo」、「Tokyo Dialogue 2022-2024」、前橋国際芸術祭2026、国際写真賞「Prix Pictet」東京巡回展のコーディネート及びキュレーションを担当。文芸誌や写真雑誌他、作品集等に寄稿している。日本大学芸術学部、東京工芸大学非常勤講師。

参加費

2,000円(税込、消費税10%)

定員

25名
※申し込みは以下フォームから
※当日は3F受付にて受付

竹之内祐幸作品展「SLEEPWALK」トークイベント申し込み

竹之内祐幸 写真集『SLEEPWALK』 情報

デザイン・編集:グラフィックデザイナー 藤田裕美
ページ数:160
サイズ:235×310mm
仕様:ソフトカバー
発売日:2026年9月25日発売
価格:8,800円(税込。本体8,000円)
発行:FUJITA

おすすめ記事

写真家 スティーブン・ギルの展覧会「Stephen Gill」が東京 虎ノ門ヒルズで開催。“世界とともにイメージを生み出す”4シリーズから36点を展示

特別企画展「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」が鹿児島で開催。"ニューヨークが生んだ伝説の写真家"ソール・ライターの色彩と詩情にあふれた世界

次の記事