menu
  • Home
  • 写真展
  • 特別企画展「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」が鹿児島で開催。"ニューヨークが生んだ伝説の写真家"ソール・ライターの色彩と詩情にあふれた世界

特別企画展「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」が鹿児島で開催。"ニューヨークが生んだ伝説の写真家"ソール・ライターの色彩と詩情にあふれた世界

特別企画展「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」が、2026年10月2日(金)~11月15日(日)に、鹿児島市立美術館にて開催。ソール・ライターの色彩感覚をテーマに、初期から晩年までの写真だけでなく、絵画や没後に発見されたカラースライドなど様々な作品を通じて、創作活動の源泉に迫ります。本展は、4つのパートで構成。1950年代のニューヨークで撮影した初期のモノクロ写真や、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジョン・ケージら、後の巨匠たちの若き日のポートレート、『ハーパーズ・バザー』で手がけたファッション写真、生涯描き続けた絵画作品、カラー写真が展示されます。
※トップの掲載写真 《無題》撮影年不詳 発色現像方式印画 ©Saul Leiter Foundation

Data

  • 開催期間:2026.10.2 ~ 2026.11.15
目次
GENIC SHOP:ソール・ライター コレクション

プロフィール

ソール・ライター(Saul Leiter)

1923年12月3日、ペンシルバニア州ピッツバーグに生まれる。父親はユダヤ教の聖職者。1946年、画家を志し、神学校を中退してニューヨークへ移住。1958年、ヘンリー・ウルフがアートディレクターに就任した『ハーパーズ・バザー』誌でカメラマンとして仕事をはじめる。その後、80年代にかけて『ハーパーズ・バザー』をはじめ多くの雑誌でファッション写真を撮影。1981年、ニューヨーク5番街にあった商業写真用の自分のスタジオを閉鎖。1993年、カラー写真制作のためイルフォードから資金提供を受ける。2006年、ドイツの出版社シュタイデルが初の写真集『Early Color』出版。2008年、パリのアンリ・カルティエ=ブレッソン財団でヨーロッパ初の大規模回顧展開催。2012年、トーマス・リーチ監督によるドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」製作。2013年11月26日、ニューヨークにて死去。享年89歳。2014年、ソール・ライターの作品を管理する目的でソール・ライター財団創設。

解説と展示作品の一部をご紹介

《雪》1970年 @Saul Leiter Foundation

ニューヨークを拠点に鮮烈な色彩と独自の視点で都市に生きる人々の姿を切り取った写真家、ソール・ライター(1923〜2013)。写真史において芸術としての写真は長らくモノクロが中心であったなか、商業用とみなされていたカラー写真で自身の表現を追究した彼は、「カラー写真のパイオニア」と称されています。

当初画家を志して1946年にピッツバーグからニューヨークへ移住したライターは、1958年にファッション誌『ハーパーズ・バザー』のカメラマンとなりました。以降、1980年代まで多くの雑誌でファッション写真を手がけ人気を博します。その傍らで、ニューヨークの街を舞台に繰り広げられる日常を写し続け、絵画も描きました。

50代半ばであった1981年、ライターは商業写真スタジオを閉じ、キャリアの表舞台から姿を消します。そして、自身の美意識に基づいたカラー写真作品の制作に専念、2006年に初の写真集『Early Color』を発表すると、同書は芸術としてのカラー写真が見直される契機のひとつとなりました。2008年に大規模な回顧展が開催され、2012年にはドキュメンタリー映画も製作されるなど、隠遁生活のような後半生を過ごしていたライターは、晩年再び脚光を浴びることとなったのです。

日本でも2017年以降に各地で開催された回顧展が大きな話題を呼びました。本展ではライターの色彩感覚をテーマに、初期から晩年までの写真だけでなく、絵画や没後に発見されたカラースライドなど様々な作品を通じて、創作活動の源泉に迫ります。「ニューヨークが生んだ伝説の写真家」ソール・ライターの色彩と詩情にあふれた世界をお楽しみください。

Part1 New York 1950’s

《無題》1950年代、ゼラチン・シルバー・プリント @Saul Leiter Foundation

初期のモノクロ写真―1950年代頃の未発表スナップ写真作品群と、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジョン・ケージら後の巨匠たちの若き日のポートレートを展示します。

Part2 ソール・ライターとファッション

『ハーパーズ・バザー』1963年2月号のための撮影カット、複写プリント @Saul Leiter Foundation

1958年『ハーパーズ・バザー』のファッション・ページを依頼されるという大きな転機が訪れます。『ハーパーズ・バザー』の誌面から、ライターのファッション写真の足跡を紹介します。

Part3 カラーの源泉~画家ソール・ライター

《私のお気に入りの1点》1960年頃、紙にグアッシュ、カゼイン、水彩 @Saul Leiter Foundation

もともと画家志望であったライターは、写真で名声を得てからも生涯絵画を描き続けました。ライターの絵画と写真を同時に展示することで、唯一無二のカラー写真が生まれた源泉を探ります。

Part4 色彩の世界へ

《無題》撮影年不詳 @Saul Leiter Foundation

カラー写真のプリントは技術的に複雑で費用もかかることから、ライターは長年自身の写真をスライドの状態で見ていました。本展ではプロジェクターによる投影を通じて、彼が見ていたイメージを再現します。

引用は全て、特別企画展「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」プレスリリースより

特別企画展「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」情報

開催日時

2026年10月2日(金)~11月15日(日)9:30~18:00
※入館は17:30まで
休館日:月曜(祝日の場合は、翌平日)

入場料

一般 1,400円(1,200円)
大学・高校生1,000円(700円)
中学生・小学生 800円(500円)
※()内は前売料金。

会場

鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)、企画展示室

  • 〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町4-36
  • Google Map

行き方・アクセス

<市電>
鹿児島市電1系統「朝日通駅」から徒歩で5分
<バス>
カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」から徒歩で1分
南国交通、鹿児島交通、鹿児島市交通局(市営バス)「金生町駅」から徒歩で5分

作品解説会(担当学芸員によるスライドトーク)情報

開催日時

2026年10月10日(土)、10月24日(土)、11月7日(土)
各日 14:00〜15:00
※13:30より整理券を配布

参加費

無料

定員

各回30名

会場

鹿児島市立美術館 地階 市民アトリエ1

おすすめ記事

GENIC vol.63の出演者に聞いた「影響を受けたストリートフォトグラフィーの写真集は?」

ソール・ライターの原点から秘密までを収録した作品集「ソール・ライター Saul Leiter The Centennial Retrospective」刊行

GENIC SHOP:ソール・ライター コレクション
次の記事