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小見山峻の新作写真集「まさるあらめや」は、比留川游を被写体に多面的に横浜を描き出す。東京 神楽坂で出版記念展示の開催も

写真家 小見山峻の新作写真集「まさるあらめや」が2024年11月6日(水)に発売。横浜出身のモデルである比留川游を被写体とすることで、ポートレートを軸として多面的に横浜を描き出した。同名の出版記念展示が、東京 神楽坂の写場(SHABA KAGURAZAKA)にて、2024年11月6日(水)〜11月25日(月)に開催。

  • 開催期間:2024.11.6 ~ 2024.11.25

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目次

プロフィール

小見山峻

写真家 神奈川県横浜市出身。「現実の出来事に対する視点を記録する」という写真の本質を突き詰め、コンピュータによる合成加工などに頼ることなく、グラフィカルな世界を建築する。
2018年JWアンダーソン主催の”YOUR PICTURE / OUR FUTURE”にて日本人で唯一ファイナリストに選出されるなど、海外からの注目も集め、同年に初の写真集「hemoglobin」を出版。主な個展に同名の「hemoglobin」、「冴えない夜の処方箋」、KYOTO GRAPHIE KG+「なにものでもないものたちの名づけかた」など。2021年に渋谷PARCO 10F屋上スペースを全面的に使用した大規模インスタレーション展示「風が応える」を開催するなど、常に「写真」でありながら、そのアウトプットは多岐にわたる。

比留川游

モデル 神奈川県出身、1986年2月5日生まれ

写真集の解説と一部作品をご紹介

ロードトリップの一部始終による前作写真集「call, overhaul, and roll(PINHOLE BOOKS 2022)」を経て、小見山は、自分が生まれ育った横浜という街と改めて向き合おうと思索しました。それにより今作は、小見山自身にとって故郷であり現住地でもある場所を主観的に見直しつつ、他の誰かの舞台としての街という客観的な側面を意識し、同じく横浜出身のモデルである比留川游を被写体とすることで、ポートレートを軸として多面的に横浜を描き出した写真集となりました。
小見山にとっては初めてのポートレート主体の写真集であり、過去作でパーソナルな血筋や足跡によって“I was here”を主観的な記録として形作ってきた経験を踏まえ、今作では人物を対象に写すことにより、その記録の半径を拡大させることに挑戦しています。
タイトルの「まさるあらめや」は1909年に森鴎外の書いた横浜市歌の一節から。市内各所で撮影された今作の写真たちは、港町である横浜らしさを捉えもしつつ、どの街にも起こりうる景色をさらに内包し、鑑賞する第三者のそれぞれの郷上愛へと接続してゆきます。

── 写場(SHABA) プレスリリースより引用

小見山峻 写真集「まさるあらめや」出版記念展示 情報

開催日時

2024年11月6日(水)〜11月25日(月) 13:00~18:00
休業日:11月11日(月)、11月18日(月)

入場料

無料

会場

写場(SHABA KAGURAZAKA)

  • 〒162-0818 東京都新宿区築地町8 ワタナベビル 1F
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
東京メトロ東西線「神楽坂駅」1a、1b出口から徒歩で4分

小見山峻 写真集「まさるあらめや」情報

著者:小見山峻
モデル:比留川游
ヘアメイク:山口恵理子(P1~33)/佐川理佳(P36~125)
スタイリスト:井田信之
デザイン:弦間友裕
印刷:株式会社 サンエムカラー
製本:株式会社 望月製本所
プリントディレクション:篠澤篤史 (株式会社サンエムカラー)
ギャラリーディレクター:長山一樹
ギャラリークリエイティブディレクター:清水恵介
ギャラリーファシリテーター:甲斐聡子
サイズ:A5変形
仕様:ハードカバー上製本
ページ数:128ページ
価格:4,950円(税込、本体4,500円)
発行者:江本昭司 (株式会社望月製本所)
発行所:写場
発行日:2024年11月6日(水)

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表紙:小見山峻

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