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茶箱、仕覆作家 多田けい子著「日々の花、日々のこと」が12月11日(木)発売。インスタグラムアカウント「@tea_keiko」が一冊の本に。

金沢在住の茶箱、仕覆作家 多田けい子が、暮らしの中で生けた花を自分で撮影し、エッセイとともにアップしたInstagramアカウント @tea_keiko。同アカウントの花の一年をまとめたものが、1冊の本となり、2025年12月11日(木)に発売されます。1年12か月、ほぼ2日に1度撮り続けられた写真。その花への思いと、日々の営みを重ねて綴られた言葉は、暮らしの歳時記としても楽しめます。

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プロフィール

多田けい子

茶箱、仕覆作家 石川県鳳珠郡穴水町生まれ。結婚後金沢市に住み現在に至る。2018年、自作の茶箱や仕覆を紹介するためInstagramアカウント@tea_keikoを始める。やがて、暮らしの中で生けた花の写真を自分で撮影し、記事とともにアップし出すと、そのさりげない花と飾りのない言葉に共感と支持が広がる。著書に『44の茶箱あそび 小さな箱から広がる物語』。

収録内容の一部と解説をご紹介

「12月23日 小さな山茶花」
花 山茶花(サザンカ)
花入 家にあった古い染付香炉

花はどんな時も黙って自分の命をただ精一杯生きているに過ぎない。
それが何より美しくて、人の心を救ってくれる。
だから人は花を見ていたい。私もそうだ。

── 本書 「はじめに」より

「3月20日 春の庭から」
花 クリスマスローズ、日向水木(ヒュウガミズキ)
花入 古い水差しとコップ/ドイツ

さりげなく、あるがままに。花たちの素顔。

暮らしの中で生けた花を自分で撮影し、エッセイとともにアップしたInstagram「@tea_keiko」。さりげない花と飾りのない言葉が共感を呼び、フォロワー数は69,000人超。その人気アカウントが一冊の本になりました。

1年12か月、ほぼ2日に1度撮り続けた写真からは、あるがままの花の魅力が伝わってきます。その花への思いと、日々の営みを重ねて綴られた言葉は、暮らしの歳時記としても楽しめます。また、花材、器、場所と、花作品のバリエーションも多様で、自分で花を生ける際のアイデア集としても使えます。

── 「日々の花、日々のこと」プレスリリースより

「6月21日 夏至の夕暮れ」
花 紫陽花(アジサイ)、額紫陽花(ガクアジサイ)
花入 白い壺/内田剛一 作

「9月12日 高砂芙蓉」
花 高砂芙蓉(タカサゴフヨウ)、糸薄(イトススキ)
花入 緑釉小壺/中田雄一 作

目次

はじめに

-1月
1月1日 新年の玄関
1月3日 日陰鬘
COLUMN 毎日欠かさないこと

-2月
2月2日 朝の椿
2月3日 お多福さん
COLUMN 花の道具

-3月
3月3日 桃の節句
3月8日 白いビオラと火薬入れ
COLUMN 古いもの

-4月
4月1日 利休梅
4月4日 梅花唐松
COLUMN 花の器

-5月
5月2日 白藤と屏風
5月5日 5月の薔薇
COLUMN 能登のこと

-6月
6月1日 四つ葉のクローバー
6月4日 紫陽花の季節
COLUMN 花を撮るカメラ

-7月
7月1日 青い紫陽花
7月3日 紫陽花とスモークツリー
COLUMN 仕覆のこと

-8月
8月2日 玄関に木槿
8月4日 火薬入れに白い花
COLUMN 茶箱のこと

-9月
9月3日 9月の玄関
9月5日 小さな花
COLUMN 五葉松のこと

-10月
10月1日 10月の始まり
10月6日 溝蕎麦の花
COLUMN 五葉松のこと

-11月
11月2日 小さな薔薇とリトアニアの皿
11月4日 大文字草
COLUMN 好きな場所

-12月
12月2日 冬の始まり
12月4日 小菊とお針箱
COLUMN 巡る季節と花

花名一覧

多田けい子「日々の花、日々のこと」情報

発売日:2025年12月11日(木)
定価:2,420円(税込。本体2,200円)
著者:多田けい子
仕様:A5判/352ページ 
発行:株式会社世界文化社

Amazon:多田けい子「日々の花、日々のこと」

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