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【撮影と表現のQ&A】茶々/Q.休日写真家から写真家へ。どんなタイミングで決意した?

さまざまな写真家、フォトグラファー、クリエイターが登場するQ&A企画。
「知ることは次の扉を開くこと」。
今回は、可愛くて躍動感のあるフード写真が人気のフォトグラファー、茶々さんに質問です。

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茶々

フォトグラファー 秋田県出身。2018年から趣味で写真を撮り始め、2022年4月に独立。スイーツや料理写真を得意とする。Instagramでは喫茶『茶々屋』を運営。CURBONにてLightroom用プリセット「Collection Kissa」を販売中。
愛用カメラ:Sony α7 III、FUJIFILM X100V/X-Pro2
愛用レンズ:FE 90mm F2.8 Macro G OSS、NOKTON Classic 35mm F1.4 SCなど

茶々 Instagram
茶々 X

Q.休日写真家から写真家へ。どんなタイミングで決意した?

A.開催した写真教室の参加者さんからの嬉しい声を聞いて“もっと写真を撮る楽しさを伝えたい”と思い、独立を決意

撮影機材:Leica M6 × Leica Summicron-M f2/50mm

「独立後、バレンタイン撮影用にこのクッキーを作りました。自宅で撮影しています。可愛くできたので『ひつじのショーン』の世界観で撮ってみたいと思い、100円ショップで小物を購入して作り込みました。アニメの世界観を出すというのは初めてだったので楽しかったです。テーブルフォトの楽しさを改めて感じられた一枚です」。

一度きりの人生、自分のやりたいことに挑戦するべし

「会社員をしながら趣味で写真を撮っていたころに、たまたま写真教室開催のご相談が舞い込んできました。それからテーブルフォトの教室を行うようになり、その中で参加者の方々から“受けてよかった”とか“写真を撮るのがもっと楽しくなった”というお声をいただくようになりました。それで“もっと写真を撮る楽しさを伝えたい”“写真でもっと自分にしかできないことがしたい”“一度きりの人生やりたいことに挑戦するべし”と思い独立を決意したんです。フリーランスのフォトグラファーになって間もないころは、“もっといろいろできるようにならないと”みたいな焦りがあり、精神的に不安定になったり体調を崩したりすることもありました。独立して一年が経った今は徐々にお仕事をいただく機会も増え、自分自身の生活ペース管理もだいぶできるようになったと思います。今後はさまざまなアートチックなフード写真をたくさん撮って、いつか個展を開きたいと思っています。他には、カフェスペースもあるスタジオを作りたいですね。これからも、枠にとらわれず、自分の感性を大切に面白いと思うものや瞬間を撮り続けていきたいです。写真家に転身したいと思っている方へ伝えたいのは、一度きりの人生、行きたいほうへ行きましょう!ということです」。

撮影機材:Leica M6 × Leica Summicron-M f2/50mm

「独立前に撮影したホットケーキ。前日の夜に“明日の朝はホットケーキが食べたいな。いちごもあるし、躍動感のある写真を撮ってみよう”と決めて撮りました。いちご自体は竹串で固定しているので自分のイメージ通りの動きを出せるのですが、シロップは撮影時に垂らしました。そのシロップが予想外にいい感じに撮れ、私の中では奇跡の一枚だと思っています」。

GENIC vol.67【撮影と表現のQ&A】茶々/Q.休日写真家から写真家へ。どんなタイミングで決意した?
Edit:Izumi Hashimoto

GENIC vol.67

7月号の特集は「知ることは次の扉を開くこと ~撮影と表現のQ&A~」。表現において、“感覚”は大切。“自己流”も大切。でも「知る」ことは、前に進むためにすごく重要です。これまで知らずにいたことに目を向けて、“なんとなく”で過ぎてきた日々に終止符を打って。インプットから始まる、次の世界へ!
GENIC初のQ&A特集、写真家と表現者が答える81問、完全保存版です。

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