丸亀城
丸亀観光は早起きをして丸亀城から朝日を眺めるところから始めましょう。
高さ日本一を誇る石垣を有する丸亀城は、観てよし登ってよしの、日本有数の美しいお城で、日本100名城にも選ばれています。天守は現存する木造天守としては日本一小さなもので、四国では一番古く、1660年に完成しました。大手門から三の丸、二の丸に向かう「見返り坂」は急勾配で登るのが大変ですが、讃岐富士(飯野山)の裾野から昇る太陽が丸亀の街並みと瀬戸内海を照らす絶景を味わえるのは苦労する価値が十分にあります。
もちろん、日中の丸亀城とそこからの景色も大変魅力的ですので、朝が苦手な方もどうぞご心配なく。
丸亀城 基本データ
<住所>香川県丸亀市一番丁
<TEL>0877-22-0331(丸亀市観光協会)
<営業時間>
天守 9時~16時30分(入城は16時まで)
大手一の門 9時~16時
<休城日>
天守 無し
大手一の門 雨天時
<駐車場>
・無料駐車場
丸亀城内資料館南側 50台
市民ひろば駐車場 22台
・有料駐車場
近隣に市営駐車場 約500台
入城料
天守 大人 200円 / 小人(小・中学生) 100円
大手一の門 無料
行き方・アクセス
JR丸亀駅から徒歩約10分
塩泡諸島 本島
丸亀港から本島汽船のフェリー「ほんじま丸」に乗って35分。塩泡諸島(しわくしょとう)は瀬戸内海に浮かぶ大小28の島々から成ります。本島(ほんじま)はその中心的な島。周囲の早い潮の流れに鍛えられた船乗りは非常に優秀で、戦国時代には塩泡海軍として活躍したそう。本島の笠島地区にはその繁栄を伝える、塩飽勤番所、廻船問屋などの古い建物が迷路のように軒を連ねます。
ほんじま丸
丸亀港から牛島を経由して本島をつなぐ、定員240名のフェリーです。気持ちの良いデッキから瀬戸内海の風景を楽しめます。
ほんじま丸 基本データ
・丸亀港 乗り場
<住所>香川県丸亀市福島町127-16
<TEL>0877-22-2782
<受付時間>7時~18時
<アクセス>丸亀駅より徒歩7分
・本島港 乗り場
<住所>香川県丸亀市本島町泊494-16
<TEL>0877-27-3320
<受付時間>7時~17時30分
料金
大人(中学生以上)往復 1,070円
小人(小学生)往復 540円
本島港 本島汽船待合所
本島港、本島汽船の待合所にはレンタルサイクルがあります。本島を観光するにはぴったりのアイテム。ぜひご利用ください。
本島港 本島汽船待合所 基本データ
<住所>香川県丸亀市本島町
<TEL>0877-27-3320
レンタルサイクル 基本データ
<利用時間>7時~17時50分
<休日>無休
<使用料>
普通自転車 1日500円
電動アシスト付き自転車 1日1,500円
笠島重要伝統的建造物群保存地区
江戸時代の建物が13棟、明治時代の建物が20棟ほど残っている笠島集落は、瀬戸内の島々における、中世の典型的な港町の姿を今に伝えています。マッチョ通り、東小路筋など、集落は狭い道路が入り組んでおり、まるで迷路のよう。本島港からはレンタサイクルで約15分です。
笠島重要伝統的建造物群保存地区 基本データ
<住所>香川県丸亀市本島町笠島
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 MIMOCA
丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎氏の全面協力と、本人から寄贈を受けた約2万点の猪熊作品を所蔵する現代美術館。猪熊作品の常設展と現代美術を中心とした企画展を開催しています。自然光を取り込んだ明るく広々として美しい美術館は建築家の谷口吉生氏の設計です。
撮影協力「公益財団法人ミモカ美術振興財団」
カフェMIMOCA
高松市にある“まちのシューレ963”が営むカフェと物販の複合店舗です。カフェでは展示作品を鑑賞しながら、軽食・デザート・ドリンクを楽しむことができます。物販スペースには香川や四国、瀬戸内の食品や手仕事を中心に、暮らしを楽しむための衣食住の品々が並びます。
MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 基本データ
<住所>香川県丸亀市浜町80-1
<TEL>0877-24-7755
<アクセス>JR丸亀駅下車、南口より徒歩1分
<開館時間>10時〜18時(入館は17時30分まで)
<休館日>
月曜日(祝休日の場合はその直後の平日)
年末12月25日から31日、および臨時休館日
<駐車場>
JR丸亀駅前地下駐車場・2時間無料(1階受付にて駐車券を提示)
観覧料
<企画展>展覧会ごとに異なります
<常設展>一般 300円 大学生 200円
※高校生以下または18歳未満の方、丸亀市内在住の65歳以上の方、各種障害者手帳をお持ちの方(ご本人と同伴の介護者1名)は、展覧会の観覧料が無料
カフェMIMOCA 基本データ
<住所>丸亀市猪熊弦一郎現代美術館3階
<TEL>0877-35-9613
<営業時間>10時〜18時(ラストオーダー17時)
ランチタイム 11時30分〜15時(金、土、日のみ)
※数量限定。当日11時まで電話での取り置きが可能です。
<定休日>月曜日(祝休日の場合はその直後の平日)、年末12月25日から31日、美術館の臨時休館日
菓子屋キノシタ
MIMOCAのすぐ目の前(南側)にあるフランス菓子・焼菓子の名店です。12時から15時くらいに売り切れてしまうことも。店内・外観は撮影禁止ですのでご注意を。
菓子屋キノシタ 基本データ
<住所>香川県丸亀市浜町46-1
<TEL>0877-85-8412
<営業時間>
土曜日・日曜日 12時〜17時
月曜日 17時〜20時(月曜日のみイートイン可能)
<定休日>火~金曜日
手打ちセルフうどん 海侍
店主がこだわりにこだわりぬいた小麦で打ったうどんを、他店には無い変わり種や、オリジナルメニューで楽しむことができます。お店のおすすめナンバー1は肉わさびうどん。わさびのさっぱりした風味がお肉に絶妙にマッチすると評判です。また豆からこだわった本格ドリップ挽きたてコーヒーや、食後にはアイス屋さんから直接仕入れている美味しいジェラートも用意されていて、カフェのようにリラックスできるのもうれしいところ。
手打ちセルフうどん 海侍 基本データ
<住所>香川県丸亀市飯山町東坂元2710-5
<TEL>0877-98-0753
<営業時間>9時~15時(玉切れまで)
<定休日>月曜日(祝祭日の場合は火曜日。臨時休業はお問い合わせください)
行き方・アクセス
丸亀駅より車で約20分
tonbiii
香川県丸亀市は国内シェア90%をほこるうちわの産地です。「tonbiii」の店主は、丸亀伝統の「丸亀うちわ」の制作を地元で修行し、藍の本場徳島で「藍染」を修行した職人さん。天然の材料にこだわり、二つの日本伝統を融合した作品作りを続けています。店舗からは江戸時代に建設され丸亀港を照らし続ける太助灯籠を拝めます。丸亀に立ち寄ったら、ぜひtonbiiiで藍染体験とうちわ体験を!
しふぉんさんがチャレンジした藍染作品はこちら。
tonbiii 基本データ
<住所>香川県丸亀市西平山町231-2
<TEL>0877-88-8251
<営業時間>10時~18時
<定休日>月曜日(祝祭日の場合は火曜日)
行き方・アクセス
丸亀駅より徒歩5分
中津万象園
1688年に丸亀藩京極家二代目藩主・京極高豊の命により、丸亀城に近い中津の海浜に造られた日本庭園。白砂青松の海浜に続いて1500余本の矮松を植え、庭の中心には京極家先祖の地である近江の琵琶湖を模した八景池があります。近江八景になぞらえて、帆、雁、雪、雨、鐘、晴嵐、月、夕映と銘した八つの島を配し、その島々を橋で結んだ回遊式の大名庭園です。庭園名「万象園」は森羅万象、即ち宇宙に存在するすべてのものから由来しています。
中津万象園 基本データ
<住所>香川県丸亀市中津町25-1
<TEL>0877-23-6326
<開園時間>9時30分〜17時(最終受付 16時30分)
<定休日>水曜日
<駐車場>無料(バス30台、乗用車100台)
入園料
<庭園のみ>大人700円/小人(小学生・中学生)300円
<絵画館(常設展)>大人500円/小人(小学生・中学生)200円
<庭園+絵画館セット券>大人1,200円/小人(小学生・中学生)500円
行き方・アクセス
丸亀駅より車で約6分
多度津駅より車で約5分
しふぉん
フォトグラファー 1997年生まれ。2018年夏にカメラを購入し、都内の夜景などシティスケープを撮影開始。SNSでさまざまなジャンルの写真を投稿し、話題に。バランスのいい水平垂直など、見ていて気持ちのいい構図を常に探している。
愛用カメラ:Sony α 7 Ⅲ
愛用レンズ:FE 24-105mm F4 G OSS