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<新潟 - yuki>#フォトグラファー5名がOM-D E-M5 Mark IIIで切り取る地元の日常 vol.3

クラシックな小型軽量ボディーと高性能を両立したミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III」と、どんな状況下でも常に高画質な撮影が叶うプロフェッショナルレンズ「M.ZUIKO PRO」、シャープさとやわらかいボケが楽しめる高画質単焦点レンズ「M.ZUIKO PREMIUM」。今回は5名のフォトグラファーが、このカメラとレンズで愛する地元の日常を切り取りました。魅力溢れるその土地らしい光景や、日々の暮らしのあたたかいシーンとともに、OM-D E-M5 Mark IIIとM.ZUIKO PRO、M.ZUIKO PREMIUMシリーズのレンズの使用感やお気に入りのポイントを紹介します。3人目は、壮大な自然を生かしたポートレートを撮り続ける、新潟県在住のフォトグラファーyukiさんです。

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フォトグラファー5名がOM-D E-M5 Mark IIIで切り取る地元の日常

yukiさんの新潟への想い

「新潟の良さをできる限り伝えていきたい、同時にできる限りその美しさを守っていきたいと考えています。そのために心掛けているのは、自然や環境を大切に、自分勝手な撮影をしないようにすること。新潟にはメリハリのある四季と広大な土地があり、規制も少なく自由に撮影できる環境が溢れていて、その美しい大自然を目にすると素通りすることができず、ついつい写真を撮ってしまいます。特別な場所ではなく、普段の生活の中で出会った景色を撮ることが多いのですが、もはやクセみたいなものですね。皆様にもぜひ新潟を撮りにきていただきたいですし、ルールとマナーを意識して、この美しい環境をいつまでも残していけるように撮影を楽しんでいただけたら嬉しいです」。

フォトグラファー・yukiがOM-D E-M5 Mark IIIで切り取った新潟の日常

ほんの一瞬だけ見せる、夜明けの静寂と染まりゆく空の美しさ

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
「新潟県長岡市、信濃川沿いで撮影した一枚です。冬の夜明けの静寂感と染まりゆく空の美しさ。太陽は刻々と、すぐに昇ってしまうので、アンダー気味のこの雰囲気は一瞬だけ。その瞬間を写真に収めることができてよかったです。降り積もった雪が朝日を浴びてキラキラしている質感も表現でき、お気に入りの一枚となりました」。

【Shooting】
使用したレンズは35mm判換算で24-90mm相当となる標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO。「風景撮影で使いやすい焦点距離のズームレンズは、初めて訪れる場所では特に安心して使うことができます。木々の繊細さや光と影のバランスなど、とてもいい仕上がりで、期待に応えてくれるレンズだと思いました」。

とろけるような背景と逆光の中で、際立つ女性と煌めく粉雪

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

【Scene】
「木々に積もっていた雪が小さな風に吹かれて舞い散る様子がとても美しかったです。日が昇り気温が上がると雪も湿気を含みこのようなシーンは見られなくなるので、ほんの少しの時間帯だけに見られる特別な瞬間だと思います」とyukiさん。こちらも信濃川沿いで、氷点下の冬の朝に撮影されたもの。

【Shooting】
「望遠レンズならではの被写体の浮き出方や背景のボケを撮りたい」という理由で、レンズは卓越した描写性能が自慢のM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8をセレクト。大口径 F1.8、35mm判換算で焦点距離150mm相当の望遠レンズが、背景のとろけるようなボケと主役となる人物を歪みなく正確に捉えてくれるのが魅力です。

連写機能を活かして、輝く粉雪を繊細なまでに表現

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

【Scene】
「モデルさんが吹いた雪をぐっと近寄って撮影し、朝日に向かって舞う粉雪の繊細さを表現しました」とyukiさん。撮影は「東山ファミリーランド」にて。雄大な自然が広がるこの敷地は、運動公園や自然観察林、キャンプ場などを擁し、新潟の豊かな自然と四季折々の美しい表情を楽しめる、最高のフォトスポットです。

【Shooting】
「OM-D E-M5 Mark IIIの連写機能を駆使し、その中からイメージ通りのピントの合い方をしている一枚を選んでいます。レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroをセレクト。被写体の細かな粉雪にもピントが合うように、レンズの絞りをF7.1まで絞って被写界深度の深さを活用しました。逆光に輝く粉雪がより美しく、綺麗に撮れたと感じます」。

雪をかぶった1本の木と重なる朝日、空を覆う雲を一枚に

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
春夏秋冬、季節の変わり目には必ず訪れるという「東山ファミリーランド」はyukiさんお気に入りのフォトスポット。「市街地からとても近いのに敷地が広大で、豊かな自然を贅沢に味わえます。この日は曇りがちでしたが、太陽が顔を出したほんの一瞬、昨晩降り積もった雪が残る木に朝日が重なる特別な瞬間を写しました」。

【Shooting】
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROの広角側で撮影。「空を覆う雲の美しさを、被写体に近づいて広く撮りたかったので、このレンズを選びました」とyukiさん。このレンズにはZEROコーティングが施され、ゴーストやフレアの発生を軽減。逆光下でもより抜けのよい、シャープな描写となっている点も見逃せないポイントです。

シンプルな構図で、青く凪いだ海をより優しい雰囲気に

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

【Scene】
佐渡島を眺める絶景の観光ルートとして知られる「越後七浦シーサイドライン」の近くで、美しい海を背景にモデルをポツンと入れて撮った一枚。「冬の日本海は荒れているイメージが強いですが、この日のように穏やかなこともあります。より優しい雰囲気になるように構図もシンプルに、余白を多めにしました」。

【Shooting】
「モデルさんをセンターにするか悩みましたが、見る人が水平線の美しさをより感じやすいよう、片側に配置することにしました。水平線を構図いっぱいに使うときは、美しいラインを出すため歪みの少ない単焦点レンズを選びます。このときはM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8を使用しました」。

アートフィルターの効果で、よりエモーショナルな一枚に

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 / アートフィルター(デイドリームII)

【Scene】
「普段から青空とカーブミラーの組み合わせが好きで、このときも越後七浦シーサイドラインにあるカーブミラーがとても可愛らしくて撮りました。季節感がなさそうな被写体に感じられますが、空の色や空気感でちゃんと伝えられるもので、それがまた好きなんです」。ミラーを中央に、シンメトリーの構図を意識して撮影したそう。

【Shooting】
「アートフィルターのデイドリームIIで撮影しています。まだまだ冷たい風が吹く海岸線でしたが、デイドリームIIを使用することで、少し柔らかな雰囲気になり、春の印象に近づけました。ノスタルジックなムードも生まれ、エモーショナルな作品になりました」。

リフレクション撮影で清々しい風景写真に作品性をプラス

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

【Scene】
こちらも越後七浦シーサイドラインで撮影した一枚。「この日はとても空気が澄んでいたので、目の前に広がる青空と雲、海など自然の美しさをスケール感たっぷりに捉えてみました。カメラを砂浜ギリギリに、ローアングルからあおり気味に撮っています。撮影時、モニターに映る広々とした景色にとてもワクワクしました」。

【Shooting】
「波が引いた砂浜への反射を利用するリフレクションの構図をしっかり意識し、なおかつ海から空まで全景を写し込みたいと思いました。そのために、レンズは広角のものを使用しています」。広大な風景撮影を可能とするM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6を選び、構図を意識して撮影。

ほどよい焦点距離の30mmで探したアングルが、物語性を生む

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

【Scene】
丘の上で空を仰ぐ女性に物語性を感じられる風景写真は、越後七浦シーサイドライン沿いにある絶景ポイントで撮ったもの。「モニターがとても見やすいため露出の調整がしやすく、撮った後の確認も屋外でできます。逆光での撮影でしたが白飛びや黒つぶれがなくしっかり描写されていて、とても綺麗に撮ることができました」。

【Shooting】
「モデルさんの立ち位置は固定して、よい距離とアングルになるよう自分が動きながら撮影しました。30mmは被写体との距離感が適切で、撮影をするのにとても便利でした」。レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro。近接時だけでなく、35mm判換算60mm相当の標準域をカバーするレンズとしても利用できます。

風に春を感じる海岸線で、楽しそうにカメラを構える女性を

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

【Scene】
「『越後七浦シーサイドライン』沿いの海岸のとても解放感のある地形が好きで、季節を問わず太陽の光が綺麗な日にはよく訪れています。この日は冬の気候から少し解放され、春を感じられる海風が吹いていました。楽しそうにカメラを構える姿がいいなあと思って撮った一枚です」。

【Shooting】
シャープな写りでありながら、淡く優しい雰囲気が漂うこちらの一枚。「モデルさんをメインに考えていたので、背景のボケなどを考慮してレンズを選びました。背景のボケ感もよく、被写体の写り方もイメージした通りの描写でとてもよく撮れていると感じました」。

yukiさんが「OM-D E-M5 Mark III」を使ってみて感じたこと

撮りたい瞬間にいつも寄り添ってくれる、相棒になり得るカメラ

「デザインが洒落ていて、軽く、サイズも大きくないので、常に持ち歩けるカメラだと思いました。氷点下になるほど気温が低い環境下での撮影でしたが、バッテリーも問題なく、光が差す明るい屋外でも液晶モニターが見やすい。機動性もよく、自然のあらゆる条件にも対応できそうです。とにかくストレスのないカメラで、撮りたい瞬間に手元にある、相棒になり得るカメラだと感じました。レンズはM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8が気に入っています。使いやすい距離感と安定した描写で、メインの一本としてつけっぱなしにしてもいいくらい頼りになるレンズだと感じました。人物を撮るのなら、ボケ感が美しく被写体と程よい距離を保ちながら撮影できるM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8がいいですね。キットレンズであるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROも逆光や順光などさまざまなシチュエーションに強く、イメージしていた通りの優れた描写を残してくれました。焦点距離の範囲も使いやすく、風景にモデルさんを馴染ませながら美しく仕上げたい方には安心して使えると思います」。

「OM-D E-M5 Mark III」商品情報

オープン価格
カラー:シルバー/ブラック

「OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット」
オープン価格
キット内容:
ボディー(シルバー/ブラック)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

yukiさんのお気に入りレンズ

「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」商品情報

希望小売価格:38,500円(税込)
カラー:シルバー/ブラック

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」商品情報

希望小売価格:130,900円(税込)
カラー:シルバー/ブラック

yuki

写真家 新潟県出身。急遽、広告撮影を任されたことをきっかけにカメラを始め、そのまま写真の魅力に引き込まれ、今に至る。本業の傍ら、新潟を中心に色鮮やかな四季を追いかけ、壮大な自然を生かしたポートレートを撮影している。

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