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なぜこんなに猫が?招き猫で有名な「豪徳寺」の昔話

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1匹の白い猫がお寺を有名に
豪徳寺の招き猫は
願い事が叶ったら奉納に!

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東京都世田谷区にある「豪徳寺」。
ズラリと並ぶ招き猫を見に、国内外からたくさんの人が訪れます。

招き猫が祀られている背景には、こんなお話があります。
江戸時代前期、彦根藩主・井伊直孝が豪徳寺の白い飼い猫に手招きされ豪徳寺に入ると、いきなり雷雨に。猫のおかげで雷雨を逃れられ、雨宿りの間に和尚の話を聞いて有意義な時間を過ごせたことに喜び、井伊直孝は豪徳寺へ寄付などの支援をするようになりました。
(雷雨を逃れるではなく、雷雨によって倒れてきた大木を避けることができた、という説もあります)

猫が亡くなった際に、猫のおかげでお寺が栄えたことを称えて、豪徳寺は招福殿を立て、招き猫(招福猫児)を作るようになったのです。

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豪徳寺では、大きさの違う招き猫が9種類販売されています。
本来は招き猫を購入して連れて帰り、願い事が叶った際に奉納しに来るのがベストですが、最近は連れて帰らず招福猫奉納所に置いていく人が増えているそう。
置いて帰るのがNGというわけではないので、判断はお任せ。

たくさんの招き猫がズラーッと並ぶ光景は少し異様ではありますが、ここでしか見ることのできない貴重なスポット。
お寺をこんなに有名にした1匹の猫を思うと、招き猫は置いて帰らず、一度連れて帰りたい…!

豪徳寺/東京<日本>

東京都世田谷区豪徳寺2丁目24番7号

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Photo:life_in_tokyo

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