ポワソン ダブリルって何?
4月1日は、「エイプリルフール(April Fools’ Day)」。
フランスではこの日のことを「ポワソン・ダブリル(Poisson d'Avril)」と言うんです。
ポワソンは「魚」、ダブリルは「4月の」という意味で、「4月の魚」という意味。
そう呼ばれるようになった理由には諸説ありますが、一説には、あまり利口ではないと考えられている鯖(サバ)が4月になると簡単に釣れることから、4月1日にサバを食べさせられた人のことを「4月の魚」と言ったのがはじまりなんだそう。
子供たちは魚の絵を描いた紙をこっそり誰かの背中に貼るいたずらをし、「ポワソンダブリル!」と言って遊ぶそうです。
また、フランスでは4月1日に魚をモチーフにしたスイーツを食べる習慣があり、お菓子屋さんやケーキ屋さんには魚の形のチョコレートやケーキ、パイが並びます。
イチゴで「ポワソン ダブリル」を作ろう!
イチゴで魚のウロコを表現した「ポワソン ダブリル」レシピをご紹介。
パイもカスタードも粉から作る本格的なものですが、もちろん市販の冷凍パイシートを使ってもOK!
群馬県育成のイチゴ「やよいひめ」は、甘くておいしいだけでなく、切り口の形や色が美しいので、スライスして魚のウロコを表現するのにぴったりでおすすめです。
材料:1台分(約18cm)
<パイ生地>
[A]
薄力粉・・・70g
強力粉・・・55g
バター(食塩不使用)・・・80g
[B]
水・・・65ml
塩・・・3g
打ち粉(強力粉)・・・適量
[C]
卵白・・・1コ分
みりん・・・小さじ1
<カスタードクリーム>
牛乳・・・300ml
卵黄・・・3コ分
グラニュー糖・・・60g
薄力粉・・・30g
バニラエッセンス・・・少々
<デコレーション用>
イチゴ・・・150g
ブルーベリー・・・適量
ホワイトチョコレート(タブレット)・・・2コ
チョコレート・・・適量
準備
・Aは冷凍庫で冷やします。
・バターは1.5~2cm角に切って冷蔵庫で冷やします。
・Bは合わせて溶かし、冷蔵庫で冷やします。
・Cはよく混ぜます。
・ホワイトチョコレートと溶かしたチョコレートでポワソン ダブリルの目を作ります。
・イチゴはヘタを取り、スライスします。
・ポリ袋を切り開いてシートにします。
パイ生地の作り方
(1)ボウルにAとバターを入れて混ぜ、Bを加えて全体を合わせます。
(2)(1)を半分に切り、重ねて押します。この作業を5~6回繰り返します。(生地がまとまってきます)
(3)(2)をシートにのせ、麺棒で15×30cmに伸ばして三つ折りにします。そのまま包み、冷蔵庫で休ませます(20分~)。
(4)(3)で折りたたんだ生地の輪が両側に来るようにして麺棒で15×30cmに伸ばし、三つ折りにします。同様にして伸ばし、また三つ折りにします。
(5)(4)の生地を半分に切り、一つを20cm角に、残りを20×15cmに伸ばしてそれぞれシートで包み、冷蔵庫で休ませます(20分~)。
(6)(5)の20cm角の生地にフォークなどでまんべんなく空気穴をあけます。
(7)(5)の20×15cmの生地の縁を切り落とし、縦長に3等分にします。
(8)(6)の20cm角の生地の中央に直径15cmのケーキ型をのせ、周囲に水(分量外)を塗ります。型に沿って(7)の縦長に切った生地を重ねます。Cを塗り、包丁で魚の形に切り、包丁の背でヒレの模様を入れます。
(9)型をのせたまま、予熱したガス高速オーブンで焼きます。
まず、210℃で20分焼き、180℃に温度を下げてさらに10分焼きます。
焼きあがったら、型を外して網にのせ、冷まします。
カスタードクリームの作り方
(1)鍋に牛乳を入れて火にかけ、沸騰直前まで温めます(中火)。
(2)ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて白っぽくなるまですり混ぜ、薄力粉を加えて混ぜます。
(3)(2)に(1)を少しずつ加えて溶きのばします。
(4)(3)を鍋に漉し戻し、木ベラで混ぜながら全体がフツフツと煮立つまでしっかりと煮ます(中強火)。
(5)(4)をボウルにあけてバニラエッセンスを加えて混ぜ、ボウルの底を氷水にあてて冷やします。
デコレーション
(1)パイ生地のくぼみにカスタードクリームをのせて広げ、上にイチゴを並べます。
(2)ブルーベリーを散らして目をつけます。
おいしいイチゴを準備して、チャレンジしてみて!
ニュースの出典元:東京ガス株式会社