目次
プロフィール
登曼波(マンボウ・キー)
写真家/アーティスト 台湾・台北を拠点に活動。写真家と被写体の親密な関係や日常生活の観察を通じて創作を行う。作品は、冷静で遠い視点のメタファーとして捉えられる。映像プロジェクトにも参加し、ジェンダーやアイデンティティに焦点を当てた表現方法を模索している。写真家として「Vogue Taiwan」「GQ Taiwan」「marie claire」などファッション、広告、多数のセレブリティのプロジェ クトに携わる。日本のアーティストでは渡辺直美、小松菜奈を撮影。アーティストとしては台北市立美術館で開催された 2019年「父親的錄影帶|Fatherʼs Videotapes」をはじめ、活動範囲を香港、ベルリン、東京へ広げている。
10代の葛藤を超えて、アイデンティティの探究から生まれた作品
「父親的錄影帶|Fatherʼs Videotapes」は、1994年のある運命的な日、登曼波(マンボウ・キー)が父親の禁断のコレクションである自撮りのセックス・テープを発見したことから始まります。不安と戸惑い、そして好奇心に占領された10代を経験し、自身のアイデンティティの探求をすることで結実した作品です。2019年に「Fatherʼs Video Tape」が臺北美術獎(台北美術賞)でグランプリを、そのシリーズの延長である「Fatherʼs Video Tape_Avoid A Void」は 2021年に台新藝術獎(台新芸術賞)を受賞しました。
本展は、日本橋馬喰町のparcelと青山のH BEAUTY&YOUTHの2つの会場で同時開催されます。
parcelの「Fatherʼs Videotapes」では、2019年に臺北美術獎(台北美術賞)でグランプリを受賞した「Father’s Video Tape」で発表した作品を、今回の東京での個展向けにセレクト。
H BEAUTY&YOUTHでは、「Fatherʼs VHS 2024」と題し、初回の「Father’s Video Tape」の発表を通じて、テーマが深化したことで生まれた、新たな作品を追加。また近年取り組んでいる、印画紙では表現できない、テキスタイルの編み目を使った大型タペストリー作品も展示されるとのこと。
登曼波(マンボウ・キー)から、GENIC読者へのメッセージ
登曼波(マンボウ・キー)個展「父親的錄影帶|Fatherʼs Videotapes 」情報
Fatherʼs Videotapes
開催日時
2024年6月7日(金)〜7月7日(日)14:00〜19:00
休廊日:月曜日、火曜日、祝日
オープニングレセプション
2024年6月8日(土)18:00~21:00
※登曼波(マンボウ・キー)氏 在廊予定。
入場料
無料
会場
parcel
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目2-14 まるかビル2F
行き方・アクセス
<電車>
JR総武線「馬喰町駅」C4出口から徒歩で3分
都営浅草線「浅草橋駅」A2出口から徒歩で4分
JR中央・総武線「浅草橋駅」西口から徒歩で5分
都営新宿線「馬喰横山駅」A1出口から徒歩で8分
Fatherʼs VHS 2024
開催日時
2024年6月7日(金)〜8月29日(木)
平日 12:00〜20:00
土日・祝日 11:00〜20:00
オープニングレセプション
2024年6月7日(金)17:00〜20:00
※登曼波(マンボウ・キー)氏 在廊予定。
入場料
無料
会場
H BEAUTY&YOUTH(エイチ ビューティー&ユース)
〒107-0062 東京都港区南青山3-14-17 B1F
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ半蔵門線・千代田線・銀座線「表参道駅」A5出口から徒歩で2分