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<富山 - イナガキヤスト>#フォトグラファー5名がOM-D E-M5 Mark IIIで切り取る地元の日常 vol.4

クラシックな小型軽量ボディーと高性能を両立したミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III」と、どんな状況下でも常に高画質な撮影が叶うプロフェッショナルレンズ「M.ZUIKO PRO」、シャープさとやわらかいボケが楽しめる高画質単焦点レンズ「M.ZUIKO PREMIUM」。今回は5名のフォトグラファーが、このカメラとレンズで愛する地元の日常を切り取りました。魅力溢れるその土地らしい光景や、日々の暮らしのあたたかいシーンとともに、OM-D E-M5 Mark IIIとM.ZUIKO PRO、M.ZUIKO PREMIUMシリーズのレンズの使用感やお気に入りのポイントを紹介します。4人目は、富山県に暮らし、「富山の本気」と題した風景写真が話題のフォトグラファー、イナガキヤストさんです。

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フォトグラファー5名がOM-D E-M5 Mark IIIで切り取る地元の日常

イナガキさんの富山への想い

「小さいころから立山連峰はとても美しいなと感じていましたが、富山の写真を撮るようになってから、どんどん富山の魅力に気づいていきました。富山は海越しから3,000m級の山々が見えるという、世界的にみても珍しい風景があり、自然が豊かで食べ物も美味しい本当に素敵なところ。好きなスポットはたくさんありますが、一番は『雨晴海岸(あまはらしかいがん)』。氷見線の電車も走っているので写真を撮るのにも楽しい場所ですが、なんといってもそこから見る海越しの立山連峰が美しい。とくに冬の晴れた日の姿がお気に入りです。地元の方でも気づいていない富山の魅力がまだまだあると感じているので、僕が写真を通じてもっと発信していけたらと思っています。みなさんもぜひ遊びにいらしてください!」。

フォトグラファー・イナガキヤストがOM-D E-M5 Mark IIIで切り取った富山の日常

何度も通うことで得られた奇跡の重なりを、写真に込める

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

【Scene】
「『庄川峡(しょうがわきょう)』で撮影した一枚です。雪化粧した庄川峡と青空が一緒に見られるタイミングはなかなかありません。これだけ条件が揃うことは滅多にないので、遊覧船が来たタイミングで夢中でシャッターを切りました。明暗差のあるシーンでしたが、OM-D E-M5 Mark IIIでは白飛びや黒つぶれもなく、きれいに写っていて感動しました。色もしっかり出ています」。

【Shooting】
「周りの雪景色も一緒に撮りたかったので、できるだけ広角で撮れるようレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6を選びました。遊覧船が奥に行きすぎると水面に写った青空が波紋で消えてしまうので、バランスに気をつけて撮りました」。

逆光で煌めく氷柱と清々しい背景を、広角レンズで一枚に

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

【Scene】
「木についた大きな氷柱を太陽が照らしていました。富山の冬はたくさん雪が降って大変なこともありますが、その分、晴れ間に見せてくれる風景がひとしお美しく感じられます。とても寒い日でしたが日の光に暖かさを感じました」。庄川峡で遊覧船が来るのを待つ間に撮った一枚だそう。

【Shooting】
大胆に写し込んだ煌めく氷柱と美しい景色を一枚に収めたこの写真、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6で。「背景の空と山を大きく入れたかったので、広角を選びました。逆光下での撮影でしたが、空の色を残しながら被写体をとてもきれいに写すことができました」。

直感を信じて撮った写真は“冬の富山らしさ”が収まる一枚に

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

【Scene】
「雨晴海岸で撮影したもので、『雪』『波』『山』という3つの要素が入った冬の富山らしい写真だと感じています。この日は大雪の翌日で、真ん中の女岩(めいわ)にも雪が残り、また空気が澄み、とてもはっきりと立山連峰を見ることができました。海越しに3,000m級の山々が見える場所は、世界中探してもなかなかないそうです」。

【Shooting】
「手前の風景を入れつつ奥の立山連峰を大きく写したいと思い、レンズは程よい圧縮効果を期待できるM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8を使っています。もともと狙っていた構図ではなく、歩いていたらバランスがいいなと感じる瞬間があったので、カメラをさっと取り出し撮影した一枚です」。

絶景を走るオレンジ色の電車がアクセントになった、贅沢な光景

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

【Scene】
「この一枚も雨晴海岸で撮影したものです。海越しに立山連峰を望む美しい景色に、さらにオレンジ色の電車が走るという、とても贅沢な光景。電車に並走するように通る道路もアクセントになっています。OM-D E-M5 Mark IIIは、これだけ明暗差がある状況でもきれいに撮れて、感動しました。手持ち撮影ですが、軽くて手ぶれ補正もしっかり効いて撮りやすかったです」。

【Shooting】
「写真右手にも山があり、この写真を撮影したときは日の傾きからすでに手前が陰になっていました。光の当たる部分がとてもきれいで、その陰影をよりさらに生かせるよう、電車に光が当たったタイミングで撮っています」。

爽やかな冬の青空と水面にリフレクションする地上の景色

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
フォトジェニックな帆船「海王丸」が常時停泊し、憩いの場として親しまれるベイエリア「海王丸パーク」。「ぶらぶらと散歩しながら見つけた美しい光景です。海王丸と新湊大橋(しんみなとおおはし)を一緒に写しました。風が弱く、青空の広がる日だったため、水面への映り込みを意識して撮影しています」。

【Shooting】
使ったレンズは、イナガキさんが「スナップするのに使いやすい焦点距離が詰まったレンズ」と話すM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO。35mm判換算24-90mm相当の標準ズームレンズで、高い解像力と小型軽量の優れた携帯性を両立した自慢のレンズです。カメラにつけっぱなしにし、公園内を歩きながらのスナップ撮影にも最適。

望遠レンズで引き寄せた雲の存在感と帆船の雄大さ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

【Scene】
「海王丸を中心に広がる海王丸パークは景色が美しく、地元住民にも愛されている場所。この日の公園は空に印象的な雲が広がっていました。OM-D E-M5 Mark IIIはとても軽いので手持ち撮影でも扱いやすく、気になったシーンをすぐに撮れるのが魅力的です」。

【Shooting】
「帆船の先にある雲を入れるため、真正面から撮影しています。雲がより印象的に海王丸と重なる角度で、できるだけ雲を大きく引き寄せたかったので、望遠レンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8を選びました。あえて人を入れることで、賑わっている様子も表現しています」。75mmは35mm判換算すると150mm相当となります。

ノスタルジックな漁師町をいっそう引き立てる、朝焼けの時間

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
「地元の射水(いみず)市には立山連峰が見える漁師町があります。川べりには民家が立ち並び、川の両岸に漁船が停泊する光景はとてもノスタルジックです。朝焼けで空がピンクに染まる中、漁に出ていた漁船が戻ってきた印象的なシーン。川も空と同じ色に染まり、とても美しいと感じた瞬間を収めた一枚です」。

【Shooting】
「この日はあまり荷物を持っていかれない状況だったため、標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROに絞っていました。使いやすい焦点距離で、これ1本あればほとんどのシーンに対応できると思います。美しく表現することが難しい朝焼けも、OM-D E-M5 Mark IIIだとしっかりと描写されていて感動しました」。

富山市と立山連峰を望むパノラマスポットから撮った一枚

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
「立山連峰がきれいに見えて雲の感じもよかったので、富山市と立山連峰が一望できる『呉羽山(くれはやま)展望台』に行き、撮影した一枚です。前日の大雪により家の屋根にも雪が残っていて、美しい冬の富山を見ることができました。光が強く当たり、白い部分の多い景色でしたが、しっかり写ってくれました。空の青もとてもきれいに出ています」。

【Shooting】
「いろいろな画角の撮影に対応できるので、これをつけておけば安心だと思ったから」と撮影時につけていたのは標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO。35mm判換算で広角24mmから望遠90mmまでの焦点距離に加え、超小型軽量であることや質の高い防塵・防滴性能など、さまざまな面から使いやすさを実感させてくれるレンズです。

イナガキヤストさんが「OM-D E-M5 Mark III」を使ってみて感じたこと

優れた携帯性とどんなシーンでもきれいに写せるという安心感

OM-D E-M5 Mark IIIを手にして一番驚いたのが、本当に軽くてコンパクトなことです。スマホと同じように軽快に持ち歩くことができ、日々のさまざまなシャッターチャンスを逃さないカメラだと思いました。どんなシーンでもきれいに写してくれますし、見やすいメニュー画面と高い操作性で最初からとまどうことなく使うことができます。小さくてもグリップがしっかりしていて、手が大きい僕でも問題なく持つことができました。カメラバッグの空きスペースに入れておける大きさなので2台持ちの1台としても便利そうです。さらに、レンズも軽い。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは広角から中望遠まで撮れるのにF4.0通しの明るさを持ち、ズームリングの操作もしやすかったです。このレンズ1本あれば、ほとんどのシーンに対応できるという安心感がありました。また、風景や人など被写体にかかわらず、もともと望遠が好きなのですが、M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8も明るくて使いやすく、気に入りました。

「OM-D E-M5 Mark III」商品情報

オープン価格
カラー:シルバー/ブラック

「OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット」
オープン価格
キット内容:
ボディー(シルバー/ブラック)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

イナガキヤストさんのお気に入りレンズ

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」商品情報

希望小売価格:130,900円(税込)
カラー:シルバー/ブラック

「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」商品情報

希望小売価格:78,100円(税込)

イナガキヤスト

フォトグラファー。1981年生まれ、富山県出身。普段は一般企業の会社員として勤務する傍ら、写真を通して富山の魅力を発信する。「富山の本気」と題した風景写真がSNSで話題となり、現在はさまざまな団体から撮影依頼を受けている。

イナガキヤスト Twitter
イナガキヤストInstagram

フォトグラファー5名がOM-D E-M5 Mark IIIで切り取る地元の日常

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