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色に恋して。デジタル写真をフィルム風に 「FUJIFILM フィルムシミュレーションの魅力」vol.6 ナカムラユウスケ

デジタルカメラで撮影した写真を、フィルム写真のようなカラーに。そんな夢のような機能が、富士フイルムのデジタルカメラに搭載されています。その名も「フィルムシミュレーション」。フィルムを交換するような感覚で色再現を楽しめる機能で、その数なんと20種類。フィルム時代から90年以上にわたり、色の表現を研究してきた富士フイルムだからこそ作れる機能です。

「Xシリーズ」「GFXシリーズ」すべての機種で使用できるとあって、この機能に恋して、富士フイルムのデジタルカメラを愛用し続ける写真愛好家やフォトグラファーも多数。

そこで、本連載では「フィルムシミュレーション」の魅力を、全12回にわたってお届け。毎回1名のクリエイターがお気に入りのフィルムシミュレーションで撮影した作品とともにその魅力を語ります。

第6回は、写真作家のナカムラユウスケさん。富士フイルムの「GFX100 II」と「X-H2」で撮影した作品とともに、お気に入りのフィルムシミュレーションについて紹介します。

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目次

言葉を超えて、表現を届けたい——

自分にとって写真は、自分の感情や表現、人との出会いや成長など、さまざまなことを感じ、伝えさせてくれる「ポータル」(入り口)です。感情を受け取りたい、想いを伝えたい、言語を超えて、表現を届けたい——、そんな私の側には、いつも写真がありました。

私は多くの場面で、「人」や「人を感じられるシーン」を撮っています。そもそも写真を撮りたいと思ったのも、学生時代に、川島小鳥さんの写真集『BABY BABY』に出会ったことがきっかけでした。私の写真も、たとえそこに知らない人が写っていても、どこか懐かしかったり、切なかったり、見てくれる人のなかにないはずの記憶に触れられるものだといいなと思っています。

写真が、自分を人とつなげてくれて、新しい何かを作らせてくれる。そしてそれをまた、写真が伝えてくれる。見て考えて思って伝えたいとなった私の頭の中や心の内を表してくれるのだから、写真は本当に、「ポータル」と表現するほかない存在だと感じます。

そのうえで、灰色で作っていく無限のモノクロの世界に強くロマンを感じています。そもそもモノクロ写真を撮るようになったきっかけは、ファインアートフォトグラファーを養成するワークショップに参加した際に、過去の著名な写真家の写真を見たこと、モノクロ写真の作品を制作したことでした。過去の写真家たちの写真を見ては美しい階調を知り、作品を作る際に何度も編集しては提出することを繰り返すなかで、モノクロ写真の奥深さと、表現方法としての頼りがいに惹かれていきました。

camera:GFX100 II lens:GF80mmF1.7 R WR
フィルムシミュレーション: ACROS+R
model:Momoko(https://www.instagram.com/tanuki_udon83/)
「友人と海に行った時に、日差しが強いなか、木陰で身体に落ちた影が美しいと感じて撮った一枚です。影の部分が多い写真ですが、ディテールがつぶれずに写っていることで、ベタッとした重たさより、風を感じるような爽やかさが感じられます。それでいて、しっかりとしたコントラストのなかでメリハリもあり、葉のディテールや、肌の光と影の部分の差が美しく描写されているのは、フィルムシミュレーションのACROS+Rの高い表現力によるものだと思いました。ACROS+Rは、写真をかっこよく仕上げたい時に使いやすいです」。

私とXシリーズとの出会いは、レンズ一体型デジタルカメラ「X100F」でした。見た目に惹かれて手にし、実際に使うようになると「こんなに可愛くて美しい描写のカメラがあるのか」、と驚いたことをよく覚えています。コンパクトで、目の前の瞬間を素直に残していきたいような場面で、最高のパートナーだと感じていました。

今回使ったカメラは、1億2百万画素高速センサーを搭載した「GFX100 II」とAPS-Cセンサーを搭載する「X-H2」。

「GFX100 II」の魅力は言わずもがな、抜群の描写力です。ピントを合わせたところもボケた部分も、細かな描写がしっかり出ます。背景をしっかりと写し込んでもボカしても、同じように画が安定しています。シャッターを切った瞬間に目の前の空間が一つの絵画のように仕上がる描写は、快感ですらありました。

「X-H2」は、高性能カメラとは思えない美しくコンパクトなデザインで、取り回しの良さと手に馴染む大きさが、持っていても撮っていても気持ちいいです。室内など被写体との距離が取れない場面では、バリアングルモニターが活躍してくれました。

「GFX100 II」と「X-H2」ともに、作品を作りたい、日常を残したい、そのどちらに対しても幅広い選択肢を与えてくれるカメラだと強く感じました。そして何よりも、やっぱり見た目が良すぎます。持っていて、かっこいいうえに威圧感はほとんどありません。また、強い光の下でも背面モニターがとても見やすく、同時にボタン配置もアクセスしやすい。使用感が良く、シャッターチャンスに応えてくれるカメラだと感じました。

camera:GFX100 II lens:GF80mmF1.7 R WR
フィルムシミュレーション:ACROS+G
Model:Maki(https://www.instagram.com/maakii.5)
「とても暑い日に、流れる水の音や風の音が心地よくて、休憩をしていました。モデルがふとこちらを見たその表情が何かを訴えかけてくるようで、不思議な魅力を感じ、何度もシャッターを切っていました。顔の部分の影が、少しコントラストが低い分、見えるか見えないか絶妙な塩梅になっているところが、ACROS+Gらしさだと感じます。また、同じ白でも服と砂には明確な差があり、コンクリートに落ちた影と土に落ちた影も、しっかりと異なるものとして表現されています。明暗だけでなく、もともとそこにある色を感じさせてくれるフィルムシミュレーションだと思います」。

以前から、富士フイルムのカメラには、ユニークでかつ美しい色の再現に信頼を置いてきました。とくに撮って出しの完成度の高さは他メーカーと一線を画し、フィルムシミュレーションで撮影された写真は、手を加える必要がほとんどないほどに完成されています。今までカラーの特徴にばかり目がいっていましたが、今回モノクロ系のフィルムシミュレーションを複数使ってみて、モノクロの完成度もなんて高いのだと感動させられました。

とはいえ、フィルムシミュレーションの一番の魅力は、撮影時にこそあると感じます。目の前のモニターに映し出される画は過去に使っていたフイルムの階調に近いもので、心がときめきます。同時に、それを見ながらの撮影は、快感に近い楽しさがあります。⽬の前のイメージに集中して、素直に撮りたいイメージを追いかけることができるため、あれこれ悩みながら撮るようなことがなくなり、撮影が純粋に楽しいものになります。

楽しいって、大切です。楽しいと続けられる、続けられるといろんな場面に出会える。色や階調を作るだけでなく、シャッターチャンスや場面への出会いまで作ってくれているのでは、と思える魅力を感じました。

camera:X-H2 lens:XF35mmF1.4 R
フィルムシミュレーション: MONOCHROME
Model:Takuto(https://www.instagram.com/takuto_higashi) , Rio(https://www.instagram.com/iamrio_coffee)
「二人の出会いのきっかけになったお店や場所を散歩していた時の一枚です。キャップの影が強く出て目元が隠れている旦那さんと、眩しくて睨むような強い目になっている友人が並んでいると、ただ立ってもらっているだけなのにめちゃくちゃかっこいい雰囲気になり、気に入っています。MONOCHROMEはスタンダードであり、誠実だと思います。『こうしたい』とか『ああしたい』を考えずに、ただ目の前の場面を残したい時に、小細工なしで残してくれる部分が使いやすいと感じます。また、強い日差しのなかでもベタッとならない柔らかく優しい質感は、人を撮るのに適していると思いました」。

My favorite フィルムシミュレーション

1:ACROS+G

自然のなかでたたずむ姿を写したポートレートや、黒つぶれしがちな逆光での撮影が好きな私にとって、光と影のバランスを保ちながら被写体をとらえてくれる「ACROS+G」はとても相性がよく感じました。

コントラストは他のACROSに比べて低めの印象があります。とはいえのっぺりするのではなく、濃いめの階調となって柔らかさとしっかりとした描写を共存させてくれると感じました。自然のなかでのポートレートや、木漏れ日の下での撮影など、光と影が対比するような場面に適していると思います。

一番使いやすくて気持ちよく撮れるので、気がつくとこればかりで撮影していました。

camera:GFX100 II lens:GF80mmF1.7 R WR
フィルムシミュレーション: ACROS+G
「気持ちのいい雲を探してドライブしました。心弾む雲を見つけては追いかけて、それを繰り返した日でした。雲を見ている被写体の後ろ姿には、誰の心にもあるような“懐かしい・切ない”といった感情が多分に存在していると感じます。表情ではなく、その空気感が体現されているところに惹かれました。今にも動き出しそうな雲と階調が豊かな空の描写、被写体の一部に落ちる光が湿度をまとっていて、とてもお気に入りの一枚です。空を撮影するだけならコントラストの強いACROS+Rを使用することが最適解ですが、空に感情を投げたい時、被写体と調和した風景を写したい時には、コントラストよりも色の階調が豊かなACROS+Gが優れていると思います」。

2:ACROS+R

次いで使用することが多かったのが、「ACROS+R」です。ACROS+Rはコントラストの強さが特徴だと思います。影を落とし気味のポートレートで使うとかっこよくなると感じました。

また、表情で魅せるポートレートでは、しっかりとしたコントラストのなかで写すことで被写体の魅力をさらに引き出せると思います。顔にあえて影を落として撮影した際も、コントラストの強さがかっこよく仕上げてくれました。逆に光をしっかりと当てた際も、白飛びすることなく肌を綺麗な質感でとらえてくれるところはさすがだと感じました。

camera:GFX100 II lens:GF80mmF1.7 R WR
フィルムシミュレーション: ACROS+R
「強い日差しの中でふと見つけた刺すような光と影がかっこよく、その時着ていた黒のワンピースがその光のなかにあるとかっこいいと思い、座ってもらいました。モノクロで、なおかつ被写体を手前に配置すると、背景がまるで主役のように際立ち、世界を作ってくれました。ACROS+Rのコントラストの強さが、光と影の差をしっかりと見せつつ、手前の被写体へストーリーを与えることの手助けをしていると思います。高コントラストのモノクロだからこそ、背景がすっきりとして、人物を際立たせる一枚に仕上げてくれています」。

camera:GFX100 II lens:GF80mmF1.7 R WR
フィルムシミュレーション: ACROS+R
「友人を空港まで送る途中でした。少しずつ日が落ちていくなかで夏らしい雲を見つけて撮りました。徐々に弱まる西日に照らされるなかで、名残惜しさが伝わる空気を残したくて写ってもらいました。日の光が徐々に弱まっていくなかであっても、ACROS+Rの高いコントラストがメリハリを演出してくれ、のっぺりとした平面的な画ではなく、奥行きのある画作りを支えてくれています。光の当たる部分、陰になっている部分のメリハリはドラマチックな演出にはすごく適していて、このフィルムシミュレーションの与えてくれる影響力を強く感じました」。

3:MONOCHROME

ACROSと比較すると全体が柔らかい印象になるのが「MONOCHROME」でした。明暗の差が少し優しくなることから、ペア撮りや、影の部分もある程度柔らかい印象にしたい時、室内など光量が足りなくなる場面、屋外で極端に明暗が別れてしまう際などに使いやすいです。寄りぎみのポートレートにも相性が良いと感じました。

あまり深く考えず「モノクロを撮ってみたい」と思っている人や、モノクロ写真自体に不安を感じているような時は、ACROSに比べて階調が穏やかな「MONOCHROME」は使い勝手が良いと思います。自分で編集するとくっきりはっきりさせすぎてしまう人にも、安定感や安心感のある表現がフィットしやすいのではないでしょうか。

camera:X-H2 lens:XF35mmF1.4 R
フィルムシミュレーション: MONOCHROME
「夫婦で朝ごはんを食べながら休憩をしていた場面です。一息つきながらいろんな話を聞いて、二人の表情も柔らかくなってきたところで少し寄り添ってもらって撮りました。旦那さんの唇に当てられた指と目線がなんともかっこいいんです。友人の頬に当たる光が柔らかくて、一体感と対比の相反する部分が綺麗に共存しているところがとてもお気に入りです。MONOCHROMEはスタンダードですが、室内の柔らかい光のなかで撮るとフィルムのような優しい描写になると感じました。寄りで撮影した時の肌の質感も滑らかで、見ていてストレスのないモノクロ写真に仕上げてくれるので、信頼してシャッターを切れます」。

モノクロの楽しさは、明暗とその階調で表現することだと考えています。その結果として、色の情報が邪魔しない、シンプルで力強い主張をさまざまな温度感で伝えられるのだと思っています。伝えたいものをしっかりと伝えやすい環境の中で、モノクロといえど、繊細な違いを提供してくれるフィルムシミュレーションが複数用意されていることは、本当に素晴らしいと感じました。撮影時に直感的にフィルムシミュレーションを選択すると、あとは被写体や構図、光や影など撮影に集中できるため、本当に撮影が楽しかったです。

撮影したデータに関して、じつは編集しようと思っていろいろ触ってもみたのですが、結局、明るさ以外はほとんど撮って出しの状態です。今回使った3つともに、かなり完成されているフィルムシミュレーションで、私とフィルムシミュレーションのコラボ作品といって過言ないものでした。

ナカムラユウスケさんが愛するフィルムシミュレーションの特徴

1:ACROS+Gとは?

肌にある赤みを拾って落ち着かせることで階調を整え、明るく写りすぎてしまいがちな唇を暗くすることで顔全体の階調を自然に見せるなど、ポートレートに適しています。ヒトの眼が強く認識するにもかかわらずモノクロ写真では明るく軽くなりがちな赤をバランスよく見せることができるため、幅広い被写体で積極的に利用したい機能です。

camera:GFX100 II lens:GF80mmF1.7 R WR
フィルムシミュレーション: ACROS+G
「綺麗な木漏れ日のなかで、川と森を眺める静かな時間でした。ACROSのフィルムシミュレーション越しに見た世界があまりにも美しくて、鳥肌が立ったのを覚えています。穏やかな景色のなかで私の心はずっと躍っていました。ACROS+Gは全体的にコントラストが低めですが、色は濃く写る性質があると感じます。明暗で白黒はっきりさせるのではなく、もともと世界にある色の差を繊細に階調として表現してくれます。そのため細部まで、森のなかの空気感までをも写してくれました。人だけでなく、自然の表情も美しく描写してくれます」。

2:ACROS+Rとは?

コントラストを強調し、強いシャドウと鮮やかなハイライトとのコントラストをモノクロの魅力と感じている人にとって、レッドのフィルターが強い味方となってくれます。吸収する波長が最も広いため、コントラスト強調の効果も抜群です。とくに顕著なのは青空と白い雲との強いコントラストです。白の明るさを維持したまま空を暗く沈めていくため、順光ではほとんど黒に近いほど濃く写ります。

ACROSは設定感度に応じて、粒状感の出方が変わり、高感度になるにつれ、より強い粒状感が出てくるのも特徴です。高感度設定時には、独特の質感を伴った粒状表現を味わえます。

camera:GFX100 II lens:GF80mmF1.7 R WR
フィルムシミュレーション: ACROS+R
「木々でできたトンネルの奥、風や川の水の音に誘われて目線をそらした瞬間の、自然な姿に惹かれました。光の当たらない人物は真っ暗になってしまいそうなほど明暗の差がありましたが、いい塩梅の明暗に着地していると感じました。強いコントラストが特徴のACROS+Rですが、手前の被写体が黒つぶれすることなく写っていて、高いコントラストと繊細なディテール描写が共存しているところは、さすがだと感じます。ハイダイナミックレンジ(HDR)ではなく、階調の滑らかさや美しさで魅せるモノクロを撮れることに、このフィルムシミュレーションの汎用性の高さを感じます」。

3:MONOCHROMEとは?

モノクロ写真のモードです。通常のモノクロに加えて、コントラストを高める「イエロー(Ye)フィルター」「レッド(R)フィルター」、緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G)フィルター」を使ったように、表現意図に合わせた画質調整が可能です。

camera:X-H2 lens:XF35mmF1.4 R
フィルムシミュレーション: MONOCHROME
「コンクリートに入った線が肌のしわや血管のように見えて、手と足を置いてもらい撮影しました。じっとりした湿度とコンクリートとの対比が、より人肌の温度や湿度感を表してくれていると思います。MONOCHROMEで撮影すると、黒い服のなかでも、光の当たる部分と当たらない部分の差がきちんと表現されていて、その滑らかさはさすがだと感じました。肌の、光が当たった部分とそうでない部分の差もしっかりしていて、コントラストにも助けられ、ドラマチックにしてくれています。柔らかさとコントラストとの共存が素晴らしいです」。

プロフィール

ナカムラユウスケ(金曜日のミニシアター)

写真作家 香川県出身。2018年に人物撮影を開始。同年10月、参加していた「フォトラボK」の作品展に出展。2019年には個展「乗合馬車」を開催。以降もグループ展などに積極的に参加し、2021年、モノクロ写真集『A love letter directed to the light』(Orvelio)をリリース。三好冬馬監督自主制作映画「潮待ち模様」にスチール及び撮影班で参加するなど活躍を続けている。

ナカムラユウスケさんが使用したカメラ

GFX100 II

圧倒的な画質とシステム機動性に加え、新たに高速性能と動画性能を手に入れたGFXシリーズのフラッグシップモデル。アルゴリズムの改良により進化した顔・瞳AFに加え、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンを検出する。高速連写性能も進化し、従来のGFXシリーズでは撮影が難しかったスポーツ分野においても決定的瞬間を逃すことなく力を発揮してくれる。忠実な色再現性とメリハリのある諧調表現を持ち合わせた「REALA ACE(リアラエース)」が加わり、フィルムシミュレーションも全20種にパワーアップ

FUJIFILM WEB

X-H2

Xシリーズ第5世代となるX-H2は、スピードと高解像という2つの進化を遂げたXシリーズのフラッグシップモデル。新開発となる裏面照射型約4020万画素「X-Trans™ CMOS 5 HR」センサーと、高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載し、Xシリーズ史上最高画質を実現している。高画素を生かしたハイクオリティな写真のみならず、高精細な8K/30Pの映像を撮影可能。Xシリーズの静止画・動画撮影の領域をさらに拡大し、幅広いニーズに応えてくれる。高剛性ボディに5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機構も採用している。写真と映像両方で、APS-Cというフォーマットを超えた圧倒的な高画質を提供し、表現を追求するクリエーター達に新たな可能性を切り開く。

FUJIFILM WEB

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