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實重かおり 写真展「その先の好き」が東京 代々木で開催。“進路”ではなく“好き”を軸に未来を見つめた高校生たちのまなざし

写真家 實重かおりの写真展「その先の好き」が、東京 代々木のOCO GALLERYにて、2025年7月20日(日)~7月26日(土)に開催。本展は、高校在学中の生徒たちに「進路」ではなく「好き」を軸に将来について考えてもらうことを目的に企画されました。高校を卒業した“その先”を、「進路」ではなく「好き」を軸に考えてみたら、どんな景色が見えるだろう?そんな問いをもとに、1年かけてある高校の生徒300人にインタビューと撮影を重ねたそう。展示には、被写体自筆の「その先の好き」とともに、まなざしや表情を写し取った写真が並びます。

  • 開催期間:2025.7.20 ~ 2025.7.26
目次

プロフィール

實重かおり

フォトグラファー 1988年、鳥取県生まれ。博報堂プロダクツ、朝日新聞、アマナなどを経て、2020年に独立。人物写真や商品撮影を中心に、広告・メディアの現場で活動している。
一方で、自主企画では「心の奥をすくい上げるような視点」を大切に、感情のゆらぎを写し取る作品を制作。本展「その先の好き」は、写真というアウトプットでありながら、Z世代のまなざしと“好き”というエネルギーに触れることで、自身の写真表現を再定義するプロジェクトでもある。

高校を卒業した“その先”を、「進路」ではなく「好き」を軸に考えてみたら、どんな景色が見えるだろう?
そんな問いをもとに、1年かけてある高校の生徒300人にインタビューと撮影を重ねました。

本当の気持ちをうまく言葉にできなかったり、
友達の「好き」に驚いたり、
答えが見つかったときにふっと笑ったり――
そこには、たくさんの「その人だけの物語」がありました。

写真展「その先の好き」では、
“自分の好きに向き合う”というまっすぐな瞬間を切り取っています。

誰かの「好き」が、あなたの心にもそっと灯りますように。
ぜひ、会場で体感してください。

ステートメント、解説と展示作品の一部をご紹介

「卒業したら、どうするの?」

高校生たちはいつも、“進路”という言葉に向き合わされる。
でも本当は、そのずっと奥にある「好き」から考えてもいいんじゃないか。

そんな問いを胸に、全国の高校生300人に、インタビューと撮影を行いました。
問いかけたのは、たったひとつ。

――高校を卒業した“その先”にある、「好き」ってなに?

1時間以上、真剣に「その先の好き」に悩む人。
友達の「好き」を初めて知って、驚いたり照れたりする人。
答えが見つかったときの、あの嬉しそうな顔。

正解はない。でも、間違いもない。
「好き」と向き合う時間そのものが、その人だけの物語になる。

この展示には、そんな瞬間のきらめきが詰まっています。
きっとあなたも、誰かの「好き」に心を動かされて、
ふと、自分の「その先の好き」を思い出すかもしれません。

本展は、高校在学中の生徒たちに「進路」ではなく、「好き」を軸に将来について考えてもらうことを目的に企画されたものです。撮影は、ただカメラを向けるのではなく、自分の「好き」と向き合う時間を共有することから始まりました。対話と気づきの積み重ねが、この作品に息を吹き込んでいます。

「その先の好き」を探す時間にじっくり向き合ったからこそ、ほんの数分の撮影で、彼らの“今”が生き生きと立ち現れました。展示には、被写体自身の手による自筆の「その先の好き」とともに、まなざしや表情を写し取った写真が並びます。写っているのは、将来が決まった姿ではありません。自分の「好き」に出会ったときの高揚感や、心が跳ねたような瞬間。それはポートレートでありながら、自分の内側に起きた変化を映し出す、あたたかなドキュメンタリーでもあります。

この展示が、訪れた方にとっても、自分の「好き」や「大切にしていること」と改めて向き合うきっかけとなることを願っています。

── 写真展「その先の好き」プレスリリースより

實重かおり 写真展「その先の好き」情報

開催日時

2025年7月20日(日)~7月26日(土) 12:00〜19:00
※初日15:00〜、最終日17:00まで

入場料

無料

会場

OCO GALLERY

  • 〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷 1-8-2
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
東京メトロ千代田線「代々木公園駅」2番出口から徒歩で1分
小田急線「代々木八幡駅」から徒歩で3分

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