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【GENIC|写真と歩む、それぞれの人生 vol.64 2022年10月号】特集詳細&編集長コメント

9月7日(水)発売のGENIC10月号(vol.64)のテーマは「写真と歩む、それぞれの人生」。本記事では、それぞれの特集の詳細、そして編集長のコメントを掲載しています。

雑誌GENICは、全国の書店、GENIC公式オンラインショップ、およびAmazonなどのインターネット書店でお買い求めいただけます。

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写真と歩む、それぞれの人生

GENIC10月号のテーマは「写真と人生」。
誰かの人生を知ると、自分の人生のヒントになる。憧れの写真家たちのヒストリーや表現に触れることは、写真との新たな向き合い方を見つけることにもつながります。たくさんの勇気とドラマが詰まった「写真と歩む、それぞれの人生」。すべての人が自分らしく生きられますように。Live your Life.

【編集長コメント】
私は今まで、たくさんの人に出会ってきました。少し距離感が縮まったころに、だいたい私は人生について尋ねます。
「どこ出身?」「どうして今の仕事を?」「これからやりたいことは?」
その人がどのような道を歩き、今に辿り着いたのか。どこに向かっているのか?とても興味があるし、その歩みのおかげで自分と出会ってくれたんだな、ということにも感激します。

そして人の人生の話は、少なからず自分の人生にも影響を与えます。これからの生きるヒントになるし、エネルギーになるし、パワーになる。それが憧れの人のならなおさらです。

そこで今回は、第一線で活躍するフォトグラファーやクリエイターの人生を聞いてみることにしました。「写真と人生」です。きっと、読む人の人生に影響するに違いない。

そしてできあがったら…これは、想像以上におもしろい!普通の言葉になっちゃいますが、この一言につきました。
おもしろいといってももちろん、笑い転げるほうじゃありません。その人の人生をなぞりながら、ときにしんみり、ときにクスッと、ときに大きくうなずいて。
大切な考え方にいっぱい触れることができ、 いくつもの言葉を心に刻みました。

今号には、多くの表現者の悩みを解決する手がかりがあり、新しい一歩へのきかっけがあり、これからの人生を救ってくれる大事なキーワードがたくさんあります。
夢が写真家である人にとっても、写真は趣味として続けたい人にとっても。写真と一緒に歩んでいく人生が、自分らしく楽しいものでありますように。そんな願いを込めた一冊です。
Live your life. あなたの人生を生きてください!

カバーフォトは濱田英明さん

今号のカバーフォトは、濱田英明さんです。

【編集長コメント】
濱田英明さんの作品での表紙が実現!夢がまたひとつ叶いました。濱田さんがパリで撮られた写真です。
ツーリストやビジネスマン、カップルや子連れでベビーカーを引く家族たちなど、さまざまな人々の人生が交差するパリの日常。路面に落ちたエッフェル塔の影は、何気ない日常の風景をドレスアップしているようにも感じます。

日本語タイトル、英語コピー、ともに、この写真を見ながら最終的に決めました。
人々はそれぞれ自分の道を歩いていて、世の中にはたくさんの人生がある、ということをこの写真から感じ、「写真と歩む、それぞれの人生」という言葉がスッと出てきたという感じです。
「写真と人生」をテーマにした1号にぴったりの表紙になりました!

濱田英明 写真家10年の現在地/濱田英明

写真家としてデビューして10年。写真は自分にとって「世界がこうあってほしい」という祈りにも似ている、という濱田英明が2022年の今語る、これまでの軌跡、写真への想い。代表作の数々とともに、10ページにわたる特集をお楽しみください。

【編集長コメント】
いつか、濱田さんに出ていただきたい!と思っていました。今回、写真と人生というテーマでの出演オファーにご快諾いただき、インタビューが叶いました。数年前から社会における写真という表現の受け取られ方に危機感を感じるようになっているという話をお伺いし、その通りだなと思いながら、世の中の状況、そしてそれに対して自分がどうしていくか?ということを、きちんと"言語化"されていることに、非常に感銘を受けました。

浅田政志のターニングポイント/浅田政志

写真集「浅田家」で注目を集め、映画の主人公にまでなった写真家・浅田政志。テーマとしている家族写真との出会いから現在までを振り返りながら、写真家人生の数々の転機についてインタビューしました。2号連続の浅田政志特集、前編です。

【編集長コメント】
映画を見て、勝手に知ったような気になっていた浅田さんの写真家としての人生。今回4時間以上にも及ぶ取材をした結果…、当たり前ですが知らないことだらけ!(浅田さんのオモシロ話に爆笑の連続)でした。
生きてきたなかで、ターニングポイントになった出来事を中心にまとめた、浅田政志さんの人生。めちゃくちゃ濃度の高い6ページになっています。
そして収まりきらなかったので、次号1月号にも出ていただくことにしました!

MIND –変わりゆくこと、変わらないもの/山田智和

「映画も写真もインスタレーションもMVもやる、手段はなんだっていい」と語る映像作家の山田智和を深掘り。記録したいという強い欲求や、本質を捉えたいという欲望など、「撮る」ことに対してのマインドを教えてもらいました。

【編集長コメント】
山田さんが、写真でアウトプットしたいと思うようになったのは、映像だと追いつかなくなってきていたというのがあったから、と聞いて、ひゃっ!と思いました。今の世の中、写真→映像という順番が多いのに、その逆だったとは!とてもおもしろい話です。皆さんにもその部分、じっくり読んでいただきたいです!
山田さんなりの、「悩み」に対する考え方もすごく興味深く、ものすごく学びにつながりました。

コラム「撮り続けた軌跡が人生となる」/飯沢耕太郎

所有する約5000冊の写真集を「写真食堂めぐたま」で公開している、写真評論家の飯沢耕太郎が、まったく異なる道を歩んだ4名の写真家の数奇な人生を考究。生きることと写真の関係性を学びます。

【編集長コメント】
写真評論家の草分け的存在である飯沢さんが考える「写真と人生」のコラム。運命に翻弄されたような生涯を送った4名の写真家の生きざまから、飯沢さんが教えてくれる「自分本来の在り方で、写真を撮り続けるということ」。悩んでいる人にとって、心が救われるような言葉が出てくるコラムです。

写真家たちの履歴書

さまざまな分野で活躍する写真家7名に、写真家になるまでの経緯とその後の道のり、そして現在地とこれからをインタビュー。写真と歩んできた人生を振り返り、ヒストリーを紐解きます。写真と向き合う人生のヒントがつまった特集です。

出演(掲載順):岩倉しおり、熊谷直子、高橋伸哉、南阿沙美、東京祐、古性のち、加瀬健太郎

【編集長コメント】
写真家になったきっかけや、今後の夢など、そのときどき単体で知りうることはあっても、なかなか一連の流れとして知れる機会がありません。そこで今回は「履歴書」というタイトルで、始まりから今後までを伺って4ページずつで掲載しています。このページ数では伝えきれないことも多く、本当に概略ではあります。でも、それぞれが日々、一歩一歩を大切に生きてこられた、大事な人生の話を教えていただいたので、編集部一同、その言葉に真摯に丁寧に向き合いました。全文字、逃さずに読んでいただきたいです!

写真家人生にルールあり!My 5 Rules

自分なりの感性で独自の世界観を写すフォトグラファーたちの作品は、さまざまなこだわりや強い想いを込めて切り取られたもの。それぞれの写真に対するマイ・ルールから、彼らの人生観が透けて見えてきます。

出演(掲載順):瀬堀圭世、KYON.J、6151、空想喫茶トラノコク

【編集長コメント】
きっと自分にもあるのだろうけれど、実際に言語化しようとすると、はて私のルールってなんだろう?と考えてしまいます。そしてこうやって人のルールに触れると、あ!私もそうだ!とか、私ならこうだな!と、自分のルールにも気づいていくことができます。ハッとしっぱなしの16ページです。

ミュージシャンや俳優も恋してる「写真の無限なる魅力」

写真が好きで、その可能性に魅了されているミュージシャンや俳優たち。彼らにとって、写真という表現が持つ意味とは?今回は3名の方に、写真の魅力や写真への想いについて聞きました。

出演(掲載順):片岡健太(sumika)、福地桃子、坂東龍汰

【編集長コメント】
写真ではない表現を生業にしながら、写真という表現を人生の楽しみにしている3名。写真と、もう1つの表現に対する考え方にはどんな違いがあるんだろう?お互いが支え合っていたりもするのだろうか?根掘り葉掘り。写真についての想いを聞いてみたら、写真の魅力って無限なんだわ!ってことに気づいてしまいました。写真を続けてきた人にとっては、初心に戻れるような、大事なことに気づかされる特集です。

あの人が見つけた“自分らしい”写真表現

SNSでも人気を誇るフォトグラファーたちが、人生の中で見つけた“自分らしい”表現。どんな経緯で、どんな被写体に惹かれ、そこに辿り着いたのか。それぞれの写真表現に迫ります。

出演(掲載順):三谷ユカリ、しふぉん、橋本優、北村佑介

【編集長コメント】
一目見て、あ!この人の写真だ、って思うことがあります。皆さんにもあるんじゃないでしょうか?そういう表現ができるのってすごいことだと思います。「自分らしい」って簡単なことじゃありません。そこには、生き方が投影されています。カメラと被写体、そこに掛け合わさる撮り手の大きな想いが、表現の可能性を広げるんだな、と思いました。

「私が撮りたかった女優展」より。人生に気づきをくれた1枚

5人の女優と5人のフォトグラファーが共演した「私が撮りたかった女優展 Vol.4」。フォトグラファーたちに聞いた撮影舞台裏や写真に込めた想い、女優陣から届いた素敵なコメントを作品とあわせてお楽しみください。

出演(掲載順):上白石萌歌×遠藤文香、三吉彩花×Miss Bean、藤原さくら×笑子、河合優実×大林直行、川栄李奈×佐藤俊斗

【編集長コメント】
撮る側と撮られる側は、あっちとこっちにいるわけではありません。一緒にいます。
今回被写体となった女優さんたちからいただいたコメントを見て、ひしひしとそう思いました。同志としてそこに存在し、心を通わせた結果、素晴らしい作品が生み出される。そしてその制作過程や作品から、お互いに人生にとって大事なものを吸収する。そんなことが伝わってきました。

連載

<新連載>武井宏員&酒井貴弘「emergence」第1回:片岡凜

写真家の武井宏員と酒井貴弘が、羽ばたきの時を迎えた旬の人物を撮り下ろす連載企画【emergence=羽化】。第1回は女優・片岡凜を迎え、「少女と大人」の対比した二面性をテーマに表現します。

女優・橋本愛「日日是好日」

現実のなかに溢れる愛おしい瞬間を封じ込めた写真と、そのとき感じた想いを言葉にのせて。かけがえのない日々を写真と言葉で表現する、橋本愛の連載第11回。

小関裕太の自分探しの旅「スキ」

いつでもファインダーを覗いて今の「スキ」から撮りたいものを探すという小関裕太が、今回はその初期衝動をパッケージ。連載第10回「理由」、本人による構成、デザインでお届けする4ページです。

KYON.Jが出会った“奇跡の一瞬”「Exploring the World」

世界を照らす美しい光を追いかけ続けるトラベルフォトグラファーKYON.Jが出会った、光溢れる大自然の姿。第13回は、「アフリカを育んだ、灼熱の光」をお届けします。

【and more】

・人生に「楽しい」を増やしてくれるメーカー“イチオシ”カメラ

・伝えたいがあふれる。感動がひろがる。Vlog with Nikon Z 30
出演:AYUMI

・使って実感した高い実力と進化。Canon EOS R10とフォトライフ
出演:杉本優也

・OLYMPUS PEN E-P7と2本のレンズで写し出すエモーショナルな“青の世界”
出演:haru wagnus

・ハワイアン航空で行くNeo Hawaiiに触れる旅
出演:AOI、aiai

・移住&ロングステイでChange my life!

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