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海外誌を中心に活躍するフォトグラファーTaka Mayumiの写真集「ねこのしっぽと霊の首」発売。flotsam booksにて写真展も。

2013年よりパリから東京へ拠点を移したフォトグラファーのTaka Mayumi 5冊目の写真集「ねこのしっぽと霊の首」が発売。発売を記念し、写真展と販売会がflotsam booksで開催されます。作品集購入者が希望により参加可能な、その場でTaka Mayumiがポートレート写真を撮る「ポートレート撮影」(有料)も開催されます。

  • 開催期間:2023.12.18 ~ 2023.12.24

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Taka Mayumi

フォトグラファー 長崎県出身
2000−2012 パリ滞在、2013年よりパリから東京へ拠点を移し、海外誌を中心に活躍。

Taka Mayumi Instagram
Taka Mayumi WEB

ねこのしっぽと霊の首

2020年、最初の緊急事態宣言時、仕事も止まり、東京の街の機能も止まり、毎朝出掛けて、ただただ自由に撮影してプリントしてを繰り返した約2ヶ月の作品をまとめた写真集です。

Yahoo! ニュースで、まだ出だしは小さいニュースだった記憶がある。

2019年年末頃だったか、2020年初頭だったか?
あっという間に、世界を恐怖で覆い尽くした出来事は、
否応なく私たちの生活を一変させた。
仕事も止まり、最初の緊急事態宣言で、あの東京の街の機能は完全にストップさせられた。
緊急事態宣言始まって、すぐのあるひ
心が喜びに溢れてることに気がつく。
完全に自由なんだと。写真を初めてこのような心の持ち用が訪れたことは、初めてのことだった。

それからは、愛猫の起床と共に、朝ごはんを食べさせて、誰もいない空気がとても澄んでいる東京の街に繰り出した。
毎朝欠かさず早朝数時間撮りに出かけ、事務所に戻って現像分のプリントを夕方まで暗室に籠り、夜は夕食を妻に振る舞う生活が、緊急事態宣言の終わりまで続いたように思う。初体験の幸せだけしかない、2ヶ月間だったと、記憶している。

12月18日に出版する ねこのしっぽと霊の首
5冊目になるが、その時の写真で覆い尽くされている
自分としては、過去 未来を含め一番幸せな時期の写真群で埋め尽くされている。

すぐに形にできていたため、1冊目ができるよりも先にほぼ完成していたはず。

そこからの1年数ヶ月の間の、世の中の出来事などで
少しだけ、悲しみを覆ったような気もする。

これから先の写真家人生で、本当の意味で自由になれた日々の記憶は綴れないかも知れない。
それが、良いものかどうかは今はわからないが、ここに記憶を残す意味でも、一つ本として形にできたことは、さらなる幸せにつながったと思う。

死ぬ間際に、この本も愛してやまない一冊として
記憶に刻まれれば、冥利に尽きる。

Taka Mayumi

写真展「ねこのしっぽと霊の首」情報

開催日時

2023年12月18日(月)~2023年12月24日(日)14:00〜20:00
休業日:水曜日

入場料

無料
※ポートレート撮影3,000円(写真集購入者のみ)

会場

flotsam books
〒168-0063 東京都杉並区和泉1-10-7

flotsam books Instagram
flotsam books WEB
Google Map

行き方・アクセス

<電車>京王線「代田橋駅」から徒歩で約10分

写真集「ねこのしっぽと霊の首」情報

6,820円(税込)
12月18日 出版 
Size A5
Pages 96
装丁 糸かがり ドイツ装
デザイナー 新島凛 
印刷 八紘美術
初版 300部

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