石川直樹 プロフィール
1977年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に『Kangchenjunga』(POST-FAKE)、『Manaslu 2022 edition』(SLANT)など。作品は、東京都現代美術館、東京都写真美術館、横浜美術館、沖縄県立美術館等に収蔵されている。
14の山々の写真と、人々がヒマラヤの山に抱く関心について
人類学や民俗学的な関心を持ってあらゆる場所を旅しながら作品を発表し、多くの展覧会や写真集を手がけてきた写真家 石川直樹。近年ではヒマラヤの高峰に通い、新たな作品を生み出し続けています。
本展のタイトルの「14座」とは、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈にまたがる8000m峰、14の山々を指します。2001年にはじめてチベットの地に足を踏み入れて以来、22年間にわたって関わってきた14の山々の写真を展示するとともに、1950~60年代のヒマラヤに初登頂した人が書いた本などの図書館の蔵書や新聞記事から、これまで人々がヒマラヤの山にどういった関心を抱いてきたのか、テキスト等を紹介しながら、文学的・文化的なアプローチで山、そして登山の姿を明らかにしていく展覧会となっています。
日比谷図書文化館 特別展「石川直樹:ASCENT OF 14 ー14座へ」情報
開催日時
2023年12月16日(土曜日)~2024年2月18日(日曜日)
月~木・土曜 10:00~19:00
金曜 10:00~20:00
日曜・祝日 10:00~17:00
※入室は閉室の30分前まで
観覧料
一般 300円
大学・高校生 200円
中学生以下 無料
会場
千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
〒100-0012東京都千代田区日比谷公園1-4
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ丸の内線・日比谷線「霞ケ関駅」B2出口から徒歩で3分
都営地下鉄三田線「内幸町駅」A7出口から徒歩で3分
東京メトロ千代田線「霞ケ関駅」C4出口から徒歩で3分
JR山手線「新橋駅」日比谷口から徒歩で10分
- 【お問い合わせ先】
- 千代田区立日比谷図書文化館
- www.library.chiyoda.tokyo.jp