オランダ3日目
8:30 ホテルで朝食
Room Mate Brunoの朝食会場はソファーのファブリックがマリメッコだったりして、とってもキュート♡
ハッピーな気持ちで朝がスタートします。
9:00 キュービックハウス Kijkcubesへ
ホテルの最寄りWilhelminaplein駅から地下鉄に乗り、10分ほどでBlaak駅へ。
ロッテルダムと言えばの、黄色い『Cube House』に来ました。
街の中に森を作ろうというコンセプトで、38個の家が53.5度傾けられキューブがせめぎ合うような躍動感が生み出されているそう。私にとって2度目の訪問ですが、建築の奥深さや、他では見ることのできない雰囲気に魅せられる何度来ても面白いスポット。
実際にユースホステルとして借りられるそうなので、泊まってみるのもいいかも。
ロッテルダムには本当に興味深い建築物が多く、街を歩くのがとても楽しいです。
80年代の建築が並んでいる貴重な街並みなので、ゆっくり眺めてみてください。
9:30 マルクトハル Markthalへ
Cube Houseのすぐそばにある、マルクトハル。アーチの部分はなんと集合住宅で、アーチの下は屋内マーケットになっています。
その場で溶かしてくれるホットチョコレートで一息。
マルクトハルの向かい側に、「鉛筆アパート」と呼ばれる建築があることから、マルクトハルは「鉛筆削り」と呼ばれているんだとか。
チーズ屋さん、コロッケ屋さん、チョコレート屋さんなど、オランダならではのフードから目でも楽しいスイーツまで様々なお店を楽しめます。
お腹を空かせて訪れることをオススメ!
10:00 黄色い遊歩道 Luchtsingelへ
こちらも2度目の訪問となる『Luchtsingel』。
ロッテルダム中央駅にある木製の遊歩道です。
黄色に塗られたアーティスティックな木の橋は、前編で訪れた屋上庭園カフェ『Op Het Dak』のある建物と繋がっています。
15ユーロ程で自分の名前を板に入れられるそうなので、ロッテルダムを訪れた記念にいかがですか?
12:00 Bike&Biteでローカルフードツアー
オランダと言えば自転車!旅行したことがある人は知ってると思うけれど、とにかく自転車に乗ってる人がいっぱいなんです。
今回は、自転車ツアーBike&Biteに参加させてもらいました。
オランダ人は皆背が高いので大きな自転車に乗っている人がほとんど。
レンタルしても足がつかないのではと心配しましたが、ちゃんと少し小さい自転車を用意してくれて、ハンドブレーキもあるタイプでした。
乗ってみた感想は、自転車はとっても便利!
旅行中に知らない土地で電車を調べるのは結構大変ですし、目的の場所にしか行けなかったりするのですが、自転車なら走りながらたまたま見つけたお店へも入れます。
しかもロッテルダムをはじめオランダの町では自転車用の道が整備されてるから安心でした。
今回自転車観光の魅力にハマってしまったので、これからオランダを訪れる方にぜひオススメしたいです。
自転車のレンタルはロッテルダム中央駅や各ホテルでできます。
12:30 Snack Bar Tante Nelへ
Bike&Bite1店舗目は、オランダで人気のSNACK BARへ。
その名の通り、フライなどのスナックを食べられるローカルショップで、フライドポテトとトリュフが香るクリームコロッケとレモネードをいただきました。
シンプルなタイプのほくほくポテトにオリジナルソースがぴったり。
ここのオリジナルソースはなんと、ピーナッツソースなんです!
初めは驚きましたが、合わせてみるとこれが、合う!
ローカルの人は、休日にはお昼からスナックとシャンパンを楽しむんだそう♡
13:10 ローカルスイーツPoffetjessalon Sethへ
Bike&Bite2店舗目は、オランダの伝統的なおやつポッフェルチェのお店へ。
ポッフェルチェはパンケーキの一種で、お店のおじさんはまるでたこ焼きの屋台のようにスピーディーにくるくると転がして作り上げていきます。
今回はスタンダードなバター&シュガーをいただきました。
ほんのり甘い生地にバターがじゅわーっと染みていて、とても美味しかったです。
13:45 American sweets shop Koekelaへ
アメリカからオランダへ移住したオーナーが、「アメリカの甘さのスイーツが食べたい!」と思いオープンしたというお店。ドライフルーツやナッツが詰まったケーキをいただきたました。しっかりした濃さがあって、"アメリカの味"というところに納得!(笑)
14:10 旧市街へ
Bike&Biteの最後は、ロッテルダムでは珍しく古い街並みが残っているDELFSHAVENという街へ到着。
第二次世界大戦の戦火を逃れ、17世紀の面影を残している貴重な場所です。
この地域は運河沿いにオランダならではの凸凹屋根の煉瓦造りの建物が並んでいて、船もずらっと係留されています。可愛い街並みを眺めているだけで幸せになります♡
14:30 pelgrimでクラフトビールとコロッケ
ロッテルダム唯一のシティブルワリーとして有名な『Pelgrim』へ。
地ビールとオランダ人が愛するミニコロッケのビタバレンをいただきました。
日本のコロッケとは違い一口サイズで軽いので、ビールに合わせておつまみ感覚でパクパク食べられます。
16:00 DEIJSMAKERでアイスブレイク
おしゃれなショップやカフェが並ぶ若者に人気の通りWitte de Withstraatにあるアイスクリームショップ『DEIJSMAKER』。
コンクリートをメインにしたシンプルな内装にオレンジの差し色がマッチしている店内。
ピンクのコーンが可愛いアイスは様々な種類があって、迷っちゃいます。店内で流れているメニューのビデオがとってもおしゃれで、ホームページも同様なのでぜひチェックしてみてね。
17:30 Aloha Barでビタバレンをテイスティング
2年前にロッテルダムを訪れた時にインスタグラムで見つけて、それからずっと行きたかったレストランへ念願の訪問を果たしました。
ここは元々市民プールのような施設だった建物を改装して作られたレストランで、プールの面影が残っている変わった作りになっています。
何層かにフロアが分かれているので探検してる気分になり、アシカの置物があったりとクスッとする一面も。
オランダのシグニチャー(おすすめ)料理であるコロッケが、現代風にアレンジされているマッシュルーム入りのコロッケは絶品でした。
フォトジェニックなカクテルもたくさんあるのでメニューを選ぶのも楽しくなります。
19:00 Heroineでディナー
ここのInstagramがとっても素敵だったので訪問前から楽しみにしていたんです。想像通りの素敵な空間でした。
光のたくさん入る白い店内に、木製の家具と共に重厚なイメージになりそうな深みのあるピンクのベルベットがとても軽やかにマッチして、他にはない特徴的な内装がお洒落なレストラン。
食事も盛り付けも驚きの連続で、5cm程の小さな器が使われていたり、ビーンズが敷き詰められた中にミニミニアイスのような形状の前菜が刺さっていたり、目でも楽しめるコースでした。
オランダのショップやレストランは、Instagramにちゃんと取り組んでいて感心することが多かったので、ぜひチェックしてみてくださいね。
オランダ4日目
10:00 電車でKunsthalへ
ロッテルダムの誇る文化財の1つである、Kunsthal(クンストハル美術館)。
著名な建築家レム・コールハースによって設計され、奇抜なデザインの建物はあちらこちらにサプライズが散りばめられていました。
私たちが訪れた時期には『STREET DREAMS』という、ヒップホップがどうやってファッションになったのかという興味深い内容の展示が開催中でした。展示様式も特徴的でフォトスポットも満載!
海外では日本にはないような珍しい展示を行っている場合が多く、建築も面白いのでぜひ美術館に足を運んでほしいです。
11:30 Nederlands Fotomuseumへ
オランダ人写真家の作品を中心に展示しているフォトミュージアム。
ちょうど、ストリート・フォトの先駆者と称される20世紀を代表するドキュメント写真家エド・ヴァン・デル・エルスケンの回顧展『LUST FOR LIFE | ED VAN DER ELSKEN IN COLOUR』が開催中でした。
写真というキーワードからもとても心に響く内容で、写真を撮るということの素晴らしさや面白さをより実感しました。
とてもオススメの美術館でロッテルダムを訪れる人には、ぜひ訪れてほしいです。
12:30 ホテルニューヨークでランチ
『Villa Augustus』と同じチームが先に手がけたホテルがこの『Hotel New York』です。
その昔、ここはロッテルダムからニューヨーク向けの船が出発していた埠頭で、旧ホーランド・アメリカライン本社の歴史的な建物がリノベーションされ、現在はホテルとして親しまれています。
こちらも3人らしさが満載のおもちゃ箱をひっくり返したようなインテリアがとってもキュート。
1階に併設されたレストランで旅の最後の食事をいただきました。
パンのトッピングを魚、肉、野菜から選べ、コロッケ、スープがセットになってくるランチはどれも創作性に富んだお料理でした。
食後にオランダ名物のアップルパイも!
オランダ、ロッテルダムの旅を終えて
今回は食にフィーチャーした、いつもとは少し違う視点からの旅でしたが、ただレストランやカフェに行くということだけではなく、生産の現場にも訪れることができたので、いただく料理の味わいが豊かになりました。
普段とは違う体験をすることにより、新しい発見ができるし、生産者の人と実際に触れ合う機会があるというのはとても素敵なことだと思いました。
ぜひ次の旅に、オランダ・ロッテルダムでの美食の旅はいかがでしょうか?