ポルトガルの首都、リスボンの近郊にある街、シントラ。
14世紀にポルトガル王室の避暑地として発展し、18世紀のイギリスの詩人によって「エデンの園」と称えられた美しい街並みは、ヨーロッパ各地の景観設計に多大な影響を与えてきた。
現在では、この地に残されている建造物を含めた街の景観自体が、「シントラの文化的景観」として世界遺産に登録されている。
シントラの文化的景観の中で、ひときわ異彩を放っているのがペーナ宮殿。
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を建てたルードヴィッヒ2世のいとこ、フェルナンド2世が建てた宮殿だけあって、建築に対する情熱がすごい。
一見すると赤、青、黄色のカラフルなレゴのお城みたいだけど、マヌエル、ゴシック、ルネサンスなど欲張りに色々な様式を取り入れている。
アズレージョと呼ばれる装飾タイルやレリーフなど、細かい部分も凝っているのでチェックしてみて。
シントラの街と大西洋を一望する山の頂上に建っているので、ロケーションも抜群!
フォトジェニックなスポットが溢れるリスボンから、日帰りで訪れることも可能なので、ちょっと足を延ばしてみるのもいいかも!
Palácio Nacional da Pena(ペーナ宮殿)/シントラ<ポルトガル>
Estrada da Pena, 2710-609 Sintra, Portugal
2019/3/23まで 10:00 – 18:00
2019/3/23から 9:30 – 19:00
宮殿と公園入場 49€
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