背景ボケを一発で叶える最強アプリ。「Focos」でどんな写真もボケ味のあるプロが撮った様な写真に変身!!/yucoの加工レシピ Vol.29
こんにちはyucoです。皆さんは普段、写真は何を使って撮影していますか?スマホ?ミラーレス?フィルムカメラ?
色んなカメラがありますが、今回のコラムでは、どんな写真もプロがカメラで撮った様なボケ味のある写真に変身させるアプリを紹介します。
簡単にポートレート写真が撮れるカメラアプリですが、カメラロールに保存してある写真にも、加工でボケ味を足すことができるんです!
このアプリを知った時は思わず、昔撮った写真を見返して、ボケさせたい写真を探してしまったほど。皆さんもアプリでボケを足す写真加工をしてみませんか?
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「Focos」
iOS向けの写真編集アプリ。どんなカメラで撮ったか関係なく「ポートレートモード」スタイルの画像に変えることができ、プロレベルの美しい「ボケ」のある写真になります。撮影後にフォーカスや絞り値を変更したり、写真編集することもできます。
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ボケ味がなく全体にしっかりピントが合っている、この写真を使ってポートレート加工をしていきます。
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ピントを合わせたい被写体の部分をタッチすると、AIが自動で認識し、被写体以外の背景をボカしてくれます。
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奥の背景にピントを合わせると手前の人物がボケます。撮影後の写真に、簡単にボケを付けたり、ピントの位置を自由に変えたりできるって、すごいですよね♡
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さらに便利なのは、絞り値を変えられるところ!
下部左の「サイズ」を選択し、右へスライドすると、F1.4まで絞り値を下げることができるので、背景が強くボケます。左へスライドすると絞り値が大きくなるので、ボケは弱くなります。写真の雰囲気に合わせて、後からボケ味を変えることができるところが、このアプリの中でお気に入りの機能です!
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どんな写真もボケのある写真にすることができますが、たまに被写体を正確に認識してくれない時があります。
この写真だと、サングラスの一部分がぼやけてしまっていたり、手前の人にボケがかかっていなかったりするのが分かりますか?こういう場合は、ボケをかけたい範囲を手動で変えることができます。
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下部1番右のブラシマーク(パッチ)を選びます。ここではボケがかかる部分が色で分かれています。色が濃い部分はしっかりとボケがかかっている部分で、黄色やピンクなど色が薄い部分はボケが薄いところ。白は全くボケがかからない部分で、この場合だと、被写体にあたる真ん中の人物です。
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下部左の「カラー」でボケを出したい部分を塗りつぶしていきます。今回は、被写体となる人物以外を全てしっかりボケさせたいので、黄色だった部分を紫で塗り潰していきます。
被写体として認識されず、色が付いてしまっているサングラスの一部分は、白で塗っていくとボケがかからなくなります。
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パッチで加工を施した後の写真が右です。被写体として認識されていなかったサングラスの一部分はクッキリと見えるようになり、手前側に写り込んでしまった人物にはちゃんとボケがかかって、ポートレート感が強くなりましたよね!
このように、周りにたくさんの人が写り込んでいる写真は、後からボケを足すことで立体感が出て、深みのある写真に変わります。
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いかがでしょうか。ボケ味を出すことで見せたい写真の雰囲気が変わりますよね。前ボケ、後ろボケ、写真やお好みにあわせて加工してみてください。遠近感が出て、どんな写真でも、プロの様な写真に早変わりさせることができる加工アプリ「Focos」。ぜひ、カメラロールにある写真でボケ加工を楽しんでください♡
【yucoの加工レシピ】バックナンバー
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yuco
旅、ファッション、カフェ情報から、おしゃれな写真の撮り方まで、みんながHappyになれる情報をSNSで発信しているトラベルブロガー。世界で流行っている写真加工や動画のスタイルをいち早くキャッチし、実践している。