ユーリア・スコーゴレワ プロフィール
東京を拠点に活動するアーティスト写真家。
モスクワ大学で日本学を専攻しながら、舞踏家の通訳を務める。舞踏のユニークな芸術形態に魅了されたことが、芸術的なビジョンをベースに写真家としてのキャリアをスタートさせるきっかけとなった。
2011年に来日し、その後日本写真芸術専門学校を卒業。
セバスチャン・サルガド、アルバート・ワトソン、世界的に有名なダンス写真家イサベル・ムニョスなど、著名なアーティストのもとで写真を学ぶ。
写真家のキャリアを通じて、身体の動きやボディランゲージへの興味は変わらないが、現在は親密さ、関係性、逆境に立ち向かう精神など内面的な表現に焦点を当てている。
また、膨大なリサーチを伴うコンセプチュアルな表現手法により、新しい形の視覚的な物語を探求することを好み、異なる分野のアーティストとの創造的なコラボレーションを進めている。
ひとりの女子力士の物語を通して女子相撲の世界、苦悩や葛藤を表現
2019年9月、東京で初開催された、日本女子相撲連盟による「わんぱく相撲女子全国大会」。全国の小学4年生から6年生の女性力士を集めた記念すべきこの大会で、写真家ユーリア・スコーゴレワはひと際目立つ女子力士阿部なな選手に出会い、相撲にかける情熱に惹かれ、彼女の写真を撮り始めました。
「Salt and Tears」は、阿部なな選手の物語を通して、女子相撲を取り巻く環境や女子力士たちの苦悩や葛藤などに焦点を当てた写真展です。
富士フイルム 企画写真展
KYOTOGRAPHIE インターナショナル・ポートフォリオレビュー 2023
FUJIFILM AWARD受賞作品
ユーリア・スコーゴレワ写真展「Salt and Tears」
キュレーター ジャン・クリストフ・ゴデ
フランス、ノルマンディー地方出身。
2010年に創設した 「Guernsey Photography Festival」の創設者兼アーティスティック・ディレクター。
2023年11月にレンヌ(フランス)で開幕する新しい現代写真フェスティバル「GLAZ, Rencontres Internationales de la Photographie」の共同創設者兼アーティスティック・ディレクター。
これまで世界的に著名なアーティストや新進写真家の展覧会を数多くキュレーションしてきた。また、キュレーター、ポートフォリオレビュー、審査員、プロジェクトマネージャーとして、さまざまなフェスティバルやアート団体で国際的に活躍している。
デザイナー オルガ・ゲラシム
東京を拠点に、インダストリアルデザインとグラフィックデザイン、プロジェクトのクリエイティブディレクションを手掛けるデザイナー。
ユーリア・スコーゴレワ写真展「Salt and Tears」情報
開催日時
2023年10月27日(金)~11月9日(木)(最終日は16:00まで)
会期中無休
入場料
無料
会場
FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番地3号 東京ミッドタウン・ウェスト1F
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ日比谷線「六本木駅」地下通路より徒歩4分
都営大江戸線「六本木駅」8番出口と直結
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩5分(※入口は1F)
六本木交差点方面から徒歩4分
- 【お問い合わせ先】
- FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
- fujifilmsquare.jp