加工前
加工後
緑や竹のぬくもりを感じられる写真なので、全体を明るくして優しい色合いにし、光を入れてナチュラル感のある1枚に仕上げました。
この加工のやり方をご説明します。
使用するアプリはコレ
Lightroom CC
フィルターをかける前に、明るさや彩度を調節する為に使用します。
After Light
フィルターとちょい足し加工をします。
まずはLightroom CCで加工
明るくする
露光量+0.62、シャドウ+45で写真を明るくします。
彩度を調整
つづいて、自然な彩度+33で色味を出します。
次にAfter Lightで加工
フィルターをかける
After Lightを使い、フィルターは温もりを感じられる "CAPTAIN"を選択。
ライトリーク加工
ライトリークとは、光漏れのこと。撮った写真にあえて光を付け加えることで、古びた感じを演出したり、幻想的に仕上げたりできます。
自然光が入ってきている写真の右側に、ライトリークの01番を80の濃さで足します。
After Lightには、31種類のライトリークがあるので、写真の雰囲気に合わせて選べます。
トリミング
ライトリークを入れないverで、別の加工を施してみました。
人物とゆりかごをメインにして、写真を大胆にトリミング。右側の空間と、左側の壁をカットしました。
全体を伝えるのもいいですが、「素敵な部分だけ」をトリミングすると写真の雰囲気が変わりますよ。
ダスティー加工
ダスティ加工とは、ホコリやキズのような加工をうっすら入れて、アンティーク風に仕上げる機能です。
13番のダスティーを60〜65くらいの濃さにしました。
大胆にトリミングしたことで、画像の粗さが少し気になるところ。そこで、あえてダスティー加工を加えることでアンティーク風に演出し、これまでの印象とは全く違う雰囲気に仕上げてみました。
これで、完成です。
加工がもっと楽しくなる!♡
↓トリミングなしの、光が柔らかい印象
↓トリミングした、ヴィンテージな印象
いかがでしたか?
どんな写真でも、加工次第で仕上がりは無限大!ライトリークの色を変えてみたり、ダスティーの濃さを変えてみたり。自分らしさが出る加工を研究しつつ、色んな雰囲気の写真を楽しんでください♪
同じ写真でも、加工で仕上がりが全然違う!
加工によって、写真の仕上がりはさまざま。同じ写真を、別々の人が加工したらどうなるの?
…ということで、同じ画像を色んな人が加工してみる企画。
この記事では、mariyaが「B」の写真加工にチャレンジしてみました。
Bの写真の別の加工を見る
Bの写真を別の人が加工すると…
人によって、仕上がりも工程もさまざま。あたなの好みはどっち?
GENIC公式ライター mariya
沖縄県石垣島在住。2015年に自身のルーツである沖縄に移住。出版社での勤務を経て、現在はインフルエンサーとして活躍中。海と山と大自然が好きなアクティブ派で、離島巡りやカフェ巡りも欠かさない。沖縄の景色を見て、ココロで感じたことを写真に込め、発信することを大事にしている。