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愛おしい時間 林部浩太 | 連載 My Days カメラとともにある日常 from GENIC Featuring

Instagram、Threads、Xで「GENIC Featuring」としてピックアップした中から、3ヶ月に一度、編集部がもっとも注目したクリエイターと、その作品を雑誌GENICにて掲載しています。本WEB連載では、全5回で雑誌GENIC「It’s my life. 暮らしの写真 vol.74 」に掲載した、写真を愛する5名の日常写真をご紹介。日々を写真に残すことの大切な想いに迫ります。第五回は林部浩太さんの作品です。

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目次

GENIC Featuringとは?

GENICのSNSでは、皆様の作品を「GENIC Featuring」として紹介しています。そして「GENIC Featuring」で紹介した中から、編集部がもっとも注目したクリエイターを3ヶ月に一度選出し、「雑誌GENIC」にご出演いただいています。ぜひ各SNSのタグを付けて投稿し、ご参加ください。
Instagram:@GENIC_mag & #GENIC_mag
Threads:@GENIC_mag & #GENIC_mag
X:#GENIC_web

プロフィール

林部浩太

会社員 1996年生まれ、長野県出身。初めてのカメラはOLYMPUS TRIP35。その後、日常的に写真を撮るためにFUJIFILM X-S20を購入し、写真日記的にSNSにアップするように。さらに写真家の市川稜氏と武井宏員氏が、お互いに同じモデルを撮影するYouTube動画を観たことで、写真の虜となった。
愛用カメラ:FUJIFILM X-S20
愛用レンズ:XF35mm F1.4 R


愛おしい時間

写真を残すことは“日常の栞”のような感覚

「2人でダラダラしているときにふと撮った写真。とにかく作り込まないようにしています。同じ空間で同じ空気に触れているわけで、全てが滲むように繋がっている、そんな写真を撮りたいと思っています。後ろの棚は妻の趣味棚。それがなんだか脳からフキダシが出ているような感じがして好きな写真です」。

「洗面所で撮った、出かける準備をする妻。鏡の前で必死に髪を纏めているときに、壁からひょこっと出てきた顔が真剣で、思わずシャッターを切っていました」。

「シナモンベーグルを焼いてくれた日。意図せずAFがベーグルに合った1枚なので、撮ったというより撮れていた写真です。色や形では写りきらないものが写っているような気がしています」。

「写真家未満、ただの写真好きとして、自分の自由な感情の中で愛おしさに触れたとき、シャッターを切っています。妻との暮らしや景色、食べ物、人や温度を感じる空間そのものなど、被写体が愛おしく感じたときに撮る写真は、愛情表現のひとつ。突飛なことは写っていない写真でも、少し先の未来に写真を見返すと、特別な瞬間だったと気づくことがあります。印象に残っていない記憶の奥にあるような何気ない過去の日々を、遡ることができるのも写真の魅力。暮らしを写真に残すことは、“日常の栞”のような感覚があると思っています」。

GENIC Featuring @SNS

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GENIC Featuring 参加方法

GENICのSNSでは、皆様の作品を「GENIC Featuring」として紹介しています。それぞれのSNSで、タグやメンションを付けてご投稿ください。
Instagram:@GENIC_mag & #GENIC_mag
Threads:@GENIC_mag & #GENIC_mag
X:#GENIC_web
を付けて投稿ください。新規投稿・過去投稿は問いません。

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GENIC vol.74【My Days カメラとともにある日常 from GENIC Featuring】
Edit:Satomi Maeda

GENIC vol.74

2025年4月号の特集は「It’s my life. 暮らしの写真」。

いつもの場所の、いつもの時間の中にある幸せ。日常にこぼれる光。“好き”で整えた部屋。近くで感じる息遣い。私たちは、これが永遠じゃないと知っているから。尊い日々をブックマークするように、カメラを向けてシャッターを切る。私の暮らしを、私の場所を。愛を込めて。

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