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北海道・上川町の魅力を満喫!層雲峡キャンプ場で自然あふれるグランピング体験&周辺の見どころをレポート!

緑あふれる山々に囲まれた、北海道の上川町(かみかわちょう)をご存じですか?
旭川空港から、広大でのどかな風景を眺めながら、車で約1時間半。
名湯・層雲峡温泉や、石狩川でのラフティング、流星の滝など、アクティビティや見どころがたくさんある上、地元の食や移住プログラムも充実している、今とても人気のある魅力的な町です。
今回は、プロトラベラーのAOIとインスタグラマーのaiaiが、新しくグランピング施設が登場した層雲峡(そううんきょう)オートキャンプ場を拠点に2泊3日で上川町を体験!
魅力たっぷりの上川町をお届けします。

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上川町の大自然を堪能できる新しいグランピング施設!

今回宿泊したのは、リニューアルにより、最新のグランピング施設が登場した「層雲峡オートキャンプ場」。まだまだ進化中ですが、広々としていて木漏れ日が注ぐ気持ちのいい空気感や、しっとりとした緑たっぷりの雰囲気を、写真に収めておきたくなる素敵な空間です。
オートキャンプエリアなども含めるとかなり広く、開放感があるのですが、例えばトイレやシャワーが遠すぎないなど、ほどよくコンパクト。共有部にはきれいなキッチンスペースがあり、温水シャワー、お湯の出る洗面所、洗濯機や乾燥機も完備されています。
見ただけで絶対泊まりたくなっちゃう、豪華なテントや設備を、まずはご紹介!

ほっこり落ち着けるツイン仕様のレギュラーテント

こぢんまりとしていてほっこり落ち着ける、直径5m・床面積19.6㎡のツインルーム。防水性と通気性を両立する厚手のキャンバス素材を使用したテントは、荷物がストレスなく広げられて、2人で過ごすのに十分なスペースです。2台あるセミダブルベッドは、ふかふかで寝心地も抜群!ベッドの距離感や全体のスペース感も、狭すぎず広すぎずで、ちょうどよく、ほどよいサイズ感のおこもりテントステイが楽しめます。

テントの中は落ち着いたBohoスタイルで、大人もトキメク空間!メキシコ生まれのアカプルコチェアやエスニックムードが漂うプフ(モロッカンクッション)など、同系色でシックに揃えられています。電源もあって、何の不便も感じることなく、テントらしさがたっぷりと味わえるので、普段の生活のようなアウトドアステイを体感したい人におすすめです。

日本初!まゆテントは異世界へトリップした気分に

森の中に突然現れる不思議なもの!?という感じで、より非日常にトリップした気分にさせてくれる上川町オリジナルのまゆテント。今まで見たことのない個性的なルックスがキャンプサイトの中で存在感を発揮して、子供はもちろん、大人の冒険心もくすぐります!内装はシンプルで、大人が数名入ってもゴロンと寝転がれるほどの広さがあり、しっかり固定されていているので揺れることもなく、安心してくつろげます。キャンプ場利用者は自由に使えるので、入り口からコンニチハって顔を出して、記念撮影もぜひ楽しんで。

上川町オリジナルのハンモックでゆらゆら森林浴

場所を選ばず、どこでも組み立てて使える、吊るさないタイプのユニークなハンモックも上川町のオリジナル。手編みで作られており、しっかりとした編み目で硬さも程よく、安定感があって、紐の間から足が飛び出る心配もなくノーストレス。一般的な木にぶら下げるタイプではないのに、寝心地もよく、地面に近い低い位置に寝転がって、木々の緑を見上げるのがとても気持ちよい!自然をフルに感じられて、一度横になると動きたくなくなってしまう、人をダメにするハンモックです(笑)。あいていたら自由に使えます。

広々とした空間でゆったり過ごせるスイートテント

レギュラーテントよりもさらに、のびのびと過ごせるスイートテント。天井が高く、横幅6m・奥行き4mという広々とした空間で、セミダブルベットが2つセットされていながら、ロッキングチェア、プフ(クッション)やアカプルコテーブルなど、バリエーション豊かな家具が置かれています。

真ん中にあるリビングエリアでは、キャンドルを囲みながら、友達とたわいもないおしゃべりをしたり、ボーッとしたり、ゆったりとした時間が過ごせます。Bluetoothスピーカーもあるのでお気に入りの音楽を聴いたり、本を読んだり、仕事をしたり…特別なことではなく、いつもと同じことをするのも最高に贅沢な過ごし方。

パーソナルスペースが広く、それぞれが好みのくつろぎ方、過ごし方を見つけられるのもスイートテントの魅力。海外から取り寄せたという、こだわりのインテリアは落ち着いた雰囲気で居心地がよく、テント内の照明の明るさも絶妙で、のんびりリラックスできます。朝は鳥のさえずりを聞きながら目覚めるという、幸せな非日常体験も!

コテージはワーケーションにもおすすめ!

アウトドア慣れしていない人におすすめなのが、背の高い木々が立ち並ぶ緑いっぱいの景色の中に、静かに佇むコテージ。室内は明るいウッド調のインテリアで過ごしやすく、大自然を満喫しながら、快適なステイが楽しめます。窓が大きいので、お天気の日は木漏れ日がとても気持ちよく、癒し効果絶大!もうベッドから離れられなくなってしまいそう。

暖房器具があるので冬場でも安心なコテージは、おひとりさまや小さなお子さん連れのファミリーに最適。ワーケーションとしてステイするのもおすすめで、大自然の中でのお仕事は、気分ががらりと変わって、効率もアップしそうです!

地元食材をたっぷり味わえるBBQ

地元産の食材をいただくことはその土地への貢献にもつながります。地産地消をテーマに、地元を応援する意味も込められたBBQ。とにかくボリューム満点で、美味しい地のものをアウトドアで味わえるのはもちろん、お邪魔した土地へのお礼の気持ちを込めて食事が楽しめるのは、とてもうれしい取り組み。上川町付近で獲れたという銀シャケを使った、ちゃんちゃん焼きも絶品でした!

彩り豊かな野菜は見た目にもとてもきれいで、思わず写真に撮りたくなるほど。焼く前にマリネされているそうで、ひと手間かかっている分、美味しさも格別!特にスペアリブとズッキーニが推しです。

地元の酒造会社、上川大雪酒造のお酒は上川町の地の利を活かした、すべて手造りの純米酒。なかでも「神川」シリーズは、地元を盛り上げるため、あえて上川町の酒店やコンビニなどでしか手に入らないというプレミアもの。近所で購入してくれば、グランピング中に楽しめます。まろやかでとろみのあるピュアな味わいは、うまみと甘みが感じられて飲みやすく、お酒が苦手な人でも美味しく楽しめると評判。まさにこの町でしか手に入らないレアものなので、おみやげにもぴったりです。

キャンプシーンに欠かせない優秀プラスティックボトル「ナルゲンボトル」に、上川町のなきうさぎがデザインされた「大雪ウォーターボトル」。施設内のほか、上川町の層雲峡ホステル、大雪かみかわヌクモ、黒岳ロープウェイでも購入できるとのこと。グランピング体験の記念にぜひ!

大自然の中で身も心も整うアウトドアサウナ

キャンパーの間でもっともHOTなサウナ、と話題のロシアブランドMORZH(モルジュ)のサウナテント。テントなのにしっかり熱く、体の芯から温まる本格的なサウナ体験に驚き!天井がクリアになっているので、夜は星空を眺めながら、昼間は緑に癒されながら入れるのも、サウナ好きにはたまらないアウトドアサウナの醍醐味です。

併設のジャグジーも体験。木漏れ日でキラキラと輝く緑に囲まれ、きれいな空気を吸いこんで、森林浴しながらのジャグジーは想像以上に気持ちよく、本当に贅沢な気分で、心から癒されます。サウナ同様、体が芯から温まって、疲れもとれた気が!サウナ⇄ジャグジーは身も心も整えることができる最高のセットです!

木漏れ日と緑のシャワーが降り注ぐツリーハウス

三角屋根がフォトジェニックなツリーハウスのデッキでは木漏れ日を感じながら、緑のパノラマビューが楽しめます。子供から大人まで楽しめるプレイスポットとして、まだまだ進化する予定!

上川町ステイで楽しめるアクティビティや見どころをご紹介

層雲峡から石狩川を下るラフティングに挑戦

今回体験したアウトドアプログラムは、石狩川を下るラフティング。層雲峡オートキャンプ場から車で約15分の「ち炉りん村」からスタートします。
初夏の穏やかな川の流れに任せてリラックス、時にはスリルも味わいながら、川と一体になって、誰でも気軽に楽しめるアクティビティ。夏でも、雪解けのひんやりした水が気持ちいい!川から見上げる山や木々の迫力満点な絶景に癒されたり、川の上を飛ぶ野鳥や澄んだ川を泳ぐ魚を観察したり、北海道の大自然を満喫することができます。

今回ガイドを務めてくださったのは、夏はラフティング、冬はバックカントリースキーのガイドとして、国内外で豊富な経験を持つ大田俊斉さん。ニュージーランドやカナダ、国内各地を巡ってきた大田さんが、上川町を移住先に選んだ理由は、ものすごく身近に自然がいっぱいあること。夏は驚くほどきれいな川でラフティング、冬はスノーボードをしに雪山へ、自宅から車で10~15分で行けることはもちろん、静かで、穏やかで、ゆったりと時間が流れていることが、お子さんにとってもよい環境だと考えたからだそうです。

自分らしい生き方を求めて、自由にのびのびと暮らす人たちが集まり、いい空気感が作られている上川町。セカンドライフを楽しんだり、スローライフを送ったりするのにぴったりな環境と、大自然を存分に生かした様々なビジネス展開で、移住者も増加中。まちづくりのロールモデルとしても注目を集めています。

北海道の雄大な自然を体感できる層雲峡へ

層雲峡オートキャンプ場を拠点に、北海道有数の温泉地として人気の層雲峡にも気軽に出かけられます。
断崖絶壁に囲まれた温泉街は、コンパクトで行動しやすいのがよいところ。緑が濃い自然豊かな夏模様を眺めていると、紅葉や冬景色も見てみたくなります。散策中ばったり出会ったシカが、さらに旅気分を盛り上げてくれました!

切り立った崖を流れ落ちるダイナミックな「流星の滝」

温泉街から車で少し移動して「流星の滝」へ。石狩川沿いを24kmにわたって続く大渓谷を流れる滝の中でも、もっとも美しいと言われる滝のひとつで、力強く流れ落ちる太い1本の滝は、日本の滝百選にも入っている名瀑。そのお隣を繊細な白糸のように優美な姿で流れ落ちる「銀河の滝」とともに層雲峡の名所として知られています。滝のマイナスイオンにはもちろん、滝を眺められる川沿いの緑の小道にも癒されました。

丘の上に草花が咲き誇る「大雪 森のガーデン」

壮大で美しい大雪高原の丘にある、開放感あふれるガーデン。色彩豊かな「森の花園」、木や山野草に癒される「森の迎賓館」、緑あふれる「遊びの森」の3つのエリアで構成されています。「森の花園」には、見たことのないお花がたくさん!色や高さのバランスなどセンスよく植えられていて、全体のトーンがきれいにまとまっているので、見ているだけでとても楽くなる空間です。それぞれのお花がかわいくて、寄りで撮影するのに夢中になってしまいました。シーズンごとに見られる花々も変わり、まったく違う表情が楽しめます。

「遊びの森」にある「鳥の目になるテラス」は、鳥が枝に止まって休むときの目線で、人が立てるようになっているテラスです。木の葉や枝を間近に感じながら、絶景と森林浴を体験できました!森の中に浮かび上がるような神秘的な写真も撮れる、おすすめスポットです。

散歩を楽しんだあとは「上川大雪カフェ 緑丘茶房」でちょっと休憩。写真は人気のジェラート。手前は「上川大雪酒造純米酒粕の甘酒味」。さっぱりしたミルクにほんのり甘酒の風味で食べやすく、お酒が飲めない人も上川大雪酒造の純米が味わえます!奥は「上川町辰巳農園の大豆コーヒーラテ味」。ほのかに大豆を感じられるヘルシーなコーヒー味です。

上川大雪酒造のギフトショップでおみやげ探し

上川町の新名産として話題を呼んでいるのが、地元と一緒に、地元優先で酒造りに取り組み、地域活性化を目指す上川大雪酒造。2017年、北海道に戦後初めて誕生した日本酒の酒蔵です。地元産にこだわった純米酒は、理想の酒造りが叶う上川町の自然を生かし、上川町の美味しい天然水で造られています。酒造りのシンボルマークは大雪山の大の字をもとにした家紋で、美しい雪、アイヌの文様をデザインしたものだそう。五角形は日本酒の五味、甘・酸・辛・苦・渋を表現しています。

上川大雪酒造「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」に隣接する直営ギフトショップでは、「上川大雪」シリーズのほか、ショップ限定の日本酒や酒粕などの食品、酒器や手ぬぐいなどの雑貨も購入できます。持ち歩きしやすい缶タイプの「あまざけ」、おみやげにいかがですか?

緑豊かな北海道の大自然の中で、さまざまなアクティビティにトライしながら、静かにのんびりとステイできる上川町。今回AOIとaiaiは、アウトドア⽤品などを⾃分で⽤意しなくとも、グランピングや川下りを楽しんだり、温泉街や観光地に出かけたり、充実した2泊3日を過ごし、上川町の魅力を満喫しました。

グランピング体験ツアーに参加してみませんか?

2人が楽しんだグランピングのモニター体験を9月末に開催します!
この機会に北海道・上川町の豊かな自然をたっぷり楽しんでみませんか?

※受付終了しました。当選者の発表は、当選者への連絡をもってかえさせていただきました。

モニター体験に応募する
層雲峡オートキャンプ場 WEBサイト

【層雲峡オートキャンプ場スポット詳細】

層雲峡オートキャンプ場は、北海道上川郡上川町にあるオートキャンプ場です。大雪山麓の山間にあり、その広大な敷地は12万㎡以上。

付近には層雲峡温泉などの人気スポットもあり、自然が織りなす絶景を堪能しながらバリエーション豊かなアクティビティを楽しむことができます。
トレッキングやハイキング、ラフティングは定番アクティビティとして人気です。最近はリニューアル後に登場したグランピング施設「週末移住コテージ」も注目されています。

また層雲峡オートキャンプ場は、多くのバンガローが用意されていることでも有名です。
黒岳が近くにあることから、層雲峡オートキャンプ場は登山客のベースキャンプとしても利用されています。登山を楽しむ際は、テント設営の手間がない層雲峡オートキャンプ場のバンガローを利用するのもおすすめです。

交通アクセス・行き方

道内のほぼ中央に位置する北海道上川郡上川町にあり、札幌、北見、網走、紋別、帯広といった主要地域からは2時間ほどでアクセスできます。

鉄道でのアクセス:
JR石北本線 上川駅より車で約15分。JR石北本線 旭川駅より車で約1時間15分。

車でのアクセス:
上川層雲峡ICより車で約20分。
道央自動車道「比布JCT」を旭川紋別自動車道方面に進み、上川層雲峡ICを下りたら出口を左折。次に国道39号線を右折します。石狩川を右手に見ながら39号線を進み、16kmほど車を走らせると右手に層雲峡オートキャンプ場の看板が見えます。

キャンプ場から車で10分ほどで、層雲峡温泉にアクセスできます。そのほかの人気観光スポットにもアクセスしやすいので、観光の拠点としても最適です。

営業期間のシーズンはいつまで?

層雲峡オートキャンプ場の営業期間は、ウィンターシーズン(目安:1月上旬から3月中旬)とサマーシーズン(目安:6月中旬から9月末)で異なります。具体的な日程は年度によって変わるため、訪れる際は必ず公式サイトなどで営業期間を確認してください。

キャンプ広場のほか、野球場やテニスコートが隣接

層雲峡オートキャンプ場は、アクティビティ・各種施設が非常に充実しています。広大なキャンプ広場のほか、野球場やテニスコートなども隣接しているため、キャンプ中にスポーツも満喫できます。

豊かな自然を感じられる遊歩道も、層雲峡オートキャンプ場における人気スポットのひとつ。遊歩道では木々や花々の美しさを堪能できるだけでなく、ローラースケートコースもあり、子供から大人まで楽しめます。

リニューアルによって、グランピング施設を利用できるようになった層雲峡オートキャンプ場では、ダイナミックな大雪山の自然を感じながら、様々なアクティビティを楽しめます。グランピングが初めての人でも楽しめるポイントが満載なので、家族や友達、カップルで訪れれば、癒しと楽しみがあふれる最高の思い出になることは間違いなしです。

層雲峡オートキャンプ場 WEBサイト

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