ギャラリーに抜け感を出そう
抜け感のあるギャラリー
例えばこちらのギャラリー。私が意識したのは、「抜け感」。
人の写真が続かないようにして、抜け感のある写真を挟み込みました。そして、人物写真は引きで撮ったものを載せているのがポイント!
抜け感とは、パッと見のスペースの空き具合、余白、と考えると分かりやすいでしょうか。
抜け感がないギャラリー
カラフルで楽しそうな写真が多く、それはそれで可愛いのですが…全体的にごちゃごちゃした印象。
加工の色味の違いはありますが。上の写真と比べると余白がない写真が多いですね。
引き写真ってどういうものなの?
このギャラリーを使って、引き写真と寄り写真の違いを説明します。
私が写真を撮るときに意識するのは、写真の奥行き感。そして背景に馴染む写真にするため、人物のいる位置に気をつけます。
例えばこの写真の場合、人物が手前に来すぎてしまうと、背景に馴染むというより人物に目が行きがち。
周りに余白が残るくらいの場所に人物を配置するのが◎。
このコーヒーカップを持っている写真も、手元だけではなく、あえて背景ボケさせて店内の奥まで映るようにしました。こうして奥行き感をプラスしています。
引き写真は、被写体だけでなく背景も考慮した写真。
背景の余白を多くすることでギャラリーをスッキリと見せられます。背景に物が多く、ごちゃごちゃして見えるときは背景ボケの写真にすると◎。
背景ボケは奥行きを感じやすく、ギャラリーに並べたときにも統一感を出すのに一役買ってくれます。
寄り写真が増えるとどう見えるの??
上と同じギャラリー写真を、全体的に余白を少なく被写体を大きくし並べてみました。
いかがですか?1枚1枚はインパクトがあるのですが、引きの写真があるギャラリーよりも少し圧迫感を感じませんか?
ギャラリーの9枚の写真のうち、4枚(ピンク枠の人物が写っている写真)は背景の抜け感を意識し、引きの写真にしてスッキリと統一感を出しました。
引き写真ってどうやって撮ればいい?
ギャラリーの統一感を出すために欠かせない、引き写真。その撮り方を教えちゃいます♡
ポイントは簡単!背景を意識して人物がドーンとアップに映る写真にしないこと。
もちろん自分は正面を向いてピースの写真でもいいんです!引き写真というのはあくまでも人物の周りに余白を残すということ!
もしも人を目立たせたい時は、このようにトリミングして、後から寄り写真に変えることもできます。
ひとまず引き写真を撮っておけば間違いなし。
ギャラリーの統一感は、ちょっとしたコツで簡単に作り出せます!
皆さんも写真を撮るときは「引き」を意識して、こだわりのギャラリーを作ってみてください♡うっとりと眺めたくなるギャラリーに変身するかも!
GENIC WEB公式ライター yuco
旅、ファッション、カフェ情報から、おしゃれな写真の撮り方まで、みんながHappyになれる情報をSNSで発信しているトラベルブロガー。世界で流行っている写真加工や動画のスタイルをいち早くキャッチし、実践している。