♛青森県:COFFEEMAN good(コーヒーマン グッド)
青森県のグランプリカフェは、青森市の「COFFEEMAN good」さんです!
選考コメント
GENIC編集長: 青森県のカフェを調べていると、ブルーのソーサーがインスタグラム上で目立つ目立つ!その上に乗せられたドリンクからは、丁寧さがストレートに伝わってきます。NYのシティ的センスが溢れる空間で、お冷のグラスに使われている津軽びいどろを楽しむ、なんて、粋です!
COFFEEMAN goodさんに、インタビュー!
今回は、ストアマネージャー兼バリスタの、hassyさんにインタビューさせていただきました!
GENIC編集部:
おめでとうございます!COFFEEMAN goodさんを、青森県のグランプリに選ばせていただきました!!
hassyさん:
大変恐縮です…。数あるお店の中から当店を選んでいただき、誠にありがとうございます…!
GENIC編集部:
お店のオープンはいつですか?また、どのような経緯で現在のお店をオープンされたのでしょうか?
hassyさん:
2015年10月11日にオープンしました。オーナーの中村が、NYでの海外生活中、毎日のように通っていたスペシャルティコーヒーのスタンドがあります。嬉しいことがあった日も、悲しいことがあった日も、いつでも笑顔で迎えてくれるマスターとおいしいコーヒー。そんな、「気軽に立ち寄れるコーヒースタンド」が青森にもあったら…そんな想いではじめたお店です。
hassyさん:
2017年7月31日に夫婦で青森市へ移住し、2017年8月3日より、COFFEEMAN goodはリニューアルオープンしました。
青森ではエスプレッソマシンをちゃんと扱えるバリスタがほとんどおらず、コーヒースタンドもまだまだ稀有な存在です。当時、お店をオープンしたものの、思い描いたような運営ができず、悩んでいたオーナーから、一昨年の秋頃「青森に帰ってきて、お店をやってみませんか?」とお誘いを受けました。
私はその頃、神奈川県桜木町のカフェに勤務しており、妻の実家も横浜市にあったため、青森に帰るか非常に悩みました。しかし、「自分のお店を持ったらやりたいこと」をノートに書き出してみると、たくさんのアイデアが浮かんできました。「やらなかったら後悔するかも…」と思い、周りの方々のお力添えもあって、帰青することを決めました。
GENIC編集部:
元々あったお店を、リニューアルされたんですね!
hassyさん:
はい。お店の外装内装はそのままですが、仕入れ、メニュー、レシピ等全面的にリニューアルしました。
使用する什器やコーヒー関連器具なども諸々一新しました。
それまでは系列店舗のスタッフが交代でお店に立っていましたが、現在は常時、夫婦でお店を営業しています。
イベント出店時のみ、他のバリスタにお店を任せています。
hassyさん:
お店をスタートしてから、たくさんのステキなお客様に恵まれ、毎日楽しい日々を送らせていただいております(_ _)何もないと思い込んで、早く外に出たいとずっと思って青森を離れましたが、久々に戻ってみると色んな発見があり、実はかなり面白い街だと気づかされました(汗)。青森の皆様ごめんなさい…。
長くお店を続けて、地域に根を張って、ステキな街の1コマとなれるよう日々歩いていきたいと思ってますので…これからもどうぞよろしくお願い致します!
GENIC編集部:
なるほど…!hassyさんの大きな決断あっての、リニューアルオープンだったんですね。
では、店名の由来はなんですか?
hassyさん:
2015年に閉店してしまった、オーナーの好きなお店「Recordman good」から名付けられました。
GENIC編集部:
お店のこだわりポイントやテーマなどがあれば、教えてください。
hassyさん:
3つのテーマとこだわりがあります。
1つ目は、「小さな空間」です。あずまやのような小さな店内には、様々な出逢いがあります。時にはお客様同士が気遣いあってくださったり…小さな空間だからこそ、人の思いやりや優しさを感じられる空間・お店でありたいと思っています。
hassyさん:
2つ目は「物語をつむぐ場所」です。毎日がドラマのように…お客様とのご縁や、その日お話ししたことを、家に帰って振り返るのが、私たち夫婦の日々の楽しみです。
3つ目は「バリスタとスペシャルティコーヒー」です。お店でお金を払って飲んでいただくので、コーヒーに限らず家ではなかなか飲めない、特別な1杯をおつくりしたいと思っています。そのために、COFFEEMAN goodには、ちゃんと修業を積んだバリスタがいます。
GENIC編集部:
コーヒーへの熱き想いをお聞かせください!
hassyさん:
冷めてもおいしいが理想です(笑)。人間と同じで、コーヒーにも個性がありますし、時間の経過や温度でもコーヒーの表情は変化します。
(1)焙煎や抽出で、なるべくコーヒーのいいところを引き出してあげること。
(2)現状に満足せず、新しいことに取り組むこと。
この2つは大切にしています。コーヒーを取り巻く世界が日々変化していくように、自分自身も変わり続けていけるよう日々精進していきたいと思っています。
GENIC編集部:
水色のお皿に乗ったドリンクたちが、インスタグラム上で映えています!これにはなにかこだわりがあるのでしょうか?
hassyさん:
元々、私がお店を任せていただく前は、水色のカップ&ソーサー(受け皿)でした。
オーナーがお店を開く前、パリのコーヒースタンドで一目惚れし、わざわざ仕入先を聞いてロンドンから直輸入したものです。お店を任せていただけることになり、いざドリンクを試作した時、水色のカップはとてもステキだったのですが…「サイズが大きいかな?」と感じました。
ドリンクそれぞれの「色」がちゃんと見えるようにしたい想いもあり、ホットドリンクにはダブルウォールのグラスを採用しました。水色のソーサーと組み合わせても、ドリンクがきれいに映えたので、今の組み合わせとなりました。
GENIC編集部:
奈良美智さんのグラスや瓶を使用されていることに、なにか理由はあるのでしょうか?
hassyさん:
個人的に奈良美智さんの絵が好きなことが1番の理由です(笑)。県外や海外からいらっしゃるお客様も多いので、青森出身の奈良美智さんの絵から、青森らしさも感じていただけたら嬉しいなと。
私は青森出身ですが、上京してから知った地元の良さがたくさんあって。青森の外側から見た青森の良さって、地元にずっといると気づきにくいのかなぁと。そんなことを思ったので、津軽びいどろをお冷のグラスに使ったり、奈良美智さんの瓶を豆入れに使ったら地元の方も喜んでくれるかな?と思い決めました!
ただし、奈良さんグラスは生産中止になってしまい、当店にはあと2つしかないのでご用意できるかはその時のオーダーの状況によります…!
GENIC編集部:
どのようなお客様が多いですか?SNSを見てご来店されるお客様も多いのでしょうか?
hassyさん:
午前中は観光や帰省など県外からご来店くださるお客様が多い印象です。午後は、10代〜50代くらいの幅広い年代の地元のお客様がほとんどです。
SNSはインスタグラムを見てご来店くださる方が主です。ありがたいことに、昨年秋頃、地元の人気パン屋さんのアカウントで当店をご紹介いただいてから、1日1組以上、ほぼ毎日「○○さんのインスタを見て…」というお客様がご来店くださっています。
GENIC編集部:
人気のメニューを教えてください!
hassyさん:
「大人のカフェモカ」です。
トップスペシャルティグレードのコーヒーを使った、エスプレッソ&パティシエ特製、砂糖不使用のローチョコレートで作る、贅沢なカフェモカです。COFFEEMAN goodでしか味わえない唯一無二のドリンクです。
GENIC編集部:
おすすめメニューも教えてください!
hassyさん:
「季節のコーヒートニック」です。現在は「ハルイロトニック」の期間です。
青森のモノ×トニック×エスプレッソを組み合わせた爽やかで華やかな新感覚のドリンクです☆夏はこのドリンクにハマって中毒になる方も…!
GENIC編集部:
まだ来店されたことがない方に一言お願いします!
hassyさん:
地元のお客様から、「おしゃれすぎて入りづらかった(汗)」という言葉をよく頂戴しますが…。中の人間は信じられないほど緩やかに(笑)やってますので、お気軽にご来店ください(^^)
夫婦でお店をやっていますが、妻と神奈川から青森へ移住してまだ半年程…青森のおすすめスポットを教えていただければ嬉しいです。最近は高校生や大学生など、学生のお客様も増えてきて大変嬉しく思っております!
店舗情報
店名:COFFEEMAN good(コーヒーマン グッド)
住所:青森県青森市古川1-17-1 1F
アクセス:JR青森駅から616m
営業時間:月火木金 10:00〜18:00/土日祝 11:00〜18:00
定休日:水曜日
その他 北海道・東北エリアのグランプリを見る
北海道/青森/岩手/宮城/秋田/山形/福島
他のエリアのグランプリを見る
日本全国のカフェを、GENICらしく「旅に出たくなる」「写真が撮りたくなる」という切り口で徹底調査!各都道府県にたった1店ずつのグランプリを編集長が決めちゃいました。
各店舗へのインタビューでわかった、お店への熱き想いや、オープンするまでのストーリーもステキ♡
カフェを旅のきっかけに。そう、このカフェに行ってみたいから旅に出る、そんなスタイルがあってもいいじゃない!
特集TOPで、全国のグランプリ店を順次発表中です!グランプリ店を訪れた際には、ぜひ「#全国GENICカフェグランプリ47」をつけて写真を投稿してください★