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プロフィール
徳永彩
フォトグラファー 米国・カリフォルニア州、Victorvalley 高校卒業。
多摩美術大学映像学部卒業。1996 年にフォトグラファーとして活動を開始し現在に至る。パリ国立図書館・神戸ファッションフォトミュージアム に作品を収蔵。2024 年「LONG SEASON PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW」に参加、2025 年 ZINE 「HER WORLD」を自主制作、2026 年 写真集「HER WORLD」発売決定。何気ない瞬間をありのままに切りとり、ふんだんに情感を刺激するようなそんな写真を目指している。精神の有りようが変わると見えるものが変わり、写真が変わる。そんなことにも気づきが有り、近年も意欲的に制作をしている。photogenic!シリーズ、TRAVEL TICKET TO シリーズの制作はライフワークとして継続中。
解説と展示作品の一部をご紹介
「種」をこえた親愛のまじわり。それは日々のかさなりとともに深く強くなっていく。そばにいる。息をしている。食べている。眠っている。たがいを見ている———生きものが感じあい、ともに暮らす。それが15年をこえていたといえば、育まれていたかけがえのない心情は、人の心のよすがとして置き換えができないものであることは想像に難くない。しかし犬は自分が何を感じ見ているかを示すことはできない。そして犬(HER)はすでに旅立っている。
写真家・徳永彩のまなざしは 1990 年代の出発地点からずっと一貫している。自分とひとつながりにある存在や光景を繊細な写真にする人だ。世界を切り取り写真という断片として投げ出すというより、徳永の作品のなかでは写されたもの自体が写真にされたことを気づいていないかのように、空や植物や街並みは虚心にたたずんでいる。
おだやかな画面の向こう側に、徳永と暮らした犬(HER)がいる。写真家は、彼女(HER)が見たものをあらためて写真にした。写真という静的なヴィジョンによって、作者とわれわれはその世界を読むことができるようになったのだ。「光」で「描かれた」【photo/graph】として。
「HER WORLD」には、生命の黄昏時に彼女(HER)が見たであろう光景が静かに息づいている。過去の光をいまの光で描き、その行為がまた過去になる。われわれは時のうつろいのなかで描かれた偶然と出会い、また描こうという意図を読み、かみしめる。そのささやかで澄んだ光景は、われわれが見るたびにその陰影と色彩を濃くしていく。
── 池谷修一 写真編集者/インディペンデント・キュレーター
徳永彩 写真展「HER WORLD」情報
徳永彩が、かねてより親交のあるフラワースタイリスト 平井かずみを招き、アーティストトークを開催。「クロワッサン」誌上で毎号掲載中の「花に、託して。」にて、 平井かずみが季節の花生けを提案し、徳永彩が撮影を行なっています。撮影の時のエピソードや、今回の展覧会について、思い思いの感覚を語ります。
開催日時
2026年1月16日(金)〜1月20日(火) 12:00〜19:00
※会期中無休
オープニングレセプション
2026年1月16日(金)17:00〜20:00
入場料
無料
会場
AL
- 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東急東横線「代官山駅」から徒歩で7分
JR山手線「恵比寿駅」から徒歩で12分
アーティストトーク情報
開催日時
2026年1月17日(土)15:00〜16:00
登壇者
徳永彩、平井かずみ(フラワースタイリスト)
料金
1,000円(税込・1ドリンク付き)
募集人数
40名
※事前応募制
※募集人数を超える応募があった際は、立ち見となる場合があります。
徳永彩 写真集「HER WORLD」情報
2026年1月16日発行
著 者:徳永 彩
編 集:池谷 修一
ブックデザイン:伊野 耕一
プリンティングディレクション:鈴木 利行