menu
  • Home
  • 写真展
  • yurie furuyaの初個展「うたのあと」が、渋谷で開催。日常の向こうにあるやわらかな時間を伝えたい

yurie furuyaの初個展「うたのあと」が、渋谷で開催。日常の向こうにあるやわらかな時間を伝えたい

フォトグラファー yurie furuyaの初個展「うたのあと」が、東京 渋谷のリアム ギャラリーにて、2026年1月16日(金)~1月18日(日)に開催されます。本展では、作家が日常のなかで撮りためてきたフィルム写真を展示。「見えているのに、気づかない瞬間」、「いまをすり抜けていくものの痕跡」を写真として残すことで、日常の向こうにあるやわらかな時間を伝える。

  • 開催期間:2026.1.16 ~ 2026.1.18
目次

プロフィール

yurie furuya

フォトグラファー フランス在住。家族写真・ポートレートを中心に活動し、日常表現を主軸とする。日々の光や気配を記録し、記憶の層として作品化することをテーマに制作している。

忙しない毎日のなかで、ふと見落としてしまうようなささやかな瞬間を集めた展示です。
写真の前で少し立ち止まって、ご自身の中にある“どこかの記憶”や“いまこの瞬間”を静かに感じていただけたらうれしいです。

ステートメント、解説と展示作品の一部をご紹介

忘れてしまうのがもったいなくてシャッターを押した
その瞬間を

ふと振り返ると

そこには いまは見つけられない
うたかたの跡
が残っていた

あのときも このときも いまも
あらわれてはきえる
うたかたの時間だった

── yurie furuya

日々のなかで、ふとこぼれ落ちてしまいそうな瞬間を、そっとすくい上げるように。
本展では、日常のなかで撮りためてきたフィルム写真を展示します。何かが起きた“特別な日”ではなく、夕方の光や子どものまなざし、見慣れた風景、誰にも気づかれないまま過ぎていく呼吸のような時間。忘れてしまうには惜しい、だけど確かに “いま” の奥で光っていた小さな気配。もう戻らない儚さを抱えながら、それでも続いていく日々の温度。
「見えているのに、気づかない瞬間」
「いまをすり抜けていくものの痕跡」
それらを写真として残すことで、日常の向こうにあるやわらかな時間を伝えたいと思っています。
フィルムという不確かでゆるやかな媒体は、その “儚さ” と “確かさ” のあいだをすくい取ってくれる。その思いから今回はフィルムカメラで撮影した作品のみを使って展示を行います。

── yurie furuya 個展「うたのあと」プレスリリースより

yurie furuya 個展「うたのあと」情報

開催日時

2026年1月16日(金)~1月18日(日)11:00〜19:00
※最終日は18:00まで

会場

リアム ギャラリー

  • 〒150-0045 東京都渋谷区神泉町3-4 ウェルズ渋谷101
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
京王井の頭線「神泉駅」から徒歩で約1分

おすすめ記事

山本春花の写真展「永遠より少し長い日」が、東京 小伝馬町で開催。あらゆる瞬間を切り取り、永遠に留める“写真”という表現に魅せられながらも、そこにある種の恐れも感じる

小城崇史 作品展「TOKYO, Multi Layered City Vol.3(Downtown)」が銀座で開催。鉄道各社が発表する乗降客数統計を拠り所として、東京の“今“を描く

次の記事