プロトラベラーに応募したことを誰にも伝えていなかった!
GENIC WEB編集部:
見事プロトラベラーに就任されました。おめでとうございます!まずは、プロトラベラーになれると言われた時のことを教えてください。
aiseri:
サラッと言われたので「やったー!」というタイミングを逃しました。笑
自分の中ではどんな風に伝えられるのかなとか、受かったらこう応えようとか、色々と心の準備をしていたんですけどね。笑
そのまま会話が進んでいったので「ちょっと待ってください!えっと、すごく嬉しいです!」と自分から会話を止めて言いました。笑
実際に是非お願いしたいと言われた時は、一瞬にしてスイッチが入りました。プロトラベラーとして、これもしたいしあれもしたい、って瞬時にいろんなアイディアが浮かんできましたね。
GENIC WEB編集部:
プロトラベラーに就任する!というのを誰に最初に伝えましたか?
aiseri:
最初に伝えたのは主人です。
何でも1番に相談するのは彼なので、プロトラベラーの件も最初に伝えました。
でも実は、二次選考に受かるまでは、応募したことを誰にも言っていなかったんです。ひっそりと選考に参加していました。笑
GENIC WEB編集部:
ええ?それは最終選考に残ったタイミングということですね?
aiseri:
私、結構もんもんと悩むことが好きなので、それまでは1人で考えてやってみようって思っていたんです。でもいきなり「プロトラベラーになったよ!」という報告はビックリさせちゃうと思っていたので、最終選考に進んだ時に友人や家族に伝えました。
話した人達は思ってた以上にポジティブで、「なって欲しい」と言ってもらえた時は凄く嬉しくて、プロトラベラーになりたいという思いがより強くなりました。
GENIC WEB編集部:
プロトラベラーに応募していることを伝えた時、旦那様はなんとおっしゃっていましたか?
aiseri:
応募したことを主人に話したら「何それ!いいじゃん、楽しそう!」と言ってくれて、とても嬉しかったです。
私よりもワクワクしていました。笑
私自身は結構悩んでいて、正直不安もあったので・・・だけど、主人は最終選考中もずっと背中を押してくれていました。主人も旅行が好きなので「一緒に旅行に行って写真をたくさん撮ろう」と言ってくれました。今は本当に感謝しかありません。
GENIC WEB編集部:
そもそもプロトラベラーに応募したきっかけはなんだったのでしょう?
aiseri:
たまたまインスタを開いたらGENICの公式アカウントが出てきて、そこに公募の記載があって知りました。
応募するのに、全く迷いはなかったです!笑
自分が好きな旅行を仕事にできるって、最高だと思いました。以前自分のインスタにも書いたことがあるんですけど、1日24時間ある中で仕事が占める割合ってすごく多いですよね。だからこそ、私は刺激や成長を感じられる仕事をしたくて、まさに「これだ!」って思いました。
GENIC WEB編集部:
プロトラベラー公募の最終選考の課題旅行では、山梨県の北杜市に行かれましたね。
aiseri:
どこ?って思う人が多いと思う。笑
北杜市は私のルーツなんです。生まれたのは東京都ですが、4歳からは山梨で育ったんです。凄く素敵な所で、だけどあまり知られていなくて。
私がこうやってチャンスをもらえたのはここで育ったから、という思いがあったので山梨県の北杜市を選びました。
あと私にとっては、いつもいた場所で当たり前の風景だったのですが、客観的に見た時に「私ここに行きたい!」と思ったんです。
恐れ多いですが、山梨の観光大使とかいつかやりたくて、私が観光大使だったら北杜市をどのような角度で伝えられるかな、とイメージしながら記事を書きました。
aiseriさんにとって旅行とは?
GENIC WEB編集部:
今までも旅行はされてましたか?
aiseri:
はい。行き先は友達と決めることが多いです。ここ行ってみたいんだよね、とか、ここ行くんだって言われて、私も行くー!みたいな。笑
aiseri:
印象に残っている旅行でいえばサンタフェです。ロードトリップで訪れたんですけど、ここって空港も離れているし、車じゃないと行きにくいんです。
でもサンタフェに行きたいって言う子ってなかなかいないんですよね。どれだけ探しても、行きたいという子が1人しかいなくて。笑
私免許持ってないから、その子と2人だと厳しいなって遠慮していたら、運転1人で大丈夫って言ってくれて行くことができました。
アメリカのハイウェイって景色が同じじゃないですか。そこをひたすらずーっとかっ飛ばしてもらって。笑
まだ着かないなーってテンション落ちちゃったりして。一緒に行った子は結構頻繁に会う友達だったので、話のネタも尽きて、しっとりした空気になったんですよね。そんな時に、いきなりふっと、いかにもサンタフェらしい赤土の建物が現れた時のあの感動!!今でも心に残っています。
GENIC WEB編集部:
aiseriさんは1人旅もされるそうですね。
aiseri:
1人で行く時は、自分がその時に求めているものを基準に考えて旅先を決めています。リラックスしたいなら、離島。人と触れ合いたいなら、オープンマインドな場所。刺激が欲しいなら、タウン。といった感じです。
大事にしていることは、ワクワクできるかどうか。
旅行って見えないものだから、形として残らないんですよね。
だからこそ、自分にとって何かしらプラスになるものがいいな、と思っています。
GENIC WEB編集部:
aiseriさんにとって旅行の魅力とはなんですか?
aiseri:
私にとって旅行って、なんてゆうか、社会科見学みたいな感じ。
旅行をすることで、経験値も知識も増えると思うんですよね。しかも自分にマッチした場所はもっと知りたい、もう一回行きたいってなる。だから同じ所に行く傾向があります。笑
でも、また行ってみたら今度は違う発見や経験をすることができるかもしれない。私はそういう目線で旅行しているし、それが旅行の魅力だと思っています。
GENIC WEB編集部:
今決まっている旅先はありますか?
aiseri:
年末年始は千葉にグランピングに行きます。朝日を見に行くのが目的なので、晴れて欲しいなぁ。
3月にはゴールドコーストでウェディングです。
あとは色々と考えているのですが、行きたい所があり過ぎてまだ決まっていません。
GENIC WEB編集部:
行きたい所があり過ぎるってステキですね!例えばどんな所に行ってみたいのでしょうか?
aiseri:
アルバ島でピンクのフラミンゴと海に入りたいです。なぜかって、めちゃくちゃ現実逃避じゃないですか、これ。
でもアルバ島って遠いんですよ。だからいつかは行きたいなって思っています。
あとはカナダのイエローナイフでオーロラを見たいです。
私、星とか空が大好きで。実家は、彗星群とか流星群とかが見れるスポットで、父親と一緒に見たことがあって。その時の衝撃が今でも残っているんです。星とオーロラの綺麗な写真を見てから、絶対にこの目で見たいと思っています。
プロトラベラーになる前のお仕事は?
GENIC WEB編集部:
aiseriさんは英語が堪能でいらっしゃるそうですね。
aiseri:
6歳の時、初めて家族でハワイ旅行をしました。その時に、同い年の外国人の女の子とビーチで遊んでいたみたいで。笑
覚えていないのですが・・その後、英語を習いたいって親に言ったそうです。
それで、外国人夫婦が営んでいる個人英会話教室に通い始め、中学生まで通っていました。高校に入ってからは別の教室でしたが、ネイティブの先生にずっと会話相手をしてもらっていたので、それが身になっているのだと思います。
大学は外国語大学。在学中はオーストラリアの大学へ留学してツアリズムを学びました。
GENIC WEB編集部:
プロトラベラーに就任するまでは英語を使うお仕事をされていたとか?
aiseri:
新卒で営業の仕事をしていました。ただ、大学生の時にアパレルでアルバイトをしていたこともあって、やっぱりファッションが好きだからアパレルに移りたいって思って。そこから経験を積むために契約社員でアパレル業界に転職しました。
そして、26歳の時にアメリカンイーグル(以下AEO)に入社しました。
AEOで働けたことは本当に私にとって大きなものでした。日本初出店の時に入社したのですが、世界で1番尊敬する上司にも会えて、最高の同期や部下と働けて、何より主人との出逢いもAEOです。笑
世界中のAEOスタッフとフロリダで研修を受けるという、本当に素晴らしい経験までさせてもらえて。
まさに私の人生変えた場所でした。
だけど、英語をもっと使いたいという思いから外資系に転職して直近まではブランドマネージメントをしていました。
「最高の思い出」を作る手助けをしたい!旅行を通して社会に貢献したい!
GENIC WEB編集部:
プロトラベラーとは「旅行の素晴らしさを伝えることがミッション」のお仕事です。
aiseri:
旅行の素晴らしさを伝えるということはどういうことなのか?自分の中でなんとなく曖昧な感じがあったので、自分なりに掘り下げてみました。
それで浮かんできたことが2つあって、1つはその人にとっての「最高の思い出」を作る手助けをしたいということ。
例えば、英語が苦手だからツアーで予約する人、多いと思うんです。でもそのツアーには組み込まれていないスポットもある。けれど、時間も予算もオーバーだから今回は諦めようって少し残念な気持ちになってしまう。
そういうことを解決してあげたいなと。
もう1つが、旅行を通して社会に貢献すること。
ものすごく大きな夢ですけど、海外では普通に行なわれている社会的な活動でも日本ではまだまだ浸透していないものもあって。エコツーリズムとか。
プロトラベラーという仕事を通して、そういう活動を持って帰ってこれるぐらい影響力のある人間になりたいなって思っています。
GENIC WEB編集部:
ではプロトラベラーとして、今後どのように旅行の素晴らしさを伝えていきたいですか?
aiseri:
色んなツールを使って表現していきたいです。
旅行の素晴らしさって人によって違うと思っていて、特に年代で随分変わると思うんです。
ラグジュアリーな旅行が好きな人もいれば、1人旅が好きな人もいるし、家族旅行を優先する人もいるし、おじいちゃんとおばあちゃんの旅はまた違うだろうし。
でも、それぞれ情報収集する場所は違うし、旅行に求めるものや期待する内容も違うから、アナログでもデジタルでも、色んなやり方で、それぞれの年代に合わせて旅行の素晴らしさを伝えていきたいです。
プロトラベラーという職業を通して、ワクワクする旅行をたくさんの人に知ってもらうために、SNSへの投稿はもちろん、テレビや雑誌へ出演したり、または本を出版したり、講演なんかもやりたいです。
GENIC WEB編集部:
プロトラベラーにかける素敵な思いをお話いただき有難うございました!最後に読者の方へメッセージをお願いいたします。
aiseri:
すでにご存じの方も、今初めて私を知った方もいらっしゃると思います。
45,000件超えの応募の中から選んでいただいたことは本当にありがたいこと。その分プレッシャーはもちろんありますが、期待を裏切らないように頑張っていきます。
旅行の素晴らしさはもちろん、新しい発見、感動など、皆さんがワクワクできるようなものを発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします♡
雑誌『GENIC』の次号ではプロトラベラーaiseriをさらに詳しく!
2018年1月20日発売の雑誌『GENIC』(vol.45)では、aiseriをさらに詳しく徹底解剖します!
気になるあんなことやこんなことも聞いちゃいます!
お楽しみに♡
新プロトラベラーに就任したのは4名!
GENIC WEBでは公募により新たに就任したプロトラベラー4名に独占インタビューしています!