1. 最先端テクノロジーを活用し事前に旅を「体感」
旅行者の29%はこれから行く旅行 について、過去の旅行履歴から「コン ピューターが計画を立ててくれても構わない」と回答しています。そして、
・44%は「質問に答えてもらえる限り、 相手が本物の人間かコンピューターかは気にならない」
・48%は「VR技術で「買う前に試したい」
・58%は「目的地や旅先でのアクティ ビティーについて自分に合った提案があると、 旅行を予約する気になる」
とそれぞれ回答。
2018年は、テクノロジーのさらなる進化によって旅行計画の手間や悩みが軽減されるかも…!?
2. バケットリストを叶える旅
旅行者の44%が、死ぬまでに行きたい旅先リスト(バケットリスト)を持っていて、リストを持っている人の68%が来年、1つ以上の目的地を訪れたいと考えています。そして、
・27%は「世界的に有名なテーマパークに行きたい」
・23%は「世界七不思議と呼ばれる場所に行く」
・58%は「旅先の名物料理を試したい」
という結果になりました。
「モノ」よりも「体験」を求める人が増える中、より記憶に残るような、すばらしい旅行に行きたいという欲求も高まっています。欲しいものがすぐに手に入るという最新テクノロジーの恩恵を受けている反面、待つということに対する耐性が下がってきた人が増え、2018年こそ夢を叶える年にすると予想できます!
3. 思い出を巡る旅
行ったことのない場所へ行きたい人もいれば、子供のころの思い出を辿りたいという人もいます。
・47%は「毎日ソーシャル・メディアに投稿しようと思っている」
・18~34歳の45%は「家族で行った旅先を 積極的に思い出したいと思っている」
・21%は「子供の時に体験した休暇を2018年の旅先として考えている」
2018年は、友達や知人の思い出深い場所の写真を目にする機会が増えるかもしれませんね◎
4. SNSや、ポップ・カルチャー巡礼旅
世界のどこにでも行けるようになり、SNSなど情報源が多様になった今、人々は様々なメディアを通して旅行に関する情報を探しています。最新トレンドやエンターテインメント、食、歴史など、自分の趣味や好みに沿った旅先を探す人が増え、2018年にはテレビ番組、映画、スポーツ、SNSなどが持つ影響力がさらに増すと予想されます。
・31%は「映画やテレビのロケ地」からヒントを得ている」
・29%は「YouTubeやブログからヒントを得ている」
・18%は「スポーツ・イベントを目的にする旅がしたいと感じている」
ワールドカップ観戦のためにロシア行きを検討している人も多くいるのではないでしょうか。
5. 美と健康の旅
美と健康促進のための休暇を計画している 旅行者の数は、5%(2017年)か ら9%(2018年)に増加しています。
・33%は「2018年にウォーキ ング/ハイキングの旅をしたい」
・41%は「旅先では物質的なものよりも経験を優先させる」
・36%は「旅行は自分と向き合い、より良い生活スタイルを選ぶようになるための時間」
と回答。ほかにも2018年に注目を集めているのが以下の旅です。
・ウォーキングまたはハイキングの旅(33%)
・スパやトリートメントの旅(25%)
・サイクリングの旅(16%)
・ウォータースポーツの旅(15%)
・デトックスの旅(12%)
・ヨガの旅(9%)
6. コスパ重視旅
多くの旅行者にとってコストパフォーマンスは重要な要素です。
・53%は「2018年はもっと自立した旅を希望」
・20%は「2018年は もっと旅行アプリを使う」
・19%は「2018年の休暇先でのア クティビティ-はスマホで簡単に決める」
と回答しています。
旅行計画中または実際の旅行中に考えるのが以下のことがらです。
・景気(38%)
・為替レート(26%)
・免税を最大限に活用(18%)
・海外の方が安いから買物(16%)
7. 友達と思い出づくり旅
2018年の旅行計画における同伴者について調査した結果、もっとも伸びが見られたのが「友達との旅行」でした。
・22%は「2018年は友達とグループで行く旅行を計画 (2017年は21%)」
・29%は「友達と一緒に旅行することで、 自分1人では泊まれないような宿泊先に泊まれる」
と回答。
これは旅行目的の「モノ」から「体験」へのシフトと考えられ、仲の良い友達と楽しい思い出が作りたいという人が増えているようです。
8. バケーションレンタル旅
そして最後に2018年は、バケーションレンタル(民泊を含む、長期滞在型宿泊施設)の年にもなりそうです。
・8%は「ホテ ルよりコンドミニアムや貸別荘での宿泊を希望」
・12%は「自宅を宿泊予約サイトに掲載することを考えたい」
と回答しています。
旅行者による宿泊施設のオーナーへの期待度は割りと高く、26%が「オーナーに対し、名物料理や観光スポットなどの地元の情報の提供を期待する」と回答。一方、オーナーには必要な時に近くにいてほしいものの、12%は「オーナーと一切話したくない」と答えており、オーナーはゲストとの適正距離を測ることが求められていることが分かりました。
ブッキング・ドットコムについて
1996年にアムステルダムにて設立されたブッキング・ドットコムは、オランダの小さなスタートアップ企業から、世界最大のオンライン宿泊予約サイトに成長しました。 現在、世界70カ国・204のオフィスを設け、15,000人以上の従業員が所属しています。世界中人々に世界を体験していただくことを使命とし、気軽な旅を実現できるよう、最新の技術を取り入れています。
ニュースの出典元:ブッキング・ドットコム