フード撮影、まずチャレンジしたいのは真上からの構図
フード写真の定番、真上からのショット。
センスのいい写真には、しっかりと計算されたテクニックがあります。
アイテムの形を意識して規則正しく並べる
ランチョンマットに、お皿、そしてタルト。
フード写真や置き画のような真上からの写真は、形が似たものを揃えるようにするとバランスが取りやすくなります。
花や木の実を等間隔に並べ、あえて端をカットした構図。今すぐ真似できる、ビギナーさんにおすすめのテクニックです。
ERIKO's COMMENT
フードの特徴や全体の盛り付けを考えて、配置を工夫してみました。他には、室内の照明がオレンジっぽかったので、全体の色みが白っぽくなるようにカメラの設定で青みに寄せて撮影しました。
被写体のバランスはもちろん、ピントが綺麗に合っていることが何より大事。
PENのような画質のいいカメラで撮れば、ケーキのふわふわしたクリームや、木の実の質感までしっかり伝わります!
体の一部を入れて足まで写して“まさに今、食べている感じ”
よっぴー's COMMENT
フードが全体的に地味色にならないよう、グリーンの入ったものや飲み物も意識します。フードに寄るのもいいですが、全体が見えるように少し上の方から撮って、“まさに今、食べている感じ”を撮るとオシャレに撮れますよ。服やアクセサリーを写り込ませるのもポイントです。
真上からの撮影はモニターを動かせば影が入らず楽に撮れる
真上からの構図は、自分の影が入りやすくなります。また、テーブルの高さによっては画面が覗けなくて…なんてことがよくあります。
PENはモニターがチルト式だから、アングル調整が可能。画面を好きな角度に起こせるので、無理な体勢をとらなくても楽に撮影でき、覆いかぶさる自分の影が写り込むことも避けられます。
写真に奥行きを出すとシチュエーションが伝わる
人気のアイス写真は背景を意識して玄人っぽい写真に
アイスの写真を撮る時に、アイスそのものばかりに気を取られていませんか?
“オシャレなアイス写真”は、アイスそのものの派手さが重要なのではなく、画面に収まる全体の雰囲気が大切です。
aiai's COMMENT
お店のオシャレな雰囲気が伝わるよう、背景として入れるために横から撮ります。マグカップのロゴと背景が喧嘩してしまわないよう、シンプルな壁とちょっとしたディスプレイのバランスを意識することも心がけました。
単焦点レンズを使うのもGOOD!
aiai's COMMENT
手軽に美しい背景ボケが楽しめる単焦点レンズM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を使用しました。
背景が一層よくボケて雰囲気のいい写真に。フードを横から撮る時は手前の被写体にピントがバチッと合うことが重要なので、まさに持ってこいなレンズです。
奥行きを出すだけでグッと美味しそうな写真にチェンジ
素人が撮ると中々伝わりずらい、「美味しそう」な感じ。
立体感を出すことを意識すれば、美味しそうな写真がグッと身近なものになります。立体感を出すコツはとっても簡単。
yuco's COMMENT
真上!ではなく、ほんの少しだけ斜めから角度をつけて撮ることによって、ソーセージやお肉にわずかに影がつき、立体感が出て美味しそうに写ります。
PENは写りが鮮やかなので、本当に美味しそうに撮れます! フードを撮る時は写真を見ている人にもシーンを感じてもらえるように心がけています。その為にはフード単体だけではなく、メインの被写体に関連した小物を使うのがポイント。 キャンプご飯の写真は食器が落ち着いたカラーなので、敷物に柄を持ってきてテーブルの上が華やかに見えるようにしました。
単焦点レンズを使うのもGOOD!
yuco's COMMENT
綺麗な背景ボケを撮るには、やっぱり単焦点レンズ。一番美味しそうに見せたいお肉にピントを合わせました。周辺をぼかすことでフードの中の1番のおすすめを伝えやすくなります。
オシャレな写真の撮り方を、達人たちがアドバイス
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