目次
プロフィール

鷹野隆大
写真家 1963年福井県生まれ。セクシュアリティをテーマに1994年より作家活動を開始。2006年、写真集『IN MY ROOM』で第31 回木村伊兵衛写真賞を受賞。毎日欠かさず撮ることを自らに課したプロジェクト〈毎日写真〉を1998年に開始し、その中から日本特有の無秩序な都市空間の写真を集めた『カスババ』を2011年に発表。その後、東日本大震災を機に影をテーマに様々な作品制作に取り組んでいる。2021年、個展「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」(国立国際美術館、大阪)を開催。2022年、第72回芸術選奨文部科学大臣賞受賞(美術部門)、第38 回写真の町東川賞国内作家賞受賞。
ステートメント
「カスババ」とはわたしの造語で、滓(カス)のような場所(バ)の複数形である。
この国に暮らしていると、どうしようもなく退屈で取り留めのない場所によく出会う。かつてはそんな場所に出会うたびに、なるべく見ないようにしたものだった。しかしあるときから、そんな場所こそが自分のもっとも身近な場所であり、自分の思考を育んできたものではないかと考えるようになった。
本展示のみどころと展示作品の一部
展覧会タイトル「カスババ ーこの日常を生きのびるために—」に込めた想い

鷹野は、1998年から毎日欠かさず写真を撮ることを自身に課し、現在進行形で膨大な数の写真を生みだしています。本展では、その中からセクシュアリティ、日常、影といった主題を軸に、これまでの未発表作品を多数紹介。日常の光景のありのままを、むき出しのイメージとして見る者へ提示します。決して美しいものばかりではない、私たち自身が生きる今を肯定し、再発見していく展覧会です。

鷹野の多彩な表現方法を用いた作品と、建築家 西澤徹夫による展示構成

鷹野が提示した「都市空間」をキーワードに西澤が空間を構成し、それと並行して鷹野も作品構成を更に変化させてくという、複層的なプロセスを幾度となく重ねていきました。印画紙に直接焼き付けるフォトグラムの技法や、古典技法を用いた作品、映像や、インスタレーションといったさまざまな手法を用いた鷹野の作品が、動的な表現へと昇華します。都市になぞらえ、整然と整備された公園や、煩雑な路地裏、相矛盾する要素を取り入れた空間を自由に回遊し、鷹野の世界観を体感できる展示になります。


引用は全て、東京都写真美術館 プレスリリースより
鷹野隆大「カスババ ―この日常を生きのびるために―」情報
開催日時
2025年2日27日(木)〜2025年6月8日(日)10:00~18:00
※木、金曜日は20:00まで
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日、2025年5月7日(水)
※2025年5月5日(月・祝)は開館
観覧料
個人
大人 700円
学生 560円
中高生・65歳以上 350円
団体(20名以上)、東京都写真美術館の映画鑑賞券提示者
大人 560円
学生 440円
中高生・65歳以上 280円
小学生以下、都内在住・在学の中学生 無料
障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで) 無料
※オンラインで日時指定チケット購入が可能
会場

東京都写真美術館
- 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
JR線「恵比寿駅」東口から徒歩で7分
東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」から徒歩で10分
関連イベント情報
作家とゲストによる対談
開催日
2025年3月15日(土)ゲスト:岡真理(現代アラブ文学研究者、早稲田大学教授)
2025年4月5日(土)ゲスト:北川一成(デザイナー、GRAPH代表取締役)
2025年5月3日(土)ゲスト:丹尾安典(雑本雑学者、早稲田大学名誉教授)
2025年5月24日(土)ゲスト:倉石信乃(詩人、批評家、明治大学教授)
時間
15:00~16:30
参加費
無料
会場
東京都写真美術館 1階ホール
定員
190名(整理番号順入場/自由席)
※当日10:00より1階総合受付にて整理券を配布
担当学芸員によるギャラリートーク
開催日時
2025年3月7日(金)14:00~
2025年4月4日(金)14:00~ 手話通訳付き
2025年5月2日(金)14:00~ 手話通訳付き
参加費
無料
集合場所
東京都写真美術館2階展示室入口
参加方法
当日有効の本展チケット、展覧会無料対象者は各種証明書等を持ち集合